リーダー・イン・ミー by スティーブン・R. コヴィー, ショーン・コヴィー, ミュリエル・サマーズ

リーダー・イン・ミー (The Leader in Me) by スティーブン・R. コヴィー, ショーン・コヴィー, ミュリエル・サマーズ

子どもたちに
「7つの習慣」を!

世界で2,000校以上の
小学校に導入された
リーダーシップ教育とは?

すべての生徒、
すべての教職員に偉大さ
(強烈な個性や特異な才能)
が宿っている。

「リーダー・イン・ミー」は
生徒一人ひとり、教職員一人ひとりの中に
そうした才能を見つけ出し、
発揮し、育てる機会を提供する…

目次

第1章 素晴らしすぎて信じ難い
第2章 導入の経緯と理由
第3章 「7つの習慣」を教える
第4章 リーダーシップ文化を築く
第5章 学校の目標を達成する
第6章 原則を家庭に応用する
第7章 地域社会を巻き込む
第8章 中学校、高校、さらにその先へ
第9章 変革の炎を燃やし続ける
第10章 最初を思い出しながら終わる

リーダー・イン・ミー

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MEMO

リーダー・イン・ミー (The Leader in Me)
◆「7つの習慣」はなぜ有効なのか?

アメリカ合衆国建国200周年にあたる1976年当時、
コヴィー博士はある大学の教授をしていた。

博士は、その200年間に出版された
「成功者をテーマとする文献」を徹底的に調査した。

何百冊もの本、雑誌記事、尊敬を集めている
歴史上の人物の伝記などを読み漁った。

博士の狙いは、人々を成功へと導くもっとも
一般的な特徴や行動を見つけ出すことにあった。

こうした大量の文献から引き出した結論を、
博士は「7つの習慣」としてまとめた。

博士はこれらの習慣を、
最初大学生たちに教えていたが、
のちに企業や政府、教育界の指導者たちにも
教えるようになった。

コヴィー博士の重要な発見のひとつは、
この「7つの習慣」は変わることのない
普遍的原則に基いているということだった。

その人の国籍、年齢、信条、民族性、健康状態、
生まれ育った経済的環境などとは関係なく、
多種多様な状況に当てはまる。

すでに何世紀も前から存在している原則であり、
遠い将来まで存続するものなのだ。

むしろ、時代が進み、新たな現実が生まれれば、
これらの原則はいっそう適合性を増していく。

コヴィー博士はその他にも、
「7つの習慣」には実は順序があることを発見した。

最初の3つの習慣「主体的である」
「終わりを思い描くことから始める」
「最優先事項を優先する」
は人の自立性を高める効果がある。

この3つの習慣を実践すると、
責任感が増し、生き方を自分で管理し、
将来に対して計画的になり、
優先順位を設定し、集中力や自制心を
持続させて目標を達成できるようになる。

そこには時間管理能力、計画策定能力、
目標設定能力、自立や自分自身に対する
リーダーシップに欠かせない基本的な
自己規律能力が関係する。

これらをしっかり実践することで、
コヴィー博士の言う「私的成功」へと至る。

自立することは重要だが、
企業経営者も親たちも自らのスタッフや子どもについて、
自立することだけが思い描く「終わり」だとは考えていない。

彼らは子どもたちが他者とうまく協力できるようになって
ほしいと思っている。

そこで、次の3つの習慣「Win-Winを考える」
「まず理解に徹し、そして理解される」
「シナジーを創り出す」がとても重要になってくる。

これらには、紛争解決、傾聴、意志疎通、創造性の喚起、
多様性への対処、問題解決、チームワークといった
能力が関係する。

これらの能力は、人と人の相互依存を促進し、
公的成功を手繰り寄せるのに役立つ。

「第7の習慣 刃を研ぐ」は、
その前の6つの習慣を維持・強化するものであり、
最新再生、継続的改善、貢献に努めるバランスの
とれた生き方がポイントになる。

一人ひとりが持つ4つの基本的欲求に根ざした、
肉体、社会/情緒、知性、精神という4つの側面
において良好な状態を保ち、それによって
「人格全体」を維持するための指針となる。

「7つの習慣」を振り返ってみると、
重要なポイントが2つ見えてくる。

まずひとつは、私的成功は公的成功より
先行するということだ。

他者との間に効果的な関係を築くためには、
まず自分自身が効果的でなければならない。

もうひとつは、「7つの習慣」には、
親、企業経営者、教育者たちが子どもたちに
教えたいと思っている特質やライフスキルの
多くを含んでいるという点だ。

◆子どものための「7つの習慣」

サクラは企業経営者たちとともにセミナーに
参加したとき、
「”7つの習慣”を
子どものころから学んだら、
あの子たちの人生も世の中も
きっと素晴らしくなるんじゃないかしら」
という思いが脳裏から離れなかった。

「7つの習慣」の要点を
子どもたちにわかりやすく
言い換えたものを紹介する。

これを読んだら、
あなたもサクラと同じことを
考えるだろうか?

▶第1の習慣:主体的である

私は責任感の強い人間である。
率先して行動する。
自分の行動、態度、気分は自分で決める。
自分が犯した過ちを他人のせいにしない。
自分の意志以外で怒ることはない。

▶第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

前もって計画を立て、目標を設定する。
有意義かつ効果的なことをする。
クラス内で重要な役割を担い、
学校のミッションやビジョンに貢献しており、
良き市民になることを目指している。

▶第3の習慣:最優先事項を優先する

もっとも重要なことに自分の時間を使い、
すべきでないと思うことにはノーと言う。
優先順位を決め、
スケジュールを組み、
計画を実行する。
自制心を発揮し、
皆と歩調を合わせる。

▶第4の習慣:Win-Winを考える

勇気を出して自分が欲しいものを手に入れるだけでなく、
他人の願望も考える。
他人の「信頼口座」に預け入れをする。
意見が対立したときは「第三の案」を提案する。

▶第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

他人の考えや気持ちに耳を傾ける。
相手の立場に立って物事を眺める。
相手の話を最後まで聞く。
自信を持って自分の意見を述べる。
相手の目を見て話す。

▶第6の習慣:シナジーを創り出す

他人の長所を認め、
自分も身につける努力をする。
考え方の異なる人ともうまく付き合う。
他人と協力し合う。
自分だけでやらず、
他人と連携するほうが効果的であることを認識し、
問題解決に際しては他人の意見を求める。
常に謙虚さを忘れない。

▶第7の習慣:刃を研ぐ

適切な食事、運動、睡眠によって健康に気を配る。
家族や友人と過ごす時間をつくる。
学校だけでなく、いろいろな方法、
いろいろな場所で学ぶ。
他人を助ける効果的な方法を見つけ出す。

◆人にはそれぞれ才能がある。

だが、魚を木登りの能力で判断するとしたら、
魚は一生涯、
自分は能無しだと思って生きることになる

by アルバート・アインシュタイン

子どもの持つ強みや長所を見つけ、
さらに伸ばしてやること!

そして、彼らがそうした良い面を
目一杯発揮できる分野を見つける
手助けをすること!

◆子どもを育てるということは…

単にその子の悪いところ直すだけではない、
もっと大きな目的がある。

子どもの持つ強みや長所を見つけ、
さらに伸ばしてやること。

そして、彼らがそうした良い面を
目一杯発揮できる分野を見つける
手助けをすることである。

◆私たちは問題を生じさせたときと
同じ思考レベルで問題を解決することはできない

by アルバート・アインシュタイン

◆今、学校で教えるべきこと!

今日の世界では、
子どもたちは学問的知識を暗記して鵜呑みにする
するだけでは終わらず、現実の場面にそれを応用する
能力を習得することが求められる。

将来成功を手にするためには、
より強力で分析的かつ批判的な思考能力、
問題解決能力、創造力を持たなければならない。

そのためには、教育者が教え方や
カリキュラムを見つめ直し、こうした思考法や
応用法に対応させる必要がある。

今の公教育による人間の育て方は、
すでに過去のものとなった世界を大前提にしていて、
これから出現しうる世界…
は想定されていない。

子どもの発達に関するここ数十年の
一般通年は誤りで、
私たちは間違ったスキルや能力に焦点を合わせ、
間違った戦略を使ってそのスキルを教え、
育てようとしてきた。

◆あなたはとあなたの子どもは、今の現実に適応しているか!

比較的最近まで、
私たちは情報化時代に生きてきた。

その時代は試験でも事実に関する知識が重視され、
「事実」を誰よりも多く頭に詰め込んだ者が
高い点数を取った。

この知識重視の傾向は大学や職場まで続き、
彼らは一流大学に進み、
さらに出世競争の先頭を走ることができた。

この時代の学校は、
生徒の脳細胞にできるだけ多くの学問的知識を
埋め込むことだけを考えていればよかった。

だが、今やそういう時代は過ぎ去った。

現在は創造的労働者の時代になっている。

何が起きたかと言えば、
それまで生徒(学生)たちの頭に詰め込もうとしていた知識、
トップクラスのエキスパートや一流の大学でしか
提供できなかったその知識が、
今や世界中どこでも簡単に手に入るようになったのだ。

飛行機に乗っていようが、
バスを待っていようが、
机に向かって仕事をしていようが、
藁葺き小屋で生活していようが、
人は今や誰もが、ポケットサイズの機器(スマホなど)を
操作するだけでほぼ瞬時に情報にアクセルできる
ようになった。

それも、ついこの間までは、
大学の図書館に丸々一ヶ月通っても
得られないほどの大量の情報である。

その結果、以前は知識量が不可欠だった
エリート層の仕事の多くが、
低賃金の人やコンピューターでやられるようになっている。

つまり、ただ知識を持っていても、
新たな現実の中でも成功できるとは
限らないのである。

では、事実を知っているだけではもはや
通用しないとなれば、
新たな現実の中で成功する人とそうでない人を
分けるものは何だろうか。

ダニエル・ピンクらが主張するところによれば、
成功者は平均以上の創造性、問題解決能力、
そして先見性を備えているという。

発明や設計をしたり、
大局的観点で考えたり、
物事に意義を見出したり、
傾向に気づいたりする人がこれに当たる。

有意義な事柄を知識を駆使して分析し、
最大限活用し、統合し、提示し、
実行する方法を知っている人たちだ。

だからこそ、創造的労働者なのである。

◆今の学校教育に求められること!

子どもたちは学問的知識を暗記して
鵜呑みにするだけでは終わらず、
現実の場面にそれを応用する能力を
習得することが求められる。

将来成功を手にするためには、
より強力で分析的かつ批判的な
思考能力、問題解決能力、創造力を
持たなければならない。

そのためには、教育者が教え方や
カリキュラムを見つめ直し、
こうした思考法や応用法に対応
させる必要がある。

今の公教育による人間の育て方は、
すでに過去のものとなった世界を
大前提にしていて、
これから出現しうる世界…
は想定されていない。

私たちは間違ったスキルや能力に
焦点を合わせ、間違った戦略を使って
そのスキルを教え、育てようとしてきた。

企業経営者たちが最近の新入社員について
よく嘆いているのを耳にする。

頭脳明晰な者を雇ったものの、
チームでの働き方にしても
優先順位をつけて時間を配分したり、
考えを明確に提示したりする能力も
まったくなっていない、と…。

高校を卒業し大学に合格した子どもが、
入学試験は優秀な成績だったが、
目標を追求する方法、
もめ事を大人らしく解決する方法、
あるいはデジタル画面以外とも
付き合う方法を知らない、
とグチをこぼす親は数知れない。

こうした経営者や親たちに尋ねてみるとよい。

子どもたちが今日の現実に対して十分な
準備ができていると思うか、と。

おそらく彼らは口をそろえて、
「できていない」と答えるだろう。

◆AI時代に成功する人とそうでない人を分けるものは?

比較的最近まで、
私たちは情報化時代に生きていた。

その時代は試験でも事実に関する
知識が重視され、「事実」を誰よりも
多く頭に詰め込んだ者が高い点数を取った。

この知識重視の傾向は大学や職場まで続き、
彼らは一流大学に進み、さらに出世競争の
先頭を走ることができた。

この時代の学校は、
児童の脳細胞にできるだけ多くの
学問的知識を詰め込むことだけを
考えていればよかった。

だが、今やそういう時代は過ぎ去った。

現在は創造的労働者の時代になっている。

何が起きたかと言えば、
それまで児童たちの頭に詰め込もうと
していた知識、トップクラスのエキスパート
や一流の大学しか提供できなかったその知識が、
今や世界中どこでも簡単に手に入るようになった。

飛行機に乗っていようが、
バスを待っていようが、
机に向かって仕事をしていようが、
藁葺き小屋で生活していようが、
人は今や誰もが、ポケットサイズの
機器(スマホなど)を操作するだけで
ほぼ瞬時に情報にアクセスできる。

それも、ついこの間までは、
大学の図書館に丸々一ヶ月通っても
得られなかったほどの大量の情報である。

その結果、以前は膨大な知識量が
不可欠だったエリート層の仕事の多くが、
低賃金の人やコンピュータでも
やれるようになっている。

つまり、ただ知識を持っていても、
新たな現実の中で成功できるとは
限らないのである。

では、事実を知っているだけでは
もやは通用しないとなれば、
新たな現実の中で成功する人と
そうでない人を分けるものは何だろうか。

ダニエル・ピンクらが主張するところによれば、
成功者は平均以上の創造性、問題解決能力、
そして先見性を備えているという。

発明や設計をしたり、
対局的観点で考えたり、
物事に意義を見出したり、
傾向に気づいたりする人が
これに当たる。

有意義な事柄を知識を駆使して分析し、
最大限活用し、統合し、掲示し、
実行する方法を知っている人たちだ。

だからこそ、創造的労働者なのである。

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