1000人のお年寄りに教わった30の知恵

1000人のお年寄りに教わった30の知恵 by カール・ピルマー

カール・ピルマー(Karl Pillemer)

国際的に著名な老年学者。
人の一生にわたる発達と変化を研究している。
コーネル大学の人間発達学の教授として教鞭をとるかたわら、コーネル・インスティテュート・フォー・トランスレーショナルリサーチ・オン・エイジングを創設した。
ニューヨーク州北部在住…

死ぬときに後悔しないために!

65歳以上の高齢者1000人の
インタビューから生まれた「人生の教科書」…

目次

第1章 理想の結婚をするために
第2章 やりがいのある仕事を見つけるために
第3章 円満な親子関係を築くために
第4章 上手に年齢を重ねるために
第5章 後悔しない人生を送るために
第6章 最高の幸せを手に入れるために

1000人のお年寄りに教わった30の知恵

1000人のお年寄りに教わった30の知恵

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MEMO

1000人のお年寄りに教わった30の知恵

◆黄金律

自分が人からして欲しいことを、
自分も人にしてあげる。

自分がこうして欲しいと思うように人に接する。

逆に、
自分がして欲しくないことは人にもしない。

◆起こるかどうか分からいこと、
自分にはどうにもできないことについて心配するのは、
限りある人生の時間をムダにすることである。

◆あることが起きたとき、
私たちは「幸せになる」あるいは「不幸になる」わけではない。

出来事に自分がどう影響されるかは自分が選択できる。

◆何かをなしとげるのに「いつかそのうち」があると思うな

その「いつか」が、
気がつけば昨日になっているのだから…

◆時間があって体が動くうち、
そばに気の合う旅仲間がいる間に、旅行すべし

◆情熱を感じられないことに
いつまでもしがみついていてはいけない

◆多くの人が遭遇する問題は、
健康に大きな支障が出始めてから住み替えを決意するため、
選択の幅がほとんどないことだ。

◆社会とつながりを持つ続けるためのコツ

1)勉強の機会を利用する
2)社会とのつながりを意識して維持する

◆人間は、
孤独に生きていくようにはできていない。

◆健康に関する3つの大きなリスク要因とは?

1)不健康な食生活
2)運動不足
3)喫煙

◆健康について正しい選択をしてこなかったツケは早死ではなく
(それはいちばん心配する必要のないことだ)、
数年、場合によっては数十年も、
慢性疾患に悩まされることである。

◆自主性と融通性こそが、
仕事が楽しくなるかどうかのカギであり、
自由の幅が大きいほど幸福の度合いが増す。

◆仕事でもっとも優先すべきは「自主性」

自主性とは、
自分で行動できること、
または自力で行動できること。

自己決定の自由である。

◆どこでどんな人と会っても、
必ず相手の方が自分よりはるかに優れていると思うこと。

そうすれば何の問題も起きない。

私たちの最大の弱点は、
自分を重視しすぎること。

◆コミュニケーション能力に共通するひとつの原則とは…
「健全な謙虚さ」を持つことである。

◆どんなに能力があり、
すばらしい頭脳に恵まれていても、
成功するにはコミュニケーション能力が不可欠だ。

多くの若い人は専門知識の習得にばかり目が行き、
この成功のカギを見落としている。

◆誰にでも、どこかしらいいところがある

この言葉には大事なポイントがある。

それは、たとえ何もなくても、
少なくとも「反面教師」にはできる、
ということ。

◆何年もかかるかもしれないが、
今の仕事に不満があるなら諦めてはいけない

人生は短いのに、
私たちは嫌いな仕事にしがみついて
費やす時間が多すぎる。

◆成功より失敗から学ぶことの方が、ずっと多い

◆いくつになっても、
方向転換して違うことに挑戦するのを恐れるな。

いちばん大事なことは、
自分が何者でどんな能力があるかを見つけることだ。

自分の可能性を探ってやりたいことを見つける期限を決める。

その期間は、覚悟を決めてリスクテイカーになる。

◆進みたい分野があったら、
その分野で誰かの下で2、3年働く。

学ぶ立場で、その分野についてできるだけ学び、
自分が望む分野かどうかを知る。

もし違うと分かったら、
1年か2年で次に行く。

間違えたら、他のことをやってみる。

◆仕事人生を、
余裕をもって管理できるサイズに「分割」する。

そうすれば1年、いや2年か3年は、
すぐには満足のいかない仕事に就くリスクをとることができる。

だが自分には向かないと分かったら、
それ以上の時間はかけるな。

◆お金が必要だからというだけで嫌いな仕事を続けてはいけない。
毎日仕事に行くのが楽しみになるような職を目標にして、
ブレない軸を持つこと。

本当に好きな仕事を探さなければならない。

◆喜びとかやりがいを仕事の主目的にすれば、
成功は保証される。

◆嫌いな仕事に自分を縛りつけないで、
生活に足りるだけのお金を稼ぐ方法を見つけなさい。

◆ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる by マーシャ・シネター
https://www.amazon.co.jp/dp/4899760132/

◆若い人が「お金をたくさん稼ぐ」のが
人生最大の目標と言っているのを聞くと残念でならない。

楽しんで有意義に過ごした時間は
いつだってお金にまさる。

◆基本的に、私たちは生きるため、
衣食住を確保するために働く。

仕事はさまざまだが、原理は同じ。

生きている時間をお金に換え、
そのお金を生きるために使う。

しかし多くの人にとってそれ以上の意味を持つ。

仕事は人生の意味と目的を生み出す大きな源泉、
自信と達成感を得るよすが、
人と関わり合う手段だ。

アイデンティティ、自分が何者であるかという意識の要でもある。

———————————————–

◆身近な達人に尋ねたい10の質問

1)今まで生きてきた中で学んだ最も大切なことは何ですか?

2)結婚や結婚生活についてどんなアドバイスがありますか?
・結婚生活を長続きさせる秘訣は何ですか?
・結婚するにあたって、また結婚生活を続けるために若い人がやってはいけないことは何ですか?
・離婚を考えている若い夫婦に何とアドバイスしますか?

3)子育てについてどんなアドバイスがありますか?
・子育てでやってはいけないことは何でしょうか?

4)やりがいのある仕事を見つけたり、キャリアで成功したりするためのアドバイスはありますか?

5)逆境やストレスだらけの経験から大事なことを学んだと言う人がいます。
あなたもそうでしたか? たとえば、どんなことを学びましたか?

6)人生を振り返って、「転機」つまり生き方が変わるきっかけになった出来事や体験はありましたか?
・あなたが多くを学んだと思う大事な選択や決断は何でしたか?

7)20歳の時にはわからなかった、今だからわかる幸せな成功した人生とは何でしょう?

8)あなたが人生で守っている大事な価値観や原則は何ですか?

9)健康でいるための知恵はありますか?

10)年を取ることについて若い人にどんなアドバイスがありますか?

◆理想の結婚をするために(まとめ)▶怒ったままで1日を終えない

1)「自分とよく似た人」を選びなさい
基本的な価値観と経歴が似ていることが、
幸せな結婚のカギ。
結婚後に相手を変えようと思ってもムダである。

2)結婚は「恋愛感情」より「友情」の方が大事
連れ添ううちに恋のときめきは別の何かに変わっていく。
恋愛感情だけでなく深い友情を感じる相手と結婚しよう。

3)「損か得か」を気にしてはいけない
「結婚は常に50:50でなければ」という考え方をしない。
与えた分だけきっちり戻ってくるわけではない。
結婚を成功させる秘訣は、
お互いがもらうよりも与える方を多くと心がけることである。

4)「ケンカのやり方」を身につける
「黙ってついてこい」タイプとの結婚は危険かもしれない。
結婚生活の長い夫婦はふたりともよくしゃべる
(少なくとも夫婦間では、そして大事なことについては)。

5)「苦労」は訪れて当たり前、乗り越えて当たり前
結婚そのものに誠意を尽くし、真摯に取り組もう。
結婚をパートナー同士の目先の欲求よりも大きなものととらえる利点は計り知れない。

◆やりがいのある仕事を見つけるために(まとめ)▶朝、目覚めた時に何を思うか

1)「楽しさ」があれば「お金」は後からついてくる
キャリアで犯す最大の過ちは、
将来的な収入見込みだけを基準に職業選びをすること。
目的意識と仕事への情熱はどんなに高い給料にもまさる。

2)「理想の仕事」には必ずめぐりあえる
達人に言わせれば、好きな仕事を見つけるカギは粘り強さ。
簡単に諦めてはいけない。

3)「嫌だ」と思う仕事ほどチャンス
今の仕事や職場が理想とは言い難くても、
その経験をムダにしてはいけない。
多くの達人が嫌な仕事からかけがいのない学びを得ている。

4)コミュニケーション能力はすべてにまさる
職場で成功したいならコミュニケーション能力を磨こう。
専門性の高い職業ですら、
コミュニケーション能力が足りなければキャリアを棒に振る。

5)仕事で最も優先すべきは「自主性」
仕事への満足感は、
仕事でどれだけ自主性を発揮できるかに左右されることが多い。
上からコントロールされすぎず、
意思決定ができ、
関心のある方面に進める自由を探そう。

◆円満な親子関係を築くために(まとめ)▶「完璧」を求めない

1)どんな犠牲を払っても「子供と過ごす時間」を持ちなさい
いざとなれば犠牲を払ってでも、
子供との時間をできるだけたくさんとろう。
計画した「子供との上質なひととき」だけでなく、
家庭での日常を親子で一緒に過ごすべきだ。

2)「ひいき」はしてもいい、でも態度に出してはいけない
子供の中に特に可愛く思う子供ができてしまうのはいたしたかないこと。
でも子供たちにそれをさとられるような態度をとってはいけない。

3)しつけたければ「体罰」はするな
(その時その場でどんなに誘惑にかられても)体罰抜きで、
子供の人格を尊重し愛情のこもったしつけをしよう。

4)子供との断絶は何としても避ける
子供との決定的な断絶を避けるためにあらゆる手を尽くそう。
たとえ親の側から譲歩することになっても。

5)親子関係は生きている限りずっと続くもの
子供が家を出てからも親子の縁は続く。
だから子供たちが小さいうちから、
人生後半の良好な親子関係につながるような意志決定をしよう。

◆上手に年齢を重ねるために(まとめ)▶老いることはいいことだ

1)年を取ることは思っているよりずっとすばらしい
年を取ることを気に病んで時間をムダにしてはいけない。
高齢期はチャンスと冒険と成長のきっかけとなる可能性がある。
終わりではなく、「冒険の旅」と考えよう。

2)自分の体を100年使うつもりで行動しなさい
「長生きなんてしなくいい」を不健康な生活習慣の言い訳にするのはやめよう。
喫煙、貧しい食生活、運動不足といった不摂生は、
早死にではなく何十年にもわたる慢性疾患をもたらすのだ。

3)死ぬことは心配しなくていい
自分がいつか死ぬことをいつまでも思い悩んでもしかたがない。
達人たちが勧めるのは人生の幕引きを周到に計画し、
身辺整理しておくことだ。

4)人との「つながり」を失ってはいけない
中年期以降に社会的に孤立する可能性をしっかり考え、
中年期から新しい勉強の機会や人間関係を通じて、
人とのつながりを維持する意識的な努力を始めよう。

5)老後の住まいは前もって計画しておくべき
あなた自身も高齢の親族も、恐怖心や先入観から高齢者向け住居施設への入居を検討の対象外にしてはいけない。
入居すれば、生活が制約されるどころか、
むしろ生活の質が向上するシャンスが開けることが多いのだ。

◆後悔しない人生を送るために(まとめ)▶もっと自分に甘くていい

1)いつも「正直」であれ
大きなことでも小さなことでも、不正な行為は避ける。
たいていの人は「公明正大さ」に欠ける過去を後年になって激しく後悔する。

2)あらゆることを「イエス」から始めよう
新しいチャンスやチャレンジを提示されたら、「イエス」と言うべきだ。
その方が後悔しないし、断れば後悔する可能性が高い。

3)旅に出るなら「今」がベストタイミング
できるうちに旅をしよう、そのために他のことを犠牲にしてでも。
ほとんどの人が旅先での冒険(大きなことでも小さなことでも)を人生のハイライトとして振り返り、
もっと旅行しておけばよかったと後悔する。

4)パートナー選びはくれぐれも慎重に
決断を急がないのがカギ。
時間をかけて将来のパートナーのことを知り、
長い目で見てその人とうまくやっていけるかを判断しよう。

5)言いたいことは口に出しなさい
手遅れになるまで気持ちを伝えずにいると
「あの時、ああしていたら」と悲しい言葉を口にするはめになる。
「死者のメッセージを伝えてくれる霊能者」などあてにしてはいけない。
本心を伝えられるのは相手が生きている間だけなのだ。

◆最高の幸せを手に入れるために(まとめ)▶幸せに生きるためのルール

1)1日1日を数えて生きよう
常に、人生は短いつもりで生きよう。
なぜなら実際に短いのだから。
大切なのは「人生は短い」という事実にうちひしがれるのではなく、
その認識の上で行動すること。
大事なことは「今」やるようにしよう。

2)「幸せ」は条件ではなく、自分で決めるもの
幸せは、環境が完璧かそれに近い状態だからといってかなう条件ではない。
苦労や困難があろうと、いずれあなたは幸せになることを意識的に選択しなければならないのだ。

3)未来を心配するのは時間のムダづかい
心配するのはやめよう。
せめて減らそう。
かけがえのない人生の時間において、
おおいなるムダになるだけなのだから。

4)「小さなこと」を楽しみなさい
最高の人生を生きようと思うなら、小さく考えよう。
素朴な日々の喜びに感度を合わせて、
今その喜びを味わえるようになろう。

5)自分の中に「信仰」を持て
信仰のある生活は幸福感を高めてくれる。
また、信仰をともにする人々のコニュニティは人生の危機に際して
他では得られない支えとなってくれる。
でも信仰の対象や信仰の形はあなたの自由だ。

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