なぜランチタイムに本を読む人は、成功するのか。 by 中谷彰宏
大阪府生まれ。
早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
博報堂に入社し、8年間のCMプランナーを経て、91年に独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
人生論、ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多くのロングセラー、ベストセラーを世に送り出す。
「中谷塾」を主宰し、全国でワークショップ、講演活動を行っている中谷彰宏さんの著書です。
思わず本を読みたくなる「読書法」とは?
本を読みたいけれど、
読む時間なんてどこにある?
どんな本を選べばいいかわからない…
こんな悩みをお持ちのかたにおすすめ!
目次
1 本を読むから、成功する。
2 本が、チャンスを連れてくる。
3 読書は、新しい価値観に出会う旅。
4 いい本を読むと、姿勢がよくなる
5 読書で、ポジティブになる。
6 本を読んだら、元気が出ていた。
MEMO
◆アタマでわかるのではない、腑に落ちることが大切!
◆本の太字以外のところに、大切なことが書かれている。
本で太字で書かれているところは、平均的な価値にすぎない。
読者にとって一番価値のあることは、
太字や見出しに書かれていないところにある可能性が高い。
◆「世の中のことが全部わかている」と思うのは、知性のない人!
◆読書で思考力を鍛えないと、デジタル認知症になる。
デジタル認知症とは、
答えはわかるけれども、
考え方がわからないというもの。
こういう人は、詐欺に引っかかる。
◆語彙を増やす!
英語では単語数不足が自覚できるのに、
日本語では自分の語彙不足に気づかない人が多い。
本を読む人は語彙が豊富である。
◆棚の本は、激戦を勝ち抜いてきた本だ!
書店では「平積み」より「棚」の本を選ぶ。
平積みは新しい本で、
棚は発売から時間が経っている。
棚には、なかなか残れない。
そんな中で激戦を乗り越えて棚に残っている本には、
必ず意味がある。
◆棚に並んでいる背表紙のタイトルを見て
「なんだこれ?」と思う本を手に取って読む。
◆ネットは情報を仕入れるのが得意で、
本は価値観を仕入れるのが得意である。
◆読書はひとり旅である。
◆本を読むことは、工夫を覚えること。
英語で文法を覚えるのは、めんどうくさい。
でも、手間を省くために文法がある。
◆うまくいかないのは、学歴・経験のせいではない。
勉強が足りないだけだ。
◆本を最後まで読んた人は、
余中まで読んで実行した人に負ける。
本を読む人は、最後まで読むことにこだわらない。
◆本を読み返して気づかないのは、成長していない。
◆ランチが、最高の読書タイムだ!
◆みんながスマホを出しているときが、
本を読むチャンスだ!
◆本の読み方
- 問題を解決するために読む(仕事)
- 楽しむために読む(趣味)
まとまった時間を読書に使うのはもったいない。
本は、1分あれば読める!
◆読書格差=収入格差
本を読む人の格差が知性の格差になり、
結果、収入の格差につながる。