1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法

東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法 by 中村あきら

中村 あきら
1985年生まれ。

大学卒業後、サイト制作を個人で開始。
2010年に一人暮らし専用家具販売サイトZIPANGs(ジバング).comを開設(本社:沖縄県)。

設立から1年で10培の成長を記録し、ベンチャー通信「ECを活用して成功した企業100社」を受賞する…

ゆとりのある地方生活を実現する
「年商1億円」を稼ぎ出すには?

20代で成功と倒産危機を経験した著者だからわかる、
東京以外で無理せずネットで稼ぐ秘訣…

資本20万円(1人)➡1年間売り上げなし➡
年商5億円(社員30名)➡借金7000万円(1人)➡年商3億円(2人)

ゆとりのある地方生活を実現する
「年商1億円」を稼ぎ出すには?

  1. 場所にしばられないビジネスモデルを選べ
  2. ノーリスクではじめるネットビジネス
  3. ここでしか買えない価値のつくり方
  4. 月商100万・1000万円の壁を越える戦術
  5. 5 年商1億の組織マネジメント

この本で紹介するのは、
東京以外の好きな場所で成功させる、
年商1億 円のネットビジネスの起業だ。

「地方で豊かに生きる」というのは、
野菜がおいしい、空気がキレイだ、人 が温かいといった、
心と体に優しい〝ソフト面の豊かさ〟だけではない。

東京にいるのと 変わらない、
〝経済的な豊かさ〟も手に入れること。

東京から好きな場所に移住しても、
東京クラスの年収を得るというスタイルで生きる…

目次

  1. 場所にしばられないビジネスモデルを選べ
    (副業からはじめられる、好きな場所で東京クラスの年取を得るスタイル、好きな場所で働くことを前提にするとビジネスモデルが見えてくる ほか)
  2. ノーリスクではじめるネットビジネス
    (1人で起業できるネットビジネスとは、1人で起業するなら、ネットショップを選べ ほか)
  3. ここでしか買えない価値のつくり方
    (競争しない、隙間の戦略、アクセスに効く商品選びは、市場規模と競争率で決まる ほか)
  4. 月商100万・1000万円の壁を越える戦術
    (安定した月商を維持するために必要な戦術とは、ページ数は、ユーザーの購買プロセスを網羅する ほか)
  5. 年商1億の組織マネジメント
    (組織拡充のポイント、目先の目標ではなく、壮大なビジョンを語ろう ほか)
東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法

東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法

Amazonに移動する…

MEMO

◆経営で必要なリスク分散は、人・事業・資産の3つ

  1. 人・働く場所のリスク分散
  2. 事業の分散
  3. 資産の分散

◆小さい会社なら経営者に投資する

経営者だけしかできない仕事はこの3つだと思う。

  1. ビジョンや戦略など未来を提示すること
  2. 人を選ぶこと
  3. キャッシュフローを管理すること

◆倒産の危機をどう乗り越えるか?

失敗パターンを分析してみると、
その理由は3つあると思う。

  1. 数字の管理を経営者自身ができていない
    最終的な責任者である経営者(社長)が、銀行残高の数字の推移を追えていないことが多い。これさえ押さえておけば、知らない間に資金がショートすることは起こらない。
  2. 組織の在り方に問題がある
    経営者として、社員の成長に対して力を入れる必要がある。プロフェッショナルの集まりだからといって、社員の自由行動に任せていてはいけない。
  3. リスク管理に問題がある
    経営は何が起こるかわからない。そう意識し、何が起こっても自分が主導権を握れる状態をつくっておくことが大事である。

小さな会社では、
結局資金繰り表、つまりキャッシュフローが大事になる。

キャッシュフローとは、お金の流れの管理。

銀行通帳に表れる数字の管理だ。

まず、1ヶ月の銀行通帳の入金と出金の合計を出す。

この1ヶ月の入金と出金の合計がプラスであれば、
キャッシュフローがプラスだということだ。

つまり、先月よりも今月の銀行預金残高が多いと
キャッシュフローがフラスだということだ。

これは家計における家計簿のようなものだ。

会社というものは、
簡単にいえば、赤字だろうが何だろうが、
このキャッシュフローがプラスであれば、
ずっと存続できる。

売上を上げることこそ、
経営の仕事だと思っている経営者が多いが、
それは間違っている。

経営者の仕事は、
このキャッシュフローの管理である。

これこそ、経営者しかできない仕事だ。

◆ネットショップで危険な3つの数字とは?

人は失敗から学べる。
自分を顧みても他社の失敗例を見ても、
とても興味深いことがわかる。

失敗要因は、ほとんどの会社が共通している。

逆に成功の事例は、多種多様だ。

なぜか?

経営者が自分でこれが成功要因だと語る場合に、
自分のブランディングの上で語る場合があったり、
実際には意識しないながらもそれを行っているケースが多いからだ。

しかし、失敗事例は明確だ。

それは、数字よって他人が分析できるからだ。

成功事例が、主観的で偶発的な要素が多いのに対して、
失敗事例は客観的に事実を評価できる。

ネットショップの失敗事例を調べると、
ほとんどが次の3つに集約される。

  1. 人件費のかけ過ぎ
  2. 広告費のかけ過ぎ
  3. 在庫の数字把握、管理ができていない

ほとんどがこの3つになる。

こういった失敗事例から学べることは、
これらの数字に常にアンテナを張り巡らせさえすれば
失敗することはない。

中国のアリババの創業者Jack Maは、
もし本を書くとしたら、「私が失敗した1001の失敗事例集」
を書きたいと語っているように、
ビジネスで成功するには、成功事例ではなく、
失敗事例を学ぶべきである。

◆月商100万円・1000万円規模を目指すショップがしてはいけないこと

立ち上げ段階では、
とにかく早く結果が欲しいはず。

しかし、結果ほしさに安易な道を歩いてしまうと、
長期的に見たらきつい結果になる。

立ち上げ段階で絶対にやってはいけないことをあげると…

  1. 粗利が低い商品やメーカーを選んでしまうこと
    最初は結果がほしくて、誰もが知っている有名ブランドや有名商品を選んでしまいたくなる。しかし、そういったものはほとんどが粗利が低い商品であることが多い。
  2. 在庫をもつ商品やメーカーを選んでしまうこと
    立ち上げ段階で在庫を抱えるのは危険だ。在庫を抱えるということは、どでかい大荷物をもって嵐の海に出るようなものだ。最初の冒険は、とくかく身軽さが大事だ。
  3. 多額のお金が必要な商品やネットシステムを選ぶこと
    よく、最初にお金をかけて広告やシステムを入れてしまうことがある。それは止めたほうがいい。

最初はとにかくお金をかけない方法を探してほしい。
お金は会社にとっても個人にとっても、
ショップにとっても血液だ。

血液が少なくなってしまうと、力を維持するのは難しい。

だから最初は、ネットシステムも無料のものを選ぶ、
情報も極力無料で探す方法を見つける。

SEOも自分でできることだけやる。
広告も絶対に使わない。

それでも売れるものしか、未来はないのだ。

お金をかけないと売れないというものなら、
選ばないこと。

◆優先順位をつけたキーワードを広告をかけずにSEOをする

優先順位を出したキーワードを、
ひたすら検索順位を上げていく。

検索順位をあげていく方法は、
ネットショップと関連するサイトを
新たに40個以上つくり、それらから
その優先順位のキーワードに被リンクをあてる(リンクをかける)
という手順で行う。

また、優先順位のキーワードのページを改善して、
もっとそのページでのキーワード比率を上げる。

それらを繰り返していると、
徐々にキーワードの検索順位が上がっていく。

分析して、キーワードを決め、
それに対して地道にSEOをかける。

その繰り返しだ。

とても面倒な作業であるが、
間違いなく上がっていく。

これを繰り返していけば、
広告費をまったくかけずに、
月150万アクセスを維持できるようになる。

◆1アクセスあたりの利益額が多いものからSEOを行う

利益を上げるためには
「1アクセスあたりの利益額」が多いものから
順にSEOを行っていく。

  1. まずはグーグル・アナリティクスからキーワードの購買データを抽出
    アナリティクスを組み込むと、キーワードごとの購入データを見ることができる。
    平均訪問単価=収益÷訪問数
    つまり「1アクセスあたりの売上単価」になる。
    これによってこのキーワードから、1アクセスにつきどのくらいの売上をもたらしてくれるかがわかる。なので、この1クリックあたりの売上単価が高いキーワードを優先してSEOをしていくことが、一番効率がいい売上を上げるためのSEOということになる。
  2. 抽出したデータにエクセルで優先順位づけを行い管理する
    ただし、平均訪問単価が高いもの=優先度の高いキーワードとはならない。たとえば、平均訪問単価が1万円でも1クリックしかないキーワードより、平均訪問単価が1000円でも2000クリック集めているキーワードの方が優秀である。それらを計算し、エクセルで管理する。
  3. 優先順位の精度を上げるために、現在の検索順位を調べ伸びしろを見る
    エクセルで並び替えを行ったら、実際の検索結果をもとに、対策を行う優先順位を決めていく。まず、選んだキーワードを検索エンジンで検索してみる。たとえば、検索順位2位のキーワードと、検索順位10位のキーワードというふうに表示されたとする。2位を1位にするよりも、10位を3位にする方がSEOは断然ラクだ。エクセルの優先順位の指数に伸びしろを加え、さらに優先順位を変えていく。
  4. 利益を最大化させるために利益が高い商品を見つける
    すべての商品が同じ利益率なら、ここまでではじき出した優先順位から順にSEOをすると売上があがっていく。売上を最大化するためならこれだけで十分だ。商品ごとに利益率が異なるときは、利益を最大化させるために、この単価に利益率を加える必要がある。そして利益率が高い商品を優先してSEOを行う。

◆とにかく成功例を調べてそれを全部やる

立ち上げ段階はお金がないので、
外注先などに作業をしてもらうことができない。

まずは書店などでネットショップに関する本を買って、
とにかく本に書いてあることをすべて実行してみる。

SEOの本を読み、そこに書いてあることをやる。

ネットショップの本を読み、それに書いてあることをすべてやる。

これをひたすら繰り返す。

◆1アクセスあたりの売上を計算し目標へ投資する

1アクセスあたりの売上は次の公式で求めることができる。

1アクセスあたりの売上=売上÷アクセス

つまり、何ページ作成すれば大体いくらぐらいの
売上を達成できるかが予測できる。

一例を上げると、
大体1アクセスが約100円の売上を運んでくれる。

そして粗利が35%なら、
1アクセスが35円の利益を生む。

つまり、1ページ35円以内ならば、
ページ数にどれだけ投資したら
利益が出る計算になるかということだ。

1ページ35円、100ページ3500円、
1万ページ35万円、という計算ができる。

その中から現実的な選択を選んでいく。

単純作業や外注は、数が多ければ多いほど
単価は安くなる傾向にある。

100ページを依頼するよりも、
1万ページを依頼した方が単価は安い。

しかも、ページ数なので、
投資した分だけこの先も減らない
売上を運んでくれる。

立ち上げ段階は、
どれだけ自分の作業時間を投資できるかが
勝負になる。

しかし、この段階になると、
どれだけ頭を使ってヒト・モノ・カネ・
情報を動かすかが勝負になってくる。

◆ページ数は、ユーザーの購買プロセスを網羅する

理想とするSEOは、
1ページ1万アクセスのサイトではなく、
1ページ1アクセスのページを1万ページつくる、
というものだ。

SEOは競合する他社(者)との相対評価で
検索順位が決定される。

つまり外部要因で突然、成績が悪くなることがある。

そんなとき、
ひとつのキーワード、ひとつのページに頼り切ったサイトだと、
売上が一気に下がってしまうリスクがある。

ネットショップで、そんなにページ数を増やせないという
人もいるだろう。

しかし、手間はかかるがこれ以上に手堅い方法はないのだ。

たとえば、家具を買う人は、
家具を買いたくなったらまずどんな行動をとるかを考えてみる。

もしかしたら、
インテリアの本を読むかもしれない。

近くの家具屋に足を運ぶかもしれない。

家具の単語がわからなくて調べるかもしれない。

そういった行動プロセスごとに、
ページを用意するのだ。

家具の通販でいえば、
インテリアの本についてのページ、
インテリア用語ページ、全国のインテリアショップページ
などさまざまなページを用意する。

ユーザーの家具の購入プロセスに入り込む。

そうすることで、目に入る機会は多くなる。

その他にも、
リサイクルショップ、引っ越し、不動産、
学校など家具を買う一歩前の段階のページも用意する。

これだけ用意すれば、
膨大なページ数になるはずだ。

◆安定した月商を維持するために必要な戦術とは

ネットショップの立ち上げ段階は、
どれだけそのショップに時間をかけられるかで、
結果は変わってくる。

時間をかけるとは、
どれだけショップのことを考えたかではない。

どれだけそのショップについて作業したかだ。

ネットショップで成功する秘訣は…

「月28日、1日14時間以上を3年間続けること」である。

ネットショップで結果が出るか出ないかは、
作業時間に比例する。

そのサイトで何がヒットするかわからない。

でもさまざまな施策をしていくと、
ユーザーの反応がいい瞬間がある。

その反応こそが、
「ユーザーにとって」よいサイトになっていく道しるべなのだ。

◆売れはじめたら、ヒット商品をつくる

商品が安定的に売れてきた段階で大切なことは、
ヒット商品を生み出すことだ。

ビジネスには、パレートの法則(8対2の法則)
というものがある。

2割の原因が、8割の結果を生み出している。

つまり、2割の商品が8割の売上をつくっている。

2割の売れる商品の売れ幅で、
全体の売上が決まるといってよい。

この段階になると、
ひとつのヒット商品をつくり出すだけで、
500万円~1000万円の売上が増える。

ヒット商品とはそれだけのインパクトがある。

◆商品を売るのではなく、ユーザーの得たい結果を売る

ネットショップで売るのは、商品ではない。

得たい結果だ。

これはネットショップに限らず、
ビジネス全般でも言える。

たとえば、宝石を買う女性は
宝石が欲しいのではない。

宝石を着けた自分、
それを身に着けることでキレイだと思われること、
またはより女性としてキレイになるという
結果を買っているのだ。

それを忘れてはいけない。

売れないネットショップが多いのは、
ただ単純に商品を売っているからだ。

家具の場合、
家具がほしくて家具を買うのではない。

理想の部屋にしたくて、家具を買うのだ。

だから、コーディネート例を多く掲載する。

ユーザーはまず家具を見るのではなく、
このコーディネートを見てどんな部屋にしたいかを決める。

そして、そんな部屋にするための家具を買っているのだ。

このようにあなたのサイトのユーザーは何を買っているのか、
自分の商品を買うことでどんな結果を得たいと思っているのかを
絶えず考えることだ。

その結果を、まず最初に見せてあげることが大事だ。

◆売れないときは、ユーザー視点に立つ

サイトが完成した。
アクセスもそれなりに集まっている。

でも売れない。

ショップが軌道に乗るまで、
この悩みはすべてのネットショップ運営者に
つきまとう。

成約率を上げるには、
なによりもユーザーの買うリクスを減らしていくことだ。

人が決断するときには、
決断の利益が大きいことよりも、
決断の結果の不利益が小さいことが影響する。

得をしなくてもOKだが、
損をするのは絶対嫌、ということだ。

何がリスクになるかは、
ネットショップで買うということそのものと、
客層によって異なる。

洋服を売るショップなら、
洋服を買う際のサイズが自分に合わないリスク、
手持ちの服と組み合わせができず着まわせないリスクが
考えられる。

そのリスクをなくすために、
返品交換が可能なようにするのはひとつのアイデアだし、
そもそも返品が必要な事態にならないように、
サイズをわかりやすく表記したり、
さまざまな体形の人に試着してもらって
着心地を伝えるのもいい。

忙しい人がターゲットならば、
はじめから3サイズ以上注文することをすすめて、
合わなかったものを返品してもらうように提案すれば、
「交換したいのに時間がない・面倒」という問題を
解決してあげられる。

また、成約率が伸び悩んだ時期、
30日間全額返金保証をつけるといい。

全額返金保証はネットショップによくある手法だが、
家具通販などでは珍しい。

ネットショップにおいて返品可能なことは
外れがないサービスだが、
ただ真似をすべてよいというものではない。

ユーザーの特性や悩みをとらえること、
どんなサービスがあったらユーザーのリスクは
減るだろうと必死に考えてみる。

◆最優先課題は、アクセスを上げること!

検索ボリューム、競合率から導き出し、
取り扱う商品が決まれば、
商品をサイトに掲載してショップは
ひとまず完成となる。

ひとまず、といったのはここから成果が出るまで
改善を続けていく必要があるからだ。

改善をするべきポイントも、
売上の方程式どおり。

  • アクセス
  • 成約率
  • 客単価
  • リピート率

そのいずれかを上げていけばいい。

何を改善していけばいいか、
明らかにするためには欠かせないツールが
「グーグル・アナリティクス」だ。

このツールを組み込むことで、
サイトへのアクセス、一人の訪問者がどのくらいの時間滞在し、
何ページ見たのか、
そもそもどうやってサイトへやってきたのかがわかる。

他にも成約率、客単価など公式に必要な数字を
把握するのに役立つので、忘れずに組み込む。

何が課題になるかはサイトによるが、
まずアクセスを上げることが売上を上げるために
最優先課題にすべきである。

なぜなら、アクセスがないことには
アナリティクスで分析すべき数字も集まらないからだ。

どんなにいい商品でも、
誰もいない砂漠で売っていたら儲からないのと同じように、
ユーザーがいないところでいくら売っても可能性はゼロだ。

だからサイトを立ち上げてまず行うのは、
サイトをよくすることではない。

サイトに人を呼ぶことだ。

サイトに人を呼んでも、
商品が売れなかったとする。

それは、最初に集客から入ったから間違いだったのではなく、
売れない商品だとわかったという次のステップに
進めたということである。

サイトを立ち上げてまずやることは、
とにかく集客だ。

ユーザーが来るから、
ユーザーがどんな人か、どんな悩みを持っているのかが
見えてくる。

そのユーザーの行動をじっくり観察していけば、
ショップにどんな商品を置けばいいのか見えてくる。

ネットショップでアクセスを増やすには、
ひたすらページ数を増やすことだ。

というのも、特定のページや少ないページで
多くのアクセスを得ているサイトというのは、
Googleが定期的に行う検索エンジンのアップデートによって
ガクンと順位が下がる危険性がある。

Googleのアップデートでの検索結果のダウンにより、
売上ダウンを招いているケースが多い。

それに影響されないためには、
ページ数を増やすことが一番だ。

集客キーワードも特定のキーワードに
絞られないので(つまりロングテールになるので)
下がる可能性が極端に低くなる。

◆商品選びで失敗するパターン

ネットショップで商品を選ぶときに、
失敗例に多いパターンがある。

それは「この商品が好きだからネットショップで売りたい」と
「リアル店舗をやっているので、
それをネットショップ化したい」
というものだ。

もちろん成功例もあるが、
失敗例が一番多い事例である。

この商品が好きだからというのは、
その人が好きなだけであって他の1000人単位の
人が好きとは限らない。

ネットショップは商売なので、
ある程度の規模の人が求める商品でなければならない。

また、ネットショップでは、
よい商品が売れるわけではない。

求められる商品が売れることを覚えておく必要がある。

◆客単価のエッジ(中央値)は、全商品の平均価格とほぼ同じになる

サイトに並べてある全商品の平均価格と、
客単価はほぼ同じになる。

つまり客単価が高いサイトにしたいなら、
価格が高い商品を売ればいいのだ。

サイトの客単価は、どれぐらいの値段の商品を売るかで
必然的に決まってくることになる。

ただ、高い商品ほど売るのが難しい。

ビジネスでお金を稼ぐということは、
価値と価値の交換である。

高い商品でも買いたいとユーザーに思ってもらうには、
それ相応の価値を商品もしくはサイトに感じさせないといけない。

「この価格でこの商品が売られていたとき、
自分なら買うだろうか?」
と自問してみる。

仮に年商5億円であれば、
客単価5000円だとサイトには年間10万件の
注文が入る計算になる。

これが客単価3万円だったら、
年間1万6000件の注文で同じ年商になる。

これだけでも人件費や仕事量の違いに
大きな差が出てきてしまうのだ。

ネットショップで安定的に売上を上げていきたいのであれば、
一品物は扱わないことだ。

一品物を扱ってしまうと、
年度によってバージョンが違ったり、
安定的な供給と品質をユーザーに対して担保できない。

そして何よりも数を売れない。

また、家電やファッションなどは
商品のリニューアルが激しい。

そういった商品を選ぶと、
常に商品リニューアルの人員が必要になってくる。

ネットショップは、
毎年商品ページを変え、商品ラインナップを変え、
とても人員と労力がいる仕事だ。

だから、価格が高く、
在庫が豊富にある商品にチャレンジして欲しい。

◆成約率は商品の希少性を演出することで高まる

成約率は、集客したユーザーをどれだけ注文に結びつけたか
という数字だが、成約率は希少性に比例して大きくなっていく。

商品選びの段階で成約率を高めるために、
希少性を演出できるか、
という視点を持つことが重要だ。

置けるだけ置いてみよう、
となんでもかんでも店頭に並べるのは、
あなたのショップが一体何の店なのか、
ユーザーを悩ませてしまうので逆効果だ。

ここでしか買えない商品がある。

ここでしかこの価格で売っていない商品がある。

ここでしか詳しく解説されていない商品がある。

ここでしかできない商品紹介方法がある…
などが希少性だ。

一番簡単なのは、自社独自のオリジナル商品を
つくることだが、最初はお金もないので難しい。

だから最初は、すぐに扱える商品を
自分独自の方法で販売することをオススメする。

大事なのは、「ここでしか買えない理由」
をつくることだ。

その際にも、競合はどういう売り方をいているのかを
必ず調べることだ。

いくら独自の売り方をしても、
他のネットショップが同じやり方をしていたら
独自性はなくなる。

たとえば、
ただの折りたたみベッドひとつとってみても、
普通に

  • 折りたためる
  • コンパクトで場所を取らない

と打ち出すよりも、

  • 折りたたみベッドなら、1Kに置けて、空いたスペースにソファを置ける
  • 人が来た時にベッドを片づけて、広々使える

など、一人暮らしのライフスタイルの中で、
その家具がどのように活躍するかを具体的に表現する。

買い物しているユーザー自身が気づいていない、
解決したい悩みをズバリ言い当てて、
解決案を出すことができれば、
それはあなたのショップで買う立派な理由になる。

ユーザーは、ひとつのサイトの中で決めるわけではない。

さまざまなサイトを見て、
そしてリアル店舗に足を運んでどの商品を選ぶか決める。

そのユーザーの選択肢をずらりと並べられたとき、
自分たちのサイトを選んでもらう理由を考えなければならない。


◆アクセスに効く商品選びは、市場規模と競争率で決まる

商品がアクセスにインパクトを与えるかどうかは、
その業界の市場規模で変わる。

市場規模とは、
どれだけのお金やユーザーがその業界にいるかという
指数である。

たとえば、日本全体で家具の市場規模は3兆円である。

不動産は32兆円、映画業界は以外に少なく1800億円。

梅干しは500億円である。

ただし、いくら市場規模が大きくても、
サイトのアクセスに結びつくSEOをしていないと
意味がない。

サイトのアクセスに結びつくかどうかは、
市場規模とキーワード検索順位の競争率の
バランスで決まる。

市場規模が小さいと、
そもそも検索される件数が少ない。

市場規模が大きく検索される件数が大きい場合でも、
競争が激しいキーワード(ビッグキーワード)なら、
その中で勝ち抜いて上位に食い込むことは難しくなる。

一番効果があるのは競争率が低いキーワード(スモールキーワード)
の組み合わせ(複合キーワード)を見つけることだ。

競争率は同じキーワードを狙う競合の数と、競業の強さによって決まる。

いくらよい商品であっても、
キーワードの検索数が低かったり、競合が強いのであれば、
参入はやめるべきだ。

どちらにしても、努力が必要だが、成功までのエネルギーが3割で済むのか、
10割以上注いでも成功できないかの違いがある。

まとめると、アクセスから大きな視点では市場規模、
目の前の視点では検索数と競合をチェックすることで、
勝てる商品かどうかを判断できる。

◆競争しない、隙間の戦略

独自のネットショップを成功させるためには、
勝てるマーケティングをする必要がある。

もっと明確にいうと、
「できるだけ競争しない戦術」をとる必要がある。

ネットショップの運営は、ライバルとの競争の連続だ。

検索エンジンで表示される検索結果の件数の数だけ
ライバルがいるといってもいい。

膨大な数のライバルと競争して勝ち抜くよりも、
競争の少ない方法を探す方が効率よく「勝てる」。

モールに出店しないことこそ、
余計な競争に巻き込まれない、
勝ち残りのコツである。

競争を少なく、ネットショップを成功させるためには、
「隙間」を狙うことである。

その「隙間」を欲しているユーザーが喜んでくれる
売り方、ここでしか買えない価値の作り方が大事になる。

ネットショップの売上は、

売上=アクセス✕成約率✕客単価✕リピート率

の公式で決まる。

商品を選ぶ際に大切なのは、
この公式の「アクセス・成約率・客単価・リピート率」、
このどれかが飛び抜けている可能性があるものを選ぶ必要がある。

すべてにおいて、中途半端な商品が一番悪い。

どれかひとつでも0点というものは論外だ。

中途半端な商品はネットで売るのに向いていないことが多い。

ひとりではじめるネットショップでは、
この公式のすべての要素に全力を注ぐのは難しい。

どこか1点に集中する戦術が向いている。

できれば、客単価が5000~6000円のモノより、
3万~4万円のモノがよい。

ネットビジネスで重要なのは、
ユーザーがいるところに、
求められる商品を置くことである。

◆全体イメージが決まったら、サイトを作る

サイトの全体イメージが決まったら、
サイトをつくりはじめる。

このとき、自分でつくるのか、
制作会社に依頼するのか悩むと思う。

サイトの将来のことを考えると、
ネットショップのように頻繁に
サイトを更新する必要があるようなサイトは
外部につくらせるのではなく、
時間がかかっても自分がつくることをオススメする。

最初から制作会社に任せてしまうと、
売れるサイトのノウハウが蓄積できなくなる。

成功しているネットショップの
経営者を見ていると、
ほとんどが自作のネットショップである。

レンタルサーバーは、
WordPressが使えるものであれば
月額課金が安いものからはじめてもよい。

ネットショップは、
頻々にサイトを更新するので
WordPressのようなデータベースと
連動したサイトにすると保守が容易になるという
メリットがある。

ネットショップに必須のカートシステムは、
「カート機能」のみのタイプを選ぶ。

オススメは「ショップメーカー」という
カートシステムだ。

▼SHOP-Maker
http://www.shopmaker.jp/

ベーシックプランで月額3000円くらいで
カートシステムを追加できる。

このシステムのいい点は、
リンクさえ貼ればカート画面に移動してくれる。

WordPressでつくったサイトに購入ボタンを
つけるだけで、商品が購入できるようになる。

◆サイト名、サイトのコンセプト

重要なのは、あなたのサイトの対象顧客を絞り込むこと。

まずは、あなたが販売する商品のジャンルを決める。

そして、そのジャンルをさらに絞り込む。

たとえば、家具というジャンルを決めたら。

どんな家具を販売するのかを決める。

このとき参考になるのが、
グーグル・アドワーズのキーワードアドバイスツールである。

このツールでキーワードの検索ボリュームを調べる。

できれば、ビッグキーワードではなく、
スモールキーワードがよい。

家具のジャンルでいえば、
「一人暮らし インテリア」といったキーワード
で絞り込む。

ランチェスター戦略というのがあるが、
この戦略をネットショップにも応用するのである。

日本全体で一位になるのは難しいが、
地方の特定の地域で一位になるのは比較的簡単である。

インターネットの世界も同じである。

ビッグキーワード(日本全体)で一位になるのは難しいが、
スモールキーワード(特定の地域)で一位になるのは比較的簡単である。

つまり、誰も参入していない「隙間」を狙うのが
ネットショップで成功する秘訣である。

◆モデリングの方法その3(3つに絞ったサイトを分解し、1つのサイトとして合体させる)

「売れる」「価格帯」「アクセス」の3つの項目から
一番いいと思ったサイトをそれぞれひとつ決めたら、
この3つのサイトを分解し、1つに合体させる。

「売れるサイト」で商品購入まわりの仕組みをそのまま真似る。

カートシステム、商品ページなら「売れるサイト」の要因は
商品購入まわりの要素が大きい。

「アクセスが集まるサイト」でサイト全体の構造を真似る。

トップページの構成、カテゴリーページの構成が主になる。

サイト全体の流れは、トップページ➡商品カテゴリーページ➡商品ページ➡購入という流れでユーザーは移動する。

そして最後に、価格帯の「売れるサイト」でサイト全体のデザインを真似る。

ここで「モデリング」は99.9%真似をするということを忘れないで欲しい。

「売れるサイト」をモデリングする場合、自分の意識を挟まず
すべて真似することが大事だ。

この時点では、何が売れている要素なのか分からないからだ。

もしかしたら、商品ページにある、たっとひとつの文章が
売れている要素かもしれない。

それを自分で判断しないために、99.9%真似することが大事だ。

これはすべての要素にいえる。

「価格帯」が同じで売れるサイトを「モデリング」するときも
デザインは99.9%真似る。

同じフォント、同じ位置、同じ色合いなどにすることで
文言やショップ名が変わってもほとんど同じデザインにすることができる。

デザインは、フォントや位置、感覚が少し違うだけでまったく違う
デザインになってしまう。

「アクセス」が高いサイトは、
サイトの裏側にあるソースコードを99.9%真似することで
そのサイトの内部構造で得ている結果を自分のサイトに導入することができる。

「そんなにパクってもいいの?」思うかもしれないが、
ひとつのサイトをそのまま真似したら問題になるが、
3つのサイトの各要素をそれぞれ真似したら、
完成したときには、まったく別のサイトになる。

完全にオリジナルなサイトになるので安心していい。

これで「売れる」「価格帯」「アクセス」という得たい結果を
簡単に実現することができる。

これをサイトをつくる前に行うことで、
結果はまったく違ったものになるはずだ。

◆モデリングの方法その2(モデリングするサイトを3つに絞る)

ここまで集めた「売れる」「価格帯」「アクセス」という項目で
自分で候補としてリスト化したサイトの中から
一番いいと思ったサイトを3つに絞る。

「売れる」サイトでひとつ、「価格帯」が同じで売れるサイトでひとつ、
「アクセス」が集まるサイトでひとつだ。

◆モデリングの方法その1(得たい結果を明確にする)

「モデリング」とは一言でいえば、
得たい結果をまねするという手法だ。

ここで大切なのは、ただまねることではない。
「得たい結果」をまねすることだ。

ネットショップの場合、
大切な得たい結果は「売れる」ということだ。

まずやるべきことは、
実際に売れているサイトは何かを調べる。

  • 売上からモデリングサイトを見つける
    これから参入する商品のジャンルを販売しているサイトで売れているサイトを全部調べる。このとき注意したいのは、実際の売上がわかるサイトを調べること。噂とか自分の感覚で「このサイト売れていそう」と判断しないこと。実際の売上は、上場している会社なら決算書などに記載されている。通販ランキングなどが掲載されている雑誌や、「通販新聞」という通販に特化した情報サイトもある。また、ネット検索で「ジャンル名 通販 売上ランキング」などのキーワードを入力して調べることができる。実際に売れているサイトを並べてみると、自分のサイトの構成やデザインが最低限どうあるべきか見えてくる。このとき「売れるサイト」として、参考にしたいのは、無名なのに売上が大きいサイトだ。無名なのに、誰もが知っている有名なお店より売上が高いサイトは本当にそのサイト自体に力があることがわかる。このプロセスは必須である。
  • 商品の価格帯からモデリングサイトを見つける
    次に、自分たちの商品の価格帯から「モデリング」できるサイトを探す。前出の手順で探した売れているサイトから、自分たちが売ろうとしている商品は業界的にどのような
    価格帯に位置しているかを確かめる。ここまでわかったら、価格帯が自分のショップと同じで、売上が上がっているショップサイトをリスト化していく。間違っても自分たちと違う価格帯のサイトと同じようなデザインにしてはいけない。また、探すのは同じ業界のサイトである必要はない。
  • アクセス数からモデリングサイトを見つける
    最後に、アクセスが集まっているサイトを探す。繰り返すがネットショップをはじめるに当たり、もっとも大事なのは集客だ。どんなによいサイトでもユーザーが来なかったら、
    何がダメだったか分からない。だから、サイトをつくる上で大事なことはアクセスがあるサイトかどうかだ。サイトの構造で大きく変わるが、検索エンジンに上がりやすいサイト構造かどうかで、オープンした後の集客度合いは全然違う。本当にアクセスをもっているサイトを探していく。ただサイトがアクセスが多いかどうかは、情報として探しにくい。一番簡単な方法は、グーグルなどの検索エンジンに自分の商品名を入力して上位に出てきたサイトを参考にする。または、SEO関係の本やネットショップ関係の本を読めば、集客の事例などが出ているはずだ。そういったもので「モデリング」候補のサイトを探す。自分の業界でアクセスが高いサイトとはどんなサイトか?ネットショップでアクセスが高いサイトなのか?そういったサイトを並べてみると、アクセスが高いサイトの共通点が見えてくるはずだ。参考までに、共通点は、とにかくページ数が多いことと商品数が多いことである。これを参考にして、ページや商品数をくまなくユーザーが移動できるようなサイトを目指す。

売れるサイトを「モデリング」することでサイト自体の売り方が見えてくる。
価格帯が同じで売れているサイトを「モデリング」することで
サイトのデザインが見えてくる。

アクセスが集まるサイトを「モデリング」することで
サイト構造が見えてくる。

「売上」「価格帯」「アクセス数」の3つが見えることで、
サイト全体のイメージがぼんやりと、
しかし前よりずっと明確に見えてくるはずだ。

◆作成するサイトのイメージを明確にする

商材を決めても売り場であるサイトがなければしかたがない。

どちらが先かは意見が分かれるところだが、
まず商材を決めてからサイトを作成すべきである。

なぜなら商材により、サイトで強調すべきポイントは変わってくる。

サイトをつくるとき、
自分でつくろうが、外注しようが、
つくる前にサイト全体のイメージを固めておく必要がある。

ネットショップのサイトをつくるにあたり、
よくある失敗事例を述べておく。

  1. デザインがきれいなだけのサイトをつくってしまう
    デザインがよければ売れるというものではない。むしろ商品によっては、古くさいデザインのサイトの方が味があり、ユーザーに好まれる可能性がある。
  2. 自分が好きなネットショップと同じサイトにしてしまう
    自分自身が買っているからという理由で安易にそのサイトをまねしても、売れるかどうかは別問題だ。
  3. サイト制作にお金をかけ過ぎてしまう
    何がよいサイトかは、つくり手が決めるのではない。ユーザーが決めるのだ。無料でできるのが理想で、費用がかかったとしても「慎重すぎる」といわれるぐらいお金をかけないようにする。

こういった失敗が多い中で、
サイトをつくる前に全体イメージを明確にするためには
「モデリング」という手法が実用的である。


◆インテリア系のDSP(ドロップシッピング・サービス・プロバイダー)

ドロップシッピングとは、メーカー直送形態、
顧客直送形態のことだ。

つまり、ネット通販で無在庫販売ができる。

主なインテリア系のDSPには、次のようなものがある。

▼もしもドロップシッピング
http://www.moshimo.com/

▼通販素材
https://shop.tsuhan-sozai.com/

▼家具卸.com
http://www.kagu-orosi.com/

▼商材王
https://www.shozaioh.com/

▼MUST BUY
http://must-buy.jp/

▼スタンザインテリア
http://stanza-i.net/

▼Ichiba Net
http://www.ichiba-net.com/

▼DESIGN STOCKS.net
http://www.designstocks.net/

◆メーカー選びのコツ

見本市に行くと、数多くのメーカーが軒を連ねている。

ただ、サイトを運営していくと、
結局売れる商品は偏っていく。

それと同じように、
売れるメーカーは集中していく。

大事なことは、
「ここだったら絶対売れる!」というメーカーを見つけ、
取引を開始することだ。

数多くのメーカーを探すよりも、
まずは1社、文字通りのヒットメーカーを見つけるのがいい。

最初に取引するメーカーは吟味して選ぶ。

最初に結果を出したメーカーがいつまでもショップの主要メーカーとなることが多い。

メーカーの見つけ方のポイント:

  1. 担当者は、信頼できる人物か
  2. 売れ筋商品の在庫が必ずあるメーカーか
    メーカーの売れ筋商品が自分のネットショップでも売れ筋になる場合は多い。その在庫はすぐなくなるものか、常に在庫があるものなのかは確認しておく。
  3. 商品数は豊富か
  4. 見た目だけで、特徴がはっきりとわかる商品があるか
  5. メーカー直送はやってくれるか

余談だが、
ネットショットで成功している経営者たちのスタートアップ時の
話しを聞くと、必ずといっていいほど
「在庫をもたなかった」と話している。

「無謀」な冒険をしないということこそ、
成功の秘訣である。

最初は、「絶対に在庫を持たない」。

在庫をもつときは、
本当に自分のサイトで人気の商品が見つかったあとだ。

どんな商品でも売ってみないと、
売れるかどうかはわからない。

何度でも言うが、
はじめての人がネットショップに参入して
成功するには「絶対在庫を持たない」ことである。

つまり、無在庫販売をすること。

この「無在庫販売」ができないと失敗する。

巷では、アマゾン国内転売でアマゾンの倉庫に
商品を保管して販売する「FBA」を利用しているセラーが
たくさんいるようだが、
本当に利益が上げているセラーがあまり多くないように思う。

アマゾンで販売するなら、
アマゾン輸出で無在庫販売からはじめるのが
ネット通販で成功する「王道」である。

◆ネットショップで販売する商材の見つけ方

ドロップシッピングを使えば無在庫で販売できるので
ネット通販の最大のリスクである不良在庫の問題を解決できる。

しかし売上を上げるにはドロップシッピングで仕入れ
できる商品だけではなく、いろんな商品も仕入れる必要が出てくる。

これまで小売をしたことがない人でも、
仕入れを行うことはできる。

経験がない個人という理由で門前払いされることはまれだ。

インテリア、アパレル、食品、雑貨…など、
どんな商品を取り扱うか目星がついたら、
一度その業界の見本市に参加するといい。

見本市は、メーカーも自社の商品をアピールする場なので
バイヤーしか集まっていない。

とても話しがスムーズに進みやすいと感じる。

日本中、世界中さまざまな場所で見本市が開催されている。

そこでは、メーカーが今年の新作の紹介などをしている。

その見本市に行き、
「ネットで取り扱い可能ですか?」
「在庫なしでのメーカー直送は可能ですか?」
などを聞いたり、ネット販売に対して業界全体で
どういった印象をもっているかなどを聞くといい。

業界によって、ネット販売に対しての考え方はまったく違う。

ブランド価値を守るため、ネット販売を極力しない業界もあれば、
すごくオープンな業界もある。

もちろん、業界の中でもメーカーによって考えは違う。

本格的にそのカテゴリーの商品を販売していくかどうか決める前に、
見本市で業界の現状をリサーチするといい。

見本市の情報は「日本貿易振興機構(ジェトロ)」
や「デザイン・クリエティブ情報(JDN)」で知ることができる。

▼日本貿易振興機構(ジェトロ)
https://www.jetro.go.jp/

▼デザイン情報サイト[JDN]ジャパンデザインネット
http://www.japandesign.ne.jp/

見本市で見るべきポイント:

  1. 「これは売れる!」というブランドがあれば、「メーカー直送できますか?」と聞く
    ブランドによって、顧客直送できるかどうかは違う。この取引ひとつで、運命が変わることなんてザラにある。
  2. 卸値を聞く
    メーカー直送するのも、在庫をもつのも卸値はほとんどの場合で同じだ。在庫をもたないからといって卸値が高くなるわけではない。(これは目から鱗の発見である)
  3. 発注方法を取り決め、商品写真を提供してもらう
    メーカーへの注文は、FAXかメールがメインだ。
  4. サイトをつくり、商品をアップすれば販売スタート
    ここまでいけば、サイトをつくって販売スタート、つまり受注ができる。

このときに顧客直送は在庫をもつ必要がないので、
自分のペースでサイト制作・運営に集中できる。

在庫をもっていると、倉庫代で時間ごとにお金がかかるようになるので
「早く売らなければ」というあせりが出てきてしまう。
これはものすごく大きい。

◆独自ネットショップで無在庫販売するには

ネットショップを運営する上で、
一番のリスクは在庫を抱えることだ。

つくったサイトの集客がうまくいかなくても、
格好良いサイトがつくれなくても、
在庫されなければ金銭的な損失はほとんど発生しない。

しかし、通常は仕入れをした時点で、
仕入れで支払った分を取り戻すには、
ショップから誰かに購入してもらわなければならない。

もし売れなかったときは不良在庫となり、
在庫はそのまま損失になってしまう。

そこでオススメなのは、
ドロップシッピングだ。

これは、メーカーや倉庫から顧客に商品を直送する形態の仕入れ方法だ。

これなら無在庫で商品を販売できる。

自分のネットショップでユーザーが購入した後に、
メーカーなどに発注を行うので、
仕入れた分が売れず残るリスクがなくなる。

ドロップシッピングでネットショップを開始すれば、
基本的に手元に現金がなくてもよい。

余談だが、アマゾン輸出で無在庫販売をしているセラーと同じ手法である。

アマゾン輸出では、米国などのアマゾンでお客さんが購入してから、
日本のアマゾンでその商品を仕入れてそれを米国のお客さんに
送ればいいので無在庫で販売できる。

しかも、アマゾン輸出では日本のアマゾンから仕入れたときに
支払った消費税(8%)を全額還付してもらうことができる。

つまり、この消費税の還付だけで8%の利益が確保できる。

◆楽天やYahoo!など、既存のプラットフォームは使うな!

日本でネットショップを立ち上げるときには、
楽天、Yahoo!ショッピング、アマゾンなど、
どこのモールではじめるかを選ぶことが
最初のステップになることが多い。

モールとネットショップは、
街にあるデパートとテナントの関係と同じ構図だ。

自分のネットショップは、
既存のモールにはのぜず、
独自サイトのみで運用する。

いわばデパートの外にある路面店を出店しているのと同じ状態だ。

楽天などのモールにのせない理由はいろいろあるが、
一言でいうと自由にサイトを成長させることができないからだ。

モールでの出店が一般的な理由には、

  1. 集客がしやすい(と考えられている)
  2. モールの知名度がユーザーに信頼感を与える(たとえば問題が起きた際の対応など)

この2点が大きい。

通販といえば楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングという層の人たちもいる。

しかもYahoo!は2013年から、出店無料となった。

しかし、モールに属するメリットは同時に、デメリットにもなりうる。

  1. モールは集客がしやすい
    ➡他の店舗と比較されやすく、数百円、時には数十円の価格差でユーザーを取られてしうなど、競争が激化することがある。特にアマゾンなどは、出店者の商品が価格の安い順番に表示されるのでライバルと差別化するのは価格しかなくなる。
  2. モールの知名度がユーザーに信頼感を与える
    ➡どのお店で買った、という印象よりも、「どのモールで買った」(楽天で買った、アマゾンで買ったなど)という印象が強く、リピートされにくい。

他にも、モールのルールに従わなければならないというデメリットも同時についてくる。

たとえば、楽天では独自サイトではかからない月額の出店料がかかる。
これは売上に応じて変動するが、売れても売れなくても一定額は支払う必要があるので、
同じ売上を確保できても、モールでは収益が低くなる。

他にも、メールマガジンを送るのに毎度金がかかる、外部リンクが貼れない、
顧客情報の一部しか見られないため顧客分析ができない、などのデメリットがある。

一方独自サイトは、GoogleやYahoo!などの検索で上位に表示されるように、
自分たちでSEOを行い、集客しないといけない。

SEOを駆使して独自サイトへユーザーを集客するのは、
モール店の集客よりはるかに難しく、これからネットショップを
はじめる人にとっては、ハードルが高く不可能だと思われがちだ。

しかし、決してそんなことはない。

独自サイトでの集客の成功の秘訣は、
ライバルの少ない「隙間」を狙っていくことだ。

つまり、ニッチキーワード(ロングテールキーワード)を狙う。

ネットショップに限らず、インターネットでビジネスをするには、
顧客の絞り込がもっとも重要になってくる。

インターネットを使えば、世界中の人に自分の商品を売ることができるからといって、
対象とする顧客を絞りこまなければお客を集めることができない。

モールに出店しなければ、
集客ができない、信頼して買ってもらえないというわけではない。

独自サイトで成功するには、
モールとは違う戦法(絞込)で集客を行い、
ここのお店なら大丈夫、という信頼感をサイトで表現していけばいい。

◆ネットショップでまったく売れない原因

ショップでまったく売れない原因は、
大きく分けて2つある。

  1. 他の仕事と掛け持ちをしていて時間をかけられない
  2. 商品のセレクトや見せ方がまずい

まずは、ネットショップを立ち上げたら
サイトにアフィリエイトのリンクを貼っておく。

そうすることでネットショップでは売上が立たなくても、
アフィリエイトで成果報酬が発生していれば、
その状態でも得られるものがある。

何か?

それは、ネットビジネスをする上で
最大の財産ともいえる「データ」だ。

アフィリエイトのリンクをネットショップのサイトに
貼っておくと、本業のネットショップのユーザーを
取られることになってしまう。

だが、人気ショップで何が売れているのか、
分析するための貴重なデータを手に入れることができる。

アフィリエイトを並行して行うことで、
ネットショップのサイトを訪れるユーザーの
売れる商品の研究ができ、
売れるネットショップに成長させる改善ポイントも
分析することができる。

ネットショップをはじめる際、
こうした分析の材料としてデータを集めるためには、
アフィリエイトを導入することを強くオススメする。

なにより資金はまったくかからず、
うまくいけば報酬になる。

◆1人で起業するなら、ネットショットを選べ!

ビジネスモデルを決めるときに、入念に検討する必要があるのは、
「初期投資がいるか」と「まとまった売上・収入を見込めるか」
という点だ。

初期投資とは事業をはじめるにあたって必要なお金だけではなく、
特別な技能が必要であれば習得するのにかかる時間や、
実際に売上が上がるまでの時間も計算に入れたコストのことである。

この2点は掛け算で考える必要があり、
どちらかが優れていても、
一方がゼロに近ければ業績もゼロに近くなってしまうので注意が必要だ。

実際に試すなら「アフィリエイト」と「ネットショット」の組み合わせがよい。

収益が発生しやすい「アフィリエイト」のモデルで、
初期投資額を少なくWebサイトをスタートさせ、
その後じっくりと時間をかけて増改築をするようにサイトを成長させていき、
徐々にネットショップを完成させ、収益を増やしていく。

アフィリエイトやネットショップができるサイトは、
外注すれば軽く数百万円の制作費がかかってしまう。

なので本を読み独学でサイトを制作する。

サイトを格好良くつくろうと思えばきりがない。
まずは自分で行える範囲で立ち上げてみることが重要だ。

ネットショップのオススメの理由は、
売上に応じて業務を人に任せやすい点だ。

売上に応じて増える業務というのは、
ネットショップでいえば、
メーカーへの発注やユーザー対応などのことだ。

この業務は発注の手順書とつくり、
ユーザー対応のポリシーと対応マニュアルを用意すれば、
あなた自身で行わくても人に任せることができる。

◆1人で起業するネットビジネスとは?

  1. クラウドソーシングで仕事の受注
    手軽にはじめられるものの、まとまった収入を得るためには専門分野の知識を身につける必要がある。すでに専門性・技術をもった人に向いている。企業向けの仕事をネット上で完結できることで、働く場所の自由を確保するための土台として活用することができる。
  2. アプリなどのコンテンツを制作、配信
    アプリの制約にはプログラミングの知識が必要になる。しかし、もし、アプリのアイデアがあるのであれば、それを企画にまとめ、プロに制作してもらうという方法もある。この場合は外注にかかる費用が初期投資として必要になる。企画力、アイデアに自信がある人に向いている。外注するだけの初期投資を用意できる人(数十万~数百万)。いろいろと試してヒットを探るのであれば、外注よりも自身で制作する技術をつけた方がよい。
  3. 情報教材販売(情報、サービスを売る)
    体験をもとにした情報や、専門知識を有料のレポートなどにまとめて販売するモデル。たとえば、FX成功の秘訣、競馬の必勝法、アフィリエイトで儲ける方法、失敗しないダイエット方法など。情報があふれるネット社会で数万円のお金を出してまで欲しい、と思わせる魅力的な情報商品をつくれるかが成功のカギだ。お金を払ってでも欲しい!と思わせる専門知識がある人、魅力を伝えるセールス力のあるWebページをつくれる人に向いている。コンサルタントに近い。
  4. アフィリエイト・アドセンスなどの広告収入
    商品やサービスの情報を広告としてサイトに掲載するビジネス。広告がクリックされるだけで収益が発生するAdSense広告などの「クリック課金型」と、クリック後に、リンク先で実際に購入・申し込みが発生した場合にのみ収益が発生する「成果報酬型」とがある。基本的には文章が書ければ始められるモデル。たくさん文章が必要になるので、書くことが苦にならない人。情報の比較、まとめが得意な人に向いている。
  5. ネットショップ(物を売る)
    サイトを制作、商品を掲載し、注文が入ることで収益が発生するビジネス。④のアフィリエイトと構図は似ているが単価が高い。在庫をもたないモデル(ドロップシッピング)でも売上の20~30%が収益となる。ただし、商品の開拓、決済システムの導入など、多くの技術、時間が必要になる。軌道に乗れられれば収益が多い分、成長の幅が大きい。売上規模を大きく伸ばしいたい人。立ち上げ時~軌道に乗せるまで地道な作業ができる人に向いている。

これ以外にも、場所にしばられないビジネスモデルとして、
PPC広告や、SEOの代行、コンサルティングなども考えられるが、
代行業・コンサルティング業務は企業向けサービス(B2B)が主になる。

企業向けに事業をすると、売上単価は高くなるが、
企業の集中する東京を活動拠点にする必要が高まる、
結果、自由な場所・時間を満喫することが難しくなる。

実際には副業・起業する人の多くは①~⑤を組み合わせながら、
最適なビジネスモデルを見つけていくというパターンが多い。

これらの中でオススメは「ネットショップ」だ。


◆月商3000万円までの道のり(ジパング・ドットコムの中村あきら氏の体験)

書店でネットショップの本やSEO(検索エンジン最適化)の本を購入して、
サイトがよくなるであろうことを片っ端からやった。

友人にも「どうしたら買いたいと思う?」
などと聞いたりして、
それを実直にサイトに反映していった。

すると、毎月売上は伸びていった。

5万円、15万円、60万円と伸びていき、
3ヶ月後には月商100万円を達成した。

月商100万円を達成したことで、
利益は20万円。

やっと普通のサラリーマンぐらいのお金が入ってきた。

売上=アクセス✕成約率✕客単価

この公式の何を上げるかが問題。

それぞれ均等に伸ばせば2倍になる。

消去法で最善策が見えてきた。

アクセスを10倍にすることに決めた。

アクセス増加の要因を徹底的に分析した。

その結果、アクセスは商品数の増加とページ数の増加に比例する
ことがわかった。

ページ数を10倍、つまり商品数を10倍にすれば
いいことがわかった。

半年で2000商品までもっていくことを目標にした。

商品数は現段階で200商品あるので、
1800商品を6ヶ月で割った1ヶ月300商品をアップすればよい。

やるべきことは明確だ。

1日10商品アップすればよい。

途方もない目標が、簡単な目標へと変わった瞬間である。

漠然とした、年商1億円の壁が小さく見えた。

2011年12月の時点で月商が800万円になった。

アクセスは目標を達成していたが、
商品数を増やした分、
成約率が落ちていたのが1000万円に届かない原因だった。

ここでさらに売上を確実にするために、
広告(PPC)を使った。

すると何もせずに2012年1月に遂に月商1000万円を突破した。

その勢いで、3月には月商3000万円を超えた。

◆ビジネスは…

結局のところ
「いかに誰もやっていないことをゆるか」
である。

そういった意味では、
地方はチャンスが多い。

◆理想の人生…

人生の目的を決めたら、
それ以外は選択しないと決めることは
とても大事なことだ。

何かを決めたらなら、
次の一手は、決めたこと以外を選ばないということを決める。

あなたにとってそれは
「場所にしばられないビジネスをする」
ということだ。

◆場所にしばられないビジネスとは

  1. どこにいても業務ができる(たとえば旅行中でも受発注ができるなど)
  2. 決められた出社日数がない(スタッフは少ないほどよい)
  3. 仕事のために定期的に誰かに会いに行く必要がない(営業活動は不要が理想)

また、「場所にしばられないビジネス」を考える際、
決して選んではいけない条件。

  1. 人間関係に利益が依存するビジネス(対面ルート営業が必須な業務)
  2. リアルの場において収益がもたらされるビジネス(講演、イベント主催など)
  3. リアル店舗などのビジネス(レストランやカフェなど)
  4. 自分以外の雇用主が発生するビジネス(人材派遣業など)

「もうかりそうだから」「はやりだから」「好きだから」
といった考えはなくす。

◆起業したいと思う人のパターン

  1. 技術やアイデアを事業家したい
  2. 社会貢献し、人に役に立つ仕事がしたい
  3. 仕事の経験・知識や資格を生かしたい
  4. 自由に仕事がしたい
  5. 収入を増やしたい
  6. 会社経営という仕事に興味がある

◆ジパング・ドットコム(ZIPANGs.com)

一人暮らしインテリアのジパング・ドットコム
http://www.1hitorigurashi.com/

家具のインターネット通販のサイトを
2人で運営していて、年商は3億円ぐらいある。

立ち上げは1人ですべて行った。

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