働きがいのある人生

働きがいのある人生 ― 仕事が絶対面白くなる100の法則 by ブライアン・トレーシー

1944年、カナダに生まれる。カナダに本拠を置く人材養成ビジネス会社、ブライアン・トレーシー・インターナショナルの社長。

現在、世界29カ国に活動拠点を持つ。

アメリカにおける自己開発および販売心理学を基礎としたビジネス・コンサルタント業務のオーソリティー。

アメリカ、カナダの有力企業のコンサルタントとして活躍している。

また全米トップ5に数えられる有能な講演家でもあり、毎年、世界各地で合計30万人以上を前に、個人と組織の効果的な働き方について講演活動も行っているブライアン トレーシーさんの著書です。

ビジネスにおける成功にはすべて、
ある種の予測可能な法則やパターンがあることを体験した著者が、
勤勉、効率、柔軟性、組織、顧客、差別化、権力など、
100の法則をわかりやすく解説!

成功する人と失敗する人はどこが違うのか?

仕事を面白くするにはどうしたらいいのか?

よりよいポストを獲得し、
人より早く昇進・昇給して高収入を得る…
そして理想的なキャリアを歩む人がいる。

その一方で、いくつもの職をわたり歩き、
たえず懐具合に悩まされ、
熱心な仕事ぶりも会社への貢献も正当に評価してもらえないことに
不満を抱いている人がたくさんいる。

この素朴な疑問に答えたのが本書である。

25年間のライフワークをもとに、
ビジネスで成功するために必要な心構えについて、
やさしい言葉でまとめている…

目次

第1章 人生
第2章 成功
第3章 ビジネス
第4章 リーダーシップ
第5章 お金
第6章 販売
第7章 交渉
第8章 時間

book1012

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MEMO

—————————————— 人生

◆心理的等価物の法則

不幸だと思っている人は、不幸に見える。

現在の状況は、
すべて私たちの内面を写しだしたものだ。

私たちが経験する出来事はすべて、
心の中にある何らかの考えや感情の表れである。

したがって、何かを変えたり改善したければ、
まず自分の考え方を変える必要がある。

この内面と外面の一致を
「心理的等価物」という。

人生の最大の課題は、
外の世界で実現したい事の心理的な等価物を、
心の中でつくり上げることである。

つまり、どんな目標も、
まず自分の心の内で実現しないかぎり、
達成することはできない。

この世で自由に操れることができるのは
自分自身の考え方である。

考え方を自由に変えることができれば、
どんなことでも自由に望み通りに操れる。

そして自分の力で運命を決定できる。

◆引き寄せの法則

どんな状況でも、
人間はまるで磁石のように
自分の考え方に合うものを引き寄せる。

「類は友を呼ぶ」、
「同気相求める」、
「望めば必ず実現する」

などの諺は、
どれも「引き寄せの法則」を言い換えたものである。

◆期待の法則

悪い予感は、必ず当たる。

よいことが起こると信じていれば、
たいてい本当によいことが起き、
悪いことが起こりそうだと思っていると、
本当にその通りになってしまう。

私たちが心に抱く期待は、
よくも悪くも、
他人や物事に大きな力を及ぼすので要注意!

◆思い込みの法則

人は、悪い方への思い込みは得意である。

思い込み(先入観)は、
事実の基づく場合もあれば、
単なる空想の場合もある。

人は、自分が信じるものと矛盾する情報は受け入れようとしない。

そして、最も厄介なのは、
自分自身に限界を作ってしまう思い込みである。

◆4つの基本原則

「原因と結果の法則」から直接導き出される
4つの基本原則がある。

  1. 思い込み
  2. 予測
  3. 誘引(引き寄せ)
  4. 心理的等価

これらの基本原則は、
人生における成功と業績、
幸福と不幸、
繁栄と貧困のほとんどを説明してくれる。

◆原因と結果の法則

例外なく出来事には理由があり、
結果には原因が存在する。

目標の達成、富、幸福、繁栄、
仕事上の成功などは、
直接・間接を問わず、
すべて原因となる行為から生じる結果である。

言い換えれば、
自分の望む結果や状況がはっきりとわかっていれば、
ほぼ間違いなくそれを達成することができる。

—————————————— 成功

◆忍耐の法則

あきらめるまでは、誰も敗者にはならない。

粘り強くなければ、
どんな成功も望めない。

誰よりも長く粘り抜くことができるなら、
それはあなたにとって最も重要な財産であり資質である。

◆柔軟性の法則

仕事がはかどらずイライラしているときは、
間違ったことをしている可能性が高い。

失敗の原因を調べると、
何の疑問を抱かずに誤った前提を信じこんでいる場合が多い。

物事が期待通りに進まないときは、
まず自分の考え方を疑ってみる必要がある。

失敗や挫折や行き詰まりに遭遇したときは、
たいてい基本的な前提に何らかの誤りがある。

事業を起こしたものの倒産するケースが後を絶たない。

これは自分が作り出した商品が十分売れると確信したからである。

自分がその商品を販売するというだけで、
消費者が従来の商品から自社の商品に乗り換えると思ったからだ。

他社に勝てる才能と手腕が自分にはあると勝手に思い込む人が実に多い。

◆創造力の法則

人類の進歩は、
すべて一人の人間の頭の中から始まった。

マインドストーミングを活用して、
問題解決や目標達成のためのアイデアを生み出す。

◆決断の法則

決断力のある人は、
自ら下した決断を正しい方向へと導くことができる。

◆効率の法則

やなねばならないことをすべてやる時間は絶対にない。

こなしきれないほどの仕事に挑戦し、
がむしゃらに頑張って初めて、
自分がどれだけ頑張れるかを理解する。

自分の真の実力は、
限界まで挑戦して初めて把握できる。

◆準備の法則

仕事ができる人ほど、
入念な準備を怠らない。

しっかりした計画がなければ、
ほぼ間違いなく失敗する。

◆もうひと頑張りの法則

報酬以上の仕事を続けていれば、
やがていま以上の報酬を得ることができる。

◆勤勉の法則

企業幹部やオーナーの平均労働時間は、
週58時間である。

◆貢献の法則

他人に貢献した分だけ報酬が与えられる。

私たちは、「労働の対価」として、
会社から報酬を得ている。

受け取る報酬は、貢献度によって決まる。

◆見返りの法則

種をまかなければ、何の収穫もない。

今日の結果を見れば、
過去にどんな種をまいたかがわかる。

将来、より大きな成果やこれまでとは異なる結果を望むなら、
いまのうちに何か新しいことを始めたり、
これまで以上の力を発揮しなければならない。

報いのない日々にたゆまぬ努力を続ければ、
やがて手にする見返りがその分大きくなる。

「見返りの法則」は人間のあらゆる活動に当てはまる。

◆方向性の法則

成功する人は公私のすべてにおいて、
明確な目的と方向性を持っている。

明確な目標を持ち、
気持ちが集中できていれば、
物事の優先順位も時間の使い方もおのずと見えてくる。

重要な仕事に時間を注ぎ込むほど、
大きな成果があがり、
さらなる目標達成のコツもつかめる。

次々に目標を達成するうちに自信が生まれ、
さらに新しい目標を達成したくなる。

◆責任の法則

他人に頼らない人ほど、
周囲が援助を差し伸べてくれる。

個人の自由が認められている社会では、
すべてにおいて個人の責任が問われる。

そうでなければ社会が成り立たないからだ。

私たちはみな、自分の行動の結果に責任を持たなければならない。

何かをするにしても、しないにしても、
常に責任は自分自身にある。

責任を負う覚悟がなければ、
自由も幸福も手に入らない。

どんなことでも成功したいなら、
それ相応の責任を負わなければならない。

◆偶然の法則

仕事がうまくいかない人にとって、
これほど助かる「言い訳」はない。

意図的に失敗しようとする人はいない。

誰もあらかじめ腹立たしい人生を送ろうと決めているわけではない。

しかし、自分の願望をはっきりと描けない人は、
無意識のうちに「偶然の法則」に支配されて生きることになる。

そうなると、身に降りかかることすべてが、
自分にはどうしようもない突発的な出来事のように思える。

「偶然の法則」に支配されている人は、
「役所が相手だからしかたがない」、
「大切なのは確かな情報ではなく人脈だ」、
「ちょうどいい場所にちょうどいいタイミングで居合わせた人だけが成功する」
などと考える。

こうしたことを口にする人は、
「偶然の法則」に支配されている。

◆支配の法則

思い通りに生きていると実感できる人は、
自分に対する満足感が高い。

心理学では、
自分の人生に対する支配力の所在を
「支配の中枢」と呼ぶ。

人生を左右する決定を自分で下していると思うなら、
あなたは自分の内に「支配の中枢」を持っていることになる。

反対に自分の行動が上司、各種支払、健康状態などに左右されていると感じるなら、
あなたは自分の外に「支配の中枢」を持っていることになる。

この「支配の中枢」を自分の中に持っているかどうかが、
幸福と健康を左右する重要なカギとなる。

自分の中に「支配の中枢」を持っている人は、
ストレスが小さく、実力を発揮しやすい性格の持ち主だ。

逆に自分の外に「支配の中枢」がある人
(自分の行動は他人や外かららの圧力に支配されていると感じる)は、
ストレスが大きく、持てる力を十分に発揮できない。

人は自分の力で人生を動かしていると感じるときに、
最高の力を発揮する。

◆成功とは…

「いまあるものに満足できる状態」を指す。

必ずしも財産や業績とは関係ない。

現状の暮らしに心から満足し、
不満も不足もなければ、
あなたは成功を手中に収めている。

一方、目標の達成は成功とは違う。

達成とは「望むものを手に入れること」である。

したがって、目標や目的を定め、
行動計画を立て、
実行しなければならない。

困難や障害を克服してはじめて、
目標を達成することができる。

成功も目標達成も、
何を実現したいのかを、
具体的に決めなければならない。

やる気を起こすには「動機」が必要だ。

真の動機がはっきりしているほど、
短期間でたくさんの目標を達成できる。

人間の行動はすべて何らかの形で
生活を向上させるためにある。

どんな行動もみな、
目に見えるかどうかは別にして、
何らかの目的によって導かれている。

すべての行動には目的がある。

言い換えれば、
何らかの目的に向かって進んでいる。

そして個々の行動には、
より幸せになりたいという願望が込められている。

願望を実現するには、
それが実現したときの状態を、
頭の中で明確に思い描く。

設計図がなければ家は建たない。

これと同様に、
目標をはっきりと定め、
それを達成するための
行動計画書を作らなければならない。

—————————————— ビジネス

◆高品質の法則

市場は並の働きには並の利益を、
平均以下の働きには平均以下の利益をもたらす。

◆集中の法則

特定の市場を独占し、
その分野で最高の製品を提供することが最大の収益につながる。

トヨタは価格を低く抑えれば、
レクサスを購入する客層が増えることを理解していた。

5万ドルから7万5000ドルの自動車を購入できる消費者が相手では
BMWとベンツにかなわない。

そこでトヨタはジャガーより価格を低く設定し、
アメリカ製の最高高級車と同レベルの価格で売り出した。

そしてこの戦略が驚くほど成功した。

◆細分化の法則

魚は魚のいるところで釣れ。

食品を売るなら、お腹をすかせた人に売る。

時間管理の方法を売るなら、時間に追われている人、
時間管理を最も必要としている人に売る。

企業にとって最高の市場は、
自社製品を必要としている消費者がすでに存在することである。

◆差別化の法則

どの企業も、商品の特徴を25文字以内で簡潔に説明できなくてはならない。

例をあげると…

  • フォード: ”Quality Is Job One” (品質第一)
  • BMW: “The Ultimate Driving Machine” (究極の自動車
  • コカ・コーラ: “The Real Thing” (本物)
  • IBM: “Quality and Customer Service” (品質と顧客サービス)

とうたっている。

◆特化の法則

特定分野への特化を怠り、
適切なコスト効率と顧客を維持できない企業は、
いずれ姿を消す。

ターゲットとする購買層とその用途を具体的に
はっきりと定めているだろうか。

万人向けの万能商品は、結局誰にとっても値打ちがない。

明確な使い道のない製品は、
いずれ消費者から見放される。

◆成功要因の法則

たいしたことはないと思っている欠点が、
結局はあなたの足を引っ張っている。

◆イノベーションの法則

品質、価格、仕様、サービス、時間…常にどこかに突破口がある。

イノベーションは主に「予期せぬ成功」と「予期せぬ失敗」から生じる。

どちらの場合も、何が起こったのか慎重に分析し、
突破口が開けたかどうか見極めなければならない。

◆品質の法則

顧客は常に最低限の価格で最高の品質を求める。

消費者は利口である。

何を買うにしても、多くの希望を叶えようとする。

できるかぎり安い価格で少しでも質の良い商品を手に入れようとする。

この貪欲な姿勢に答えることができる企業でなければ勝ち残れない。

◆顧客の法則

顧客は常に最低限の価格で、
最高の商品をできるかぎり多く手に入れようとする。

消費者は商品を選ぶときは必ずお金の計算をする。

最低限の出費で最大限の買い物をしようとする。

出来る限り早く、しかも最も安い価格で、
最も手軽に望むものを手に入れたいと考える。

それをうまく叶えてくれそうな相手なら
誰からでも購入する。

しかもお客さまは神様である。

◆顧客満足の法則

顧客が間違っている、
と思っているあなたが間違っている。

顧客満足は人と人との交流からしか生まれない。

商品や文書で顧客を満足させることはできない。

人間は感情的な動物であるから、
人とのかかわり合いの中からしか満足感は生まれない。

社員の顧客に対する態度は、
上司の社員に対する態度を反映している場合が多い。

店なりレストランなりで手厚いサービスを受けたなら、
その店には社員を大切にする、
すぐれた上司が存在すると思って間違いない。

どんな理由にせよ、
上司からぞんざいな扱いを受けたなら、
その社員(店員)は自分をぞんざいに扱う上司に対する不満を
顧客にぶつけているのである。

◆組織の法則

従業員の増加が顧客の増加につながるかぎり、
会社は拡大しつづける。

◆目的の法則

利益を見れば、目的がどれほど達成できたかがわかる。

ビジネスの第一の目的は顧客の獲得である。

売上や利益率は、
会社や社員がこの目的をどれだけ達成したかを測る手段であり、
その結果である。

—————————————— リーダーシップ

◆先見の法則

未来のことを予測できなければならない。

なぜなら、私たちは未来に今後の人生を費やすからだ。

◆自立の法則

自分が好きな仕事に打ち込んでいれば、
他人のせいにはしない。

◆立ち直りの法則

重要なのは、どこまで落ちたかではなく、
そこからどれだけ高く飛び上がれるかだ!

◆共感の法則

恐怖や脅かしで真の信頼関係は、絶対に築けない。

◆楽観主義の法則

楽天家は、「問題指向型」ではなく「解決指向型」である。

◆権力の法則

組織には、仕事ができないのに、
高い地位に就いている人が必ず存在する。

◆現実主義の法則

事実は嘘をつかない。

◆勇気の法則

大成功した商品やビジネスは、
どれもかつて誰かが危険を冒した結果である。

早く成功したいなら、失敗を2倍の速度で経験することだ。

成功は失敗の向こう側にある。

◆誠実の法則

金も権力もない人と接するときの態度で、
その人が大物かどうかを見分けることができる。

—————————————— お金

◆加速の法則

成功の80%は、最後の20%の時間で達成される。

時間をお金を8割注ぎ込んだ時点でも、
まだわずか20%分の成功しか実現していない。

残りの80%は、最後の20%分の時間とお金を注ぎ込んだところで実現する。

◆磁力の法則

蓄えが増えるほど、収入が多くなる。

◆積み重ねの法則

10%は困難でも、1%ずつなら何でもできる。

◆複利の法則

「72の原理」を使えば、
あらゆる金利に対して資金が2倍になるまでの期間を計算できる。

たとえば、金利が8%で資金を運用しいるとき、
72を8で割ると応えは9年になる。

つまり、9年で資金が2倍になる。

◆投資の法則

お金で簡単なのは、失うことだけである。

◆三脚の法則

経済的自立を椅子にたとえるなら、
貯蓄、保険、投資という3つの脚がある。

◆パーキンソンの法則

出費は収入に合わせて上昇する。

◆貯蓄の法則

収入の10%以上を一生貯蓄しつづければ、
経済的な不安から解放される。

◆長期的展望の法則

社会的にも経済的にも地位が高い人ほど、
将来的に利益を生む決定を、いま下している。

成功する人としない人との違いは、
人がやりたらないことをするかどうかである。

成功しない人がやりたがらないこととは、
早起き、きつい仕事、残業…

◆資本の法則

お金と時間には、「使う」か「投資」するかの2つの選択肢がある。

あなたの現在の給料は、
現時点でのあなたのお金を稼ぐ実力が反映されている。

◆交換の法則

報酬とは、基本的にはその人の労働に対する市場の評価である。

◆豊かさの法則

お金持ちになろうという意思が、人を金持ちにする。

貧しいのはお金持ちになろうとする意思がないからだ。

◆お金

幸福を妨げるさまざまな感情の中で、
最も厄介なものが金銭的な悩みである。

金銭的な悩みとは、常に少なすぎて生活が苦しいと感じるところにある。

資産作りの一歩は、自分には必要なだけのお金を獲得する才能があると信じることである。

自分には経済的に成功するチャンスが無限に秘められていると考える。

—————————————— 販売

◆ひねくれた購買意欲の法則

買い物が好きな人は多いが、
売りつけられるのが好きな人は誰もいない。

◆視点の法則

自分のために働いてくれていると顧客が思えば、
いずれ同業者の中で上位1割の収入を獲得できる。

◆人間関係の法則

顧客は商品を買うのではなく、それを売る人を「買う」

◆信頼の法則

すぐれた営業マンは、
自分が話す時間の2倍をかけて相手の話しを聞く。

トップクラスの営業マンは、
商談時間の70%以上は相手の話しを聞く。

自分が話すのは30%以下だ。

人には耳が二つと口が一つあるが、
セールスでもまさにこの割合を実践すべきである。

優秀な営業マンはとびきり聞き上手である。

聞き上手で顧客を逃がした人はいない。

◆リスクの法則

気にしなくていいことなど、何ひとつない。
あらゆる言動がプラスかマイナスのどちらかに作用する。

セールスにおいて、
リスクの低さをどれだけアピールできるか、
その度合に応じて売上が決まる。

数多い営業マンの中で、
あなたから買うのが最も安全でリスクが低いと納得してからでないと、
相手は商品を買わない。

この商品なら間違いないと納得させることが何より大切である。

◆安心の法則

人間が持つ最も強い衝動は、生存本能である。

消費者は何らかの安心を求めて商品を購入する場合が多い。

この気持に訴えかけることで、
価格や購入時期など、あらゆる問題点を克服することができる。

人間は自分の生命だけでなく、
愛する人の生命と幸福も守りたいと願うものだ。

本人や家族の生命を守るための商品であることを相手に納得してもらえば、
買いたいという気持ちを起こさせることができる。

◆説得の法則

セールスとは、お金を持っているより
商品を買った方が得だと、相手に納得させることである。

◆問題の法則

差し迫った問題やニーズを抱えている相手ほど、
価格にはこだわらない。

どうしても必要であったりほしいと思う商品ならば、
消費者はたいてい価格に関係なく購入を決める。

これを買えば絶対に役立つと思ったら、
価格に対する不安が吹っ飛んでしまう。

そこでセールスの際にぜひ心がけたいのが、
その商品を買った後の満足感や便利さを相手に思い描かせて、
価格を忘れるくらいまで期待を膨らませることである。

消費者は、営業マンにもその商品にも感心がないものだ。

頭の中にあるのは自分自身と自分が抱えている問題である。

消費者が買うのは商品ではなく、問題の解決手段である。

◆ニーズの法則

新たなニーズを作るのではなく、
既存のニーズに応えることが、セールスの秘訣である。

モノを買うという行為はすべて、
問題の解決や目標を達成するためである。

売り手は、買い手になったつもりで、
その人の目線で商品を見る習慣を身につけなければならない。

いったい商品が、買い手の目標達成や問題解決にどのように役立つのか。

この点を正しく理解してから売り込まなければならない。

営業マンの仕事は、
すでに存在するニーズを掘り起こすことである。

顧客が考えてもいないニーズを決して押しつけてはいけない。

◆決意の法則

どこまで出世するかは、
どこまで出世したいかで決まる。

1日の目標収入を8時間で割って、
1時間当たりの目標収入を計算する。

答えがでたら、
その瞬間から目標の達成に役立つことだけを行う。

収入につながらないことは絶対しないこと。

たとえば、年収1000万円が目標なら、
250で割ると1日当たりの目標額が4万円となる。

これを8時間で割ると、1時間当たりの目標額は
5000円であることがわかる。

これが目標とする時給である。

毎時間5000円ずつ稼いで、1日8時間、
1年に250日間働くと、目標の年収1000万円が達成できる。

◆販売の法則

セールスの8割は、
5度目の交渉、あるいは購入を5回促した後で決まる。

優秀な営業マンは何も特別なことをしているわけではない。

トップクラスの営業マンが並の営業マンと違うのは、
お客と接する回数と説得する回数だけだ。

トップクラスに仲間入りしたければ、
できるかぎり顧客に会い、
もっと頻繁に購入を勧めることだ。

◆上手な売り方を身につける

私たちはみな、
誰かに何かを売って生計を立てている。

誰もが歩合給で働いているようなものだ。

自分自身や、アイディアや、品物やサービスを売って、
有形無形の報酬を得る。

問題は売るか売らないかではなく、
上手な売り方を身につけることである。

セールスには、商品、販売員、消費者という
3つの要素が欠かせない。

そして、
これらの3要素がうまくかみ合ったときに売買が成立する。

—————————————— 交渉

◆撤退の法則

交渉の達人は、実に巧妙に商談を中止する。

◆相互主義の法則

こちらが譲歩する場合は、
必ず相手から同等かそれ以上の譲歩を取り付ける。

◆願望の法則

商談の成立をより強く望んでいる側が、
不利な立場で交渉に望むことになる。

◆力関係の法則

本物であれ見せかけであれ、
大きな力を持つ方が有利な条件で取引を成立させる。

◆立場の法則

相手の立場になって考えると、自分の強みと弱点がよくわかる。

◆権限の法則

決定権のある相手でなければ、
交渉する意味がない。

商談に入る前に、
相手が権限を持った人物かどうか確認すること。

決定権を持たない相手と交渉するときは、
自分も最終的な決定はできないという立場をとる。

◆支払い条件の法則

自分が決めた条件なら、
ほぼどんな価格でも取引できる。

◆タイミングの法則

どんな商品を売買するにも
「早すぎる」時期と「遅すぎる」時期がある。

◆4つの要点の法則

どんな交渉でも、要点は4つに絞られる。

新車の購入を例にすると…
新車の価格、下取り価格、車体の色、付属品の4つだ。

保証とアフターサービスも重要だが、
第一のポイントではない。

どんな商談でも、
4つの要点の中に最重要課題が一つあり、
あとの3つは二次的な課題となる。

◆交渉に関する普遍的法則

価格は常に、相手に支払ってもらえそうな金額の最高値に設定される。

—————————————— 時間

◆いますぐ始める!

いま持っているものを使ってできることを、
現在の場所で始める。

まずは今日のうちに、
人生最大の目標をはっきりと決める。

数年後に実現させたいことを紙に書く。

明確な目標が決まったら、
実現に向けて具体的な計画を紙に書く。

計画を立て、個々の行動に締め切りを設定する。

あとは行動あるのみ!

◆専念の法則

最も重要な仕事が、
ほかのどんなことよりも生産性の向上につながる。

◆リアルタイムの法則

誰かに仕事を任せたいときは、
忙しい人に頼むのが一番である。

◆てこの法則

「他人の金」「他人の知恵」「他人の労力」が、
生産性を劇的に変える。

◆順序の法則

現在の状況は、これまであなたが判断した優先順位の結果である。

◆財産の法則

現在の収入には、いまのあなたのお金を稼ぐ実力が、
正確に反映されている。

個人が持ちうる最大の財産は、
おそらくお金を稼ぐ力である。

21世紀のキーワードは、
「知識」と「技術」だ。

お金を稼ぐ技能も、知識と技術から成り立っている。

あなたの業界が急速に変化を遂げているなら、
あなたの知識と技術はすでに時代遅れになりつつある。

時代の先端を走りたいなら、
知識と技術を常に刷新し続ける必要がある。

◆中止の法則

終わりは始まり。

これまでやってきた仕事の中で、
時間を減らしたり、人に任せたり、完全にやめたりできることがないか?

絶えず自問する。

新しいことを始めたいなら、
古いことの中から何かをやめなければならない。

◆優先順位の法則

あらゆる活動の中の2割で、全体の8割の価値を生み出している。

何をするのが最も効果的な時間の使い方か?

この問いを繰り返し自問する。

答えが決まれば、その仕事に集中する。

◆明快な目標の法則

目標と計画を紙に書き、行動している人は、
成人の3%にも満たない。

目標を達成するための7段階のプロセス。

  1. 人生のさまざまな場面で、自分が真に望むものを正確に把握する。
  2. 答えが決まったら、明快な言葉で詳しく書く。
  3. 目標達成の期限を決める。大きな目標は何段階に分けて期限を設け、順番に書く。
  4. 目標の達成に向けて行動リストを作る。
  5. リストができたら、重要度と時間的な流れを検討し、行動計画を作る。
  6. 行動計画ができたら見直して、最も重要なものからいますぐとりかかる。
  7. 目標の達成に向けて毎日必ず何らかの努力をする。勢いを大切にする。

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