成功と幸せのための4つのエネルギー管理術

成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス by ジム レーヤー, トニー シュワルツ

レーヤー,ジム

スポーツ心理学の権威。
メンタル・タフネスのトレーニングシステムを開発・実践し、マルチナ・ナブラチロワ、モニカ・セレス、マーク・オメーラ、ダン・ジャンセンら一流のアスリートの指導にあたる。
その理論はビジネスの分野にも応用され、メリルリンチ、IBM、エスティーローダーなど一流企業から高い評価を得ている。
現在、LGE Performance Systemsの共同経営者。
「メンタル・タフネス」シリーズの著書多数…

シュワルツ,トニー

ニューヨーク・タイムズ記者、ニューズウィークのアソシエイト・エディターなどを経て、現在、LGE Performance Systemsの共同経営者。
ジム・レーヤーとともにLGEのトレーニング・プログラムを開発…

一流企業で実績をあげた
「生き方を変える」画期的
トレーニングシステムを紹介!

仕事で実績をあげ、
豊かな人間関係を築き、
幸福な家庭生活を送る!

身体・情動・頭脳・精神、
4つのエネルギーをうまく管理すれば、
あらゆる場面であなたのパフォーマンスは
飛躍的に高まる!

目次

  • 第1部 フル・エンゲージメントの力(フル・エンゲージメントとは何か/ロジャーの場合/ストレスと回復のバランスをとる/肉体のエネルギー ほか)
  • 第2部 トレーニングシステム(ステップ1―目標を定める/ステップ2―真実と向き合う/ステップ3―行動を起こす/その後のロジャー)

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MEMO

◆肉体面エネルギー管理のための10ポイント

  1.  早寝早起きをする
  2.  就寝・起床は毎日同じ時刻に
  3.  毎日5、6回に分けて少量ずつ食事をとる
  4.  朝食は必ずとる
  5.  バランスのとれた、健康的な食事をとる
  6.  単糖類は最小限に抑える
  7.  毎日1.5~2リットルの水を飲む
  8.  仕事中は90分ごとに休憩をとる
  9.  毎日運動をする
  10.  心血管系を強くするエクササイズと、筋力強化のためのエクササイズを、週に最低2回はする

◆優れたパフォーマンスを発揮するためには、
エネルギー管理が何より重要である。

人を支えているのは、
肉体、情動、頭脳、精神という4つの面のエネルギーであり、
それぞれのエネルギー状態をよくすることで人は
優れたパフォーマンスを発揮するために最適な状態となる。

◆脳を最大限に活性化させるには

頭脳は私たちの生活をとりまとめ、
必要なものに意識を集中させる役割を担っている。

頭脳のエネルギーのうち、
私たちが実力を100%発揮するのに一番関係しているのは
「現実的な楽観主義」である。

これは「現実を直視する」面と「常にポジティブに目標に向かって取り組む」面という
相反するベクトルを内包した考えである。

頭脳のエネルギー状態を最適にもっていくために大切なのは、
「頭脳の準備」「視覚化」「自分に対する前向きな語りかけ」「効果的な時間管理」「創造性」といった、頭脳の「筋肉」の働きにある。

頭のチャンネルを切り換えると、脳の異なる部分が活性化され、創造性が高まる。

体を動かすと認識能力が刺激される。

頭脳の容量を最大にするには、
頭脳のエネルギー消費と回復のバランスをとることである。

最大限の実力を発揮するために必要な頭脳の「筋肉」が足りないときは、
自分にとって快適な範囲を超えて働かせ、
そのあとで回復をはかることによって計画的に鍛えていく必要がある。

絶えず脳を働かせていると、
加齢にともなう脳の衰えを防ぐことになる。

◆ポジティブな情動をう動かすカギとなる「筋肉」は
自信、自制心(自己管理能力)、社会的能力(他人との関係)、共感能力である。

ネガティブな情動は、人間が生き残ろうとするときに活躍するが、
非常に高くつき、パフォーマンスという点から見て非効率なエネルギー使用となる。

すぐれたリーダーシップの真髄は、
強いストレスを受けているときでもポジティブな情動を呼び起こすことのできる能力にある。

パフォーマンスを支える情報の「筋肉」をうまく動かせるかどうかは、
そうした「筋肉」を定期的に動かし、回復の機会をもつというバランスが作り出せるかどうかにかかっている。

楽しい活動、充実した活動、今の自分を肯定してくれる活動は、
すべて情動の再生・回復の原動力になる。

「忍耐力」「共感」「自信」といった情動の「筋肉」は、
上腕二頭筋や三頭筋を鍛えるのと同じ方法で鍛えることができる。

今の限界を超える重さを持ち上げ、そのあと回復の時間をとるのである。

◆持続的に運動したり負荷をかけるよりも、
インターバル・トレーニングの方がよい。

◆仮眠のすすめ!

昼食と夕食の間に、
必ず仮眠をとるべきである。

これは欠かせない。

服を脱いで、ベッドに入る。

日が高いうちに寝てしまっては時間の無駄?

そんなことを考えるのは、
想像力の乏しい人である。

寝ることによって、
失った時間以上のものを得ることができるのだから。

1日で、2日分を生きることになるのだから。

2日が大げさだとしても、
少なくとも1日半は確実だ。

日本には「朝飯前」という諺があるが…
仮眠をとればこの「朝飯前」の時間帯を1日に2度確保できる。

これを知っているか、知らないかでは人生で大きな差がつく。

◆睡眠時間と死亡率の関係について!

睡眠パターンを調査した研究から、衝撃的な結果が出ている。

死亡率が一番低かったのは、一晩に7~8時間寝ている人だった。

睡眠時間が4時間未満の人は、死亡率が2.5倍になった。

10時間以上寝ている人も、死亡率は1.5倍になった。

この結果から読み取れるのは、
回復の時間が少なすぎても、多すぎても、
死の危険性が大きく増えるということだ。

◆人間にとって最も基本となるのは、
エネルギーを消費し、回復することである。

これを「往復運動」と呼ぶ。

「往復運動」の逆は、「直線性」である。

「直線性」とは、
回復の機会を待たずにエネルギーを消費しすぎたり、
エネルギー消費を十分に行わずに回復の機会ばかり待つことを指す。

ストレスと回復のバランスをとることは、
個人にとっても、組織にとっても、
フルに実力を発揮するために不可欠なポイントである。

◆フル・エンゲージメント(※)の状態になる4つの原則

  1. フル・エンゲージメントには、4種類のエネルギー(肉体面、情動面、頭脳面、精神面)を利用することが必要になる
  2. エネルギーは使いすぎても、使わなくてもなくなってしまう。エネルギーの消費と回復のバランスをとる
  3. エネルギーの貯蔵量を増やすには、トップアスリートのようにトレーニングのなかで自分の限界を超えて頑張ることを体験する必要がある
  4. ポジティブなエネルギーの儀式は、フル・エンゲージメントとすぐれたパフォーマンスを持続させるためのカギである

最高のパフォーマンスを引き出せる状態のこと(何かに没頭できる状態のこと)。

◆すぐれたパフォーマンスを引き出すカギは
「時間」ではなく、「エネルギー」にある。

パフォーマンスの成否は、エネルギー管理の上手下手にかかっている。

◆頭を切り換えよう!

  • 時間の管理が大切➡エネルギーの管理が大切
  • ストレスは避ける方がいい➡ストレスがあってこそ成長できる
  • 人生はマラソンだ➡人生は短距離走の繰り返しだ
  • 休憩は時間の無駄だ➡休憩こそ活力のもとだ
  • 人は報酬のために働く➡人は目的のために働く
  • 大事なのは自制心だ➡大事なのは儀式だ
  • ポジティブ思考を目指せ➡フル・エンゲージメント()を目指せ

最高のパフォーマンスを引き出せる状態のこと。


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