社長の基本

1000人の経営者を救ってきた コンサルタントが教える 社長の基本 by 三條慶八

三條慶八(さんじょう・けいや)

1960年、神戸市生まれ。
“会社と家族を守る”経営アドバイザー。
株式会社Jライフサポート代表取締役。
負債140億円を背負った会社を自らの力で再生し、完全復活させた経験に基づき、悩める中小企業経営者に真の会社経営、会社再生法を伝授している…

自らも140億円の負債から復活!

会社をつぶさずに安定経営するための原理原則…

目次

第1章 社長の基本1 社長の心得

●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
〝あこがれ〟や〝夢〟ではなく、理念を元に起業し、その理念を忘れない。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
理念を深く、広く浸透させていく。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
社員や取引先などと夢を共有する。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
夢に酔わない、深追いしない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
戦略・戦術の違いがわかっている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
ブレない。迷わない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
1年365日、1日24時間、ずっと経営のことを考えている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
どんなことがあっても生き残る、と腹を決めている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
ライバルと「戦わずに勝つ」 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
何か一つ、これなら一番! というものを持つ 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
地域密着型の経営の価値をよく知っている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
人の言葉に素直に耳を傾ける 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
成功体験にしがみつかない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
お金より時間を大切にしている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
鈍感力がある 。

第2章 社長の基本2 社長の行動力

●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
即断速攻! すぐ決め、すぐやる 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
社員をほめて、やる気にさせる 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
部下の失敗を喜ぶ 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
片方の目は近視眼、もう一方の目は遠視 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
「朝令暮改」をプラスだと考えている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
変化をいち早くとらえる 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
柔軟な問題解決力を発揮する 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
ブームに乗らない、追いかけない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
ファンをもっている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
クレームを経営資源だと認識している 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
後ろ向きの考え方をしない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
小さいNO1から大きいNO1へ育てていこうとする気概がある。

第3章 社長の基本3 社長の分析力

●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
裏・表の数字を読んでいる 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
リスク分散をしている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
営業力以上に経営力が大事だと認識している 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
キャッシュフローを健全に保っている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
支払いの原理原則を守っている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
人に頭を下げられる 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
取引先とウイン・ウインの関係づくりをする 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
捨てる勇気をもつ 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
借りをつくらない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
個人資金を会社の経営に注ぎ込まない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
子どもに会社を残すことにこだわらない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
会社のやめどきを視野に入れている 。

第4章 社長の基本4 社長の交渉力―金融機関との上手なつき合い方

●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
資金に余裕があってもなくても取引金融機関をもつ 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
身の丈に合った金融機関と取引している 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
3行以上の金融機関と取引する 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
金融機関の体力を示す預貨率について知っている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
金融機関への情報提供の仕方を心得ている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
金融機関に開示するのは80%。明るいビジョンを語る 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
プロパー融資と保証協会付融資の違いを理解している 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
自社の返済能力を知っている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
安易にリスケしない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
サービサーへの対処のし方を心得ている 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
銀行に振り回されない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
金融機関にすぐに返事をしない 。
●会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は
やっぱり大事なのは人間的な魅力とつながり 。
あとがきにかえて

社長の基本

社長の基本

Amazonに移動する…

MEMO

社長の基本

◆経営者はサービサーへの対処の仕方を心得ておくこと

金融機関への返済が滞り、
返済交渉もうまくいかず、
ある日、金融機関から「サービサーに債権を譲渡する」
という連絡が入ったとする。

サービサーは金融機関から相当に安い額で
不良債権を買取る。

一般的には、
債権額の5~10%ぐらいがその金額の目安だといわれている。

経営者はサービサーとうまく交渉することにより、
債権額の5%ぐらいで借金をチャラにすることができる。

◆融資には2種類ある。
借り手に有利なのはプロパー融資。

金融機関がもち出す融資には、
プロパー融資と保証協会付融資の2種類ある。

プロパー融資とは、
金融機関と融資先の間だけで行う融資のこと。

返済されなかった場合のリスクはすべて
金融機関が負う。

もちろん、
金融機関は担保を取るなどリスクヘッジする。

保証協会付融資は、
信用保証協会が保証をすることによって、
企業の融資が受けやすくなるというイメージがある。

しかし、
信用保証協会の行う「保証」はあくまでも、
金融機関がリスクを負わないための保証である。

しかも、
借り手は信用保証協会に対する保証料を支払う必要がある。

住宅ローンなどで住宅購入者が支払う保証料は、
金融機関を救うためのものである。

◆賞味期限切れの事業や資産を捨てる
タイミングを見失わない。

社長の決断で最も難しいことは
捨てることだ。

捨てることができて初めて、
本物の社長と言える。

◆売掛金を放っておく経営者なら、
会社はつぶれて当然。

本気で回収しようとするなら、
支払期限が過ぎたらすぐ、
間髪いれずにたたみかける。

回収は、
初動がすべてを決める!

初動でナメられたら回収できるものも
できなくなる。

◆世界ナンバーワンへの道の一歩は
小さなナンバーワンから…

まずは、
全社員一丸となって
がんばればなんとか届く小さな
ナンバーワンを目指す。

そこから次第に
ナンバーワンの規模を少しずつ大きくしていく。

つまり、
ランチェスター戦略を実践する…

◆経営環境の変化に勝つ定石は先手必勝。

変化の兆しを感じたら、即、動く。

あなたが学習塾をやっていたとする…

でも、少子化の影響であまり将来性がない。

こんなときは、
誰もまだ手掛けていないニッチビジネスを探す。

たとえば、
障害児の学童保育事業なんかはどうか?

◆成功は酒と同じで仕込みの時間が必要。

その間を何で食いつなぐか?

経営者は、
足元の必要経費を稼ぎ出す近くを見る目と、
将来、これで大きく儲けていくのだという
遠くの目の両方を持つ必要がある。

◆決断が1日遅れただけで、
万にひとつのチャンスを逃がすこともある。

社長の仕事は決断することに尽きる、
といっても過言ではない。

しかし、決断だけでは、
社長の仕事のほんの序の口に過ぎない。

決断したことを即実行する。

いかにスピーディに実行につなげていくか。

これが経営者の仕事である。

◆遅刻は相手の時間をも奪う最悪の行為

遅刻ぐせはいますぐ直す。

時間にルーズな経営者で
成功を収めた人はいない。

◆経営者の姿勢にブレや迷いがあってはいけない

ビジネスモデルは変えていい、
そして業態も変えていい。

だが、
企業理念だけは
変えてはいけない。

イーロン・マスクは、
テスラ・モーターズ、スペースX、ソーラーシティなど
複数の事業を次々立ち上げたが、
彼の理念は創業時から少しも揺らいでいない。

彼の理念は、
「人類の未来の発展に貢献する」
ことである。

◆どんなことでも、
これなら我が社が一番、
をもてば無敵の経営ができる。

◆経営者が目指すべきことは…

「知らなかった」ことを
「知っている」ことに、
「知っている」ことを
「実行している」ことに変える。

成功への道はここから始まる。

◆「知っている」「わかっている」ことと、
「実行している」ことは天と地ほど違う。

「わかちゃいる」けど実行していない、
実行できないという経営者は驚くほど多い。

◆会社をつぶさずに、安定した経営ができる社長は…

どんなことがあっても生き残る、
と腹を決めている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする