老いも病も受け入れよう

老いも病も受け入れよう by 瀬戸内 寂聴

瀬戸内 寂聴

1922(大正11)年5月15日徳島生れ。
東京女子大学卒。

57(昭和32)年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。
73年11月14日平泉中尊寺で得度。
法名寂聴(旧名晴美)。

92(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。
06年文化勲章を受章…

病になってわかった元気と長寿の秘訣とは?

死の淵から生還した94歳!

はじめての闘病記…

半年間寝込んでも
すっかり元気に復活された
寂聴さんの力の源はどこにあるのか?

泣くほどの痛みに苦しんだ闘病生活、
リハビリと日常生活、毎日の食事など、
94歳でなお書き続けられる、
若さと長寿の秘訣を初めて綴る…

目次

はじめに

第一章 老いに挑戦
老いを受け入れる/病院と仲良くしよう/老いてもきれいに
やせてはいけない/食事はしっかり、お酒は適量/常識の非常識
よく眠ることが元気のもと/ときめきは若さの秘薬
笑いは健康の秘訣/好奇心は老いの良薬

第二章 病に負けない
身体の声に耳をかたむける/医者の言葉をよく聞く/「神も仏もあるものか?」
私が鬱になるなんて/治ったらあれもしたい、これもしよう/手術なんか怖くないよ
元気という病気/老人はがんばらない/セカンドオピニオンを聞いてみる
寝込んでいる間に、自分と向き合う/おなかに指で般若心経を書いてみた
「日にち薬」は効く/正しい診断こそが必要/絶望するな/治ると信じる力

第三章 長生きしよう
足腰の筋肉の強化/日常生活で続けるリハビリ/治ってもリハビリ
肉親よりも友人/想像力が介護の柱/ボケると楽よ/祈りは人のために
あの世はある/年をとるのを恐れない/死ぬのは怖くない

老いも病も受け入れよう

老いも病も受け入れよう

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MEMO

◆思いやりは想像力

思いやりというのは、
想像力のことである。

想像力で相手のつらさを理解して、
助けようとすることが大切である。

想像力というのは、
生まれた時から誰でももっている。

けれどそれがどんどん育つ人と、
だんだん失われていく人がいる。

どうやったら想像力が育つのか?

それは本を読んだり、
映画が見たり、
芝居を見たり、
音楽を聴く、
絵画を見るなど
創造的な文化に
触れることが必要である。

なかでも本を読むことが一番いい。

そうすると想像力が育って、
他人がどう感じているか、
何を思っているかなどがわかってくる。

◆この世は常ならず

今はどん底かもしれないが、
いつまでも続くどん底ではない。

無常だから、
必ず変わっていく。

この世では同じ状態は
決して続かない。

どんな悲しみも苦しみも、
決していつまでも続かない。

いつか、
必ず終わりがくる。

物事はすべて
移り変わっていく。

◆生きていれば
何が起こるかわからない。

けれど、絶望してはいけない。

◆常識の非常識

健康の基本は、
何でも食べること。

年寄りは野菜を魚を食べればいいと
言われていたが、
今は逆に年寄りはど
肉を食べなさい
と言われている。

常識は変わるものである。

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