1%の人だけがやっている 会社に「使われない人」になる30のヒント by 渡辺 雅典
渡辺 雅典
株式会社パンダ代表。
1970年、山口県山口市生まれ。
幼少期を埼玉県川口市で過ごし、高校を中退後、宮城県の美容学校に入学。
卒業後は美容師、水道工事、看板屋の営業を転々とし、1995年からインターネットマーケティングを始める。
2006年、インフォトップの創業立ち上げメンバーに参画。
2010年7月、自らの講座をスタートし、モバイルのトップアフィリエイトトレーナーとして、業界の最先端で事業展開…
使われない人になれば、
「やる気」「存在感」「収入」「役職」
がアップする!
5000人を見てきたビジネストレーナーが教える、
会社に殺されないサバイバル術…
給料以外の収入源を手に入れることで、
経済的自由と精神的自由を手に入れ、
会社に対して不満を持っていた人たち
(会社に使われていた人たちは)、
会社に「使われない人」へと成長…
これからの時代を生き抜くためには、
会社に使われる人ではなく、
会社に使われない人になることが必要になる。
会社に使われない人になるポイントは、
稼げる人のマインドになること。
そうすれば、
日々の仕事が楽しくなり、
どこでどんな仕事をしてもうまくいく。
副業をやってもうまくいき、
経済的自由と精神的自由の両方を
手に入れることができる…
目次
序章 「使われない人」に誰でもなれる
第1章 使われない人になる「価値観」
1.「フォロアー」に徹してみる
2.自分の楽しさを顧客に伝える
3.結果だけに執着しない
4.リスクの中にある「利益」を見る
5.「1番になれる」と信じて始める
6.いろんなナンバーワンを見つける
7.本を「読む」のではなく、本を「行う」
8.使われない人とつきあう
9.仕事を楽しむ
第2章 使われない人になる「行動」
10.朝から行動して午後にそれを修正することを恐れない
11.言われた以上のことをやる
12.わざと回り道をする
13.自分で自分を束縛する環境を作る
14.仲間と情報を共有する
15.群れの仲間と刺激しあう
第3章 使われない人になる「仕事」
16.「今日はこれをやってみよう」を口グセにする
17.基礎体力を積み上げる
18.自分の中に絶対的な基準を持つ
19.うまくいった方法をただひたすらやり続ける
20.双方向のコミュニケーションを心がける
21.掘り下げてから広げる
22.ダメだと思ったら、サッサと見切りをつける
23.まずは成功者の真似でOKと考える
24.全体をイメージして仕事をする
25.なんでも自分でやろうとしない
第4章 使われない人になる「お金」
26.「多くの人を幸せにしたい」と言う
27.お金持ちは「行動した人」と受け止める
28.最初から年収1億円を目指さない
29.時には先行投資をする
30.仕組みを作る
MEMO
◆お金でも自分の都合でもなく、
見返りを期待しないで人のために動けるかどうか、
自分の行動を振り返ってみる。
◆他人との接点を持てなければ、
お金を稼ぐことはできない。
ビジネスも仲間との切磋琢磨から成長していく。
情報でもノウハウでも、
自分が何かを求めようとするなら、
まずは誰かのために動くことが大切である。
◆全部自分でやろうとしない
世に中には全部自分でやらないと気がすまない人がいる。
しかし、そういう人は、そこそこ稼いではいるが、
大きく稼げない。
はやり一人の力には限界がある。
全部自分でやろうとした場合、
年収2000万円~3000万円が限界である。
◆アフィリエイトも、
いろんなサイトを巡回して、
上手くいっているブロガーやアフィリエターのやり方を見て、
見よう見まねでノウハウを積み上げていく。
◆成功している起業家の多くは、
ダメだと思ったビジネスは、
躊躇することなく撤退している。
そして、すぐに新たなビジネスを始めている。
ビジネスにおける「損切り」とは、
「撤退する勇気」である。
この勇気のある人こそ、
投資の世界だけでなく、
ビジネスの世界でも稼げる人である。
◆ネットビジネスで言えば、
手に入れたノウハウでまずは1件、
報酬を発生させるところから、
順番に進めていくのが結局早道である。
ネットビジネスの仕組み、手掛ける商品についても、
あらかじめ徹底的に掘り下げて知識を身につけておけば、
次のビジネス、次の商品を手掛けるときにも、
ずっとラクに参入できる。
◆ネットであろうがリアルであろうが、
ビジネスは最終的には人と人とのつながりである。
アフィリエイトで稼ぐには
コミュニケーション能力は必要ないのではないか。
そんなふうに考えている人はほとんど脱落する。
◆アフィリエイトに限らず、
ビジネスで成功できない人は、
言い訳が多い。
うまくいかない理由を並べて、
自分を正当化しようとする。
稼げる人は少しの時間も捻出して、
上手くいった方法を何度も反復しながら、
少しずつスキルアップしている。
◆アフィリエイトに必要なスキルや知識などは、
ネットを探せばいくらでも見つけることができる。
あとでそのノウハウをもとに、
自分で試行錯誤しながらコツコツと毎日やり続ければいい。
それができる人は、
アフィリエイト塾に入ることもなく、
間違いなくネットビジネスで稼げる人である。
◆在宅でも副業でも、
必ず利益を得られるというイメージに
吸い寄せられるようにネットビジネスに参入する人たちの9割は、
上手くいかない。
稼いでいる人たちにとって、
数字は保障を意味するものではなく、
自分が積み重ねていった結果を表わしている。
◆結果が得られないなら投資したお金が
もったいないという考え方は、
ビジネスで失敗する人の典型である。
こういうタイプの人は、
すべての面で目安をほしがっている。
「どれだけやれば成果が出るのか」
という質問は、まだ何もやらない前から、
ここまでしかやらないくても大丈夫というリミットを
自分に許している。
◆作業は単純で、地道なものであっても、
日々の取り組み方や進め方の積み重ねによって、
必ず一定のお金を稼げるようになる。
◆成功している人は、
自分の仕事が好きで好きで仕方がない。
自分の意志で、好きなことをどんどんやっていくことが、
成功できるかどうかの大きなポイントである。
◆パンダはネットビジネスの世界に入って
ブログを始めたとき、最初の2ヶ月ほどは、
家にこもってひたすらサイトを作り、
そのメンテを行う日々を過ごした。
しかしその後、
セミナーに積極的に参加し、
一緒に成長していく仲間を作り、
お互いに情報交換しながら、
自分のブログアフィリエイトを育てる道を選んだ。
会社員であれ、個人事業主であれ、
仕事を効率よく進めるには、
仲間を作る必要がある。
実際に顔を合わせ、ともに飲み食いし、
仕事と関係ない馬鹿話ができるような関係になって初めて、
お互いの利益になるような情報をやりとりすることができる。
◆成功する人は、
責任を背負う大変さと同時に、
楽しさも知っている。
そして、その大変さを味わい楽しむ覚悟がある。
大きな成功は、
結局のところ一段ずつステップアップすることで
得られる小さな成功体験の積み重ねである。
アフィリエイト塾をドロップアウトする人に
一番多い特徴として「せっかちである」
ことが挙げられる。
最初から、
あれもこれもと欲張って、
すべての知識を一度に身につけようとする。
つまり、全体像を見ることなく、
目先のちょっとしたことでトクした気分になっている。
自分のレベルに合ったところからコツコツ積み重ねないで
一足飛びに結果だけ求めることが、
いかに無謀で無意味なことか…
◆稼いでいる人は、
まず取りかかることに躊躇しない。
彼らは、試行錯誤することを知っている。
ちょっとやってみて上手くいかなければ、
できなかった理由を考えてそこを改善する。
◆本業にしろ副業にしろ、
個人でネットビジネス(アフィリエイト)しているなら、
やらなかった分はすぐに自分に返ってくる。
やればやっただけお金が稼げる。
◆成功する人は、
すべてのことに対して自分で責任を取る。
◆本当に稼いでいる人は
決してお金の話しはしない。
◆パンダは、
2005年にブログを開設したばかりのころ、
自分のブログの更新と、
他人のブログにコメントを残すという作業に明け暮れていた。
こときパンダが必ず実行しようと思っていたことがある。
それは、パソコンについて困っている人を見かけたら、
それに対して解決方法を教えてあげること。
それも質問を受けたら、
できるだけすぐにレスを返してあげる。
◆アフィリエイトで成功できない人は…
自分が始めようとしている作業(仕事)を、
自分に課した「義務」のようにこなしている。
人を集めることに必死になるのではなく、
自分が楽しいと思うことをあれこれ実践し、
結果として人が集まってくる。
◆ブログのコメントを活用する
パンダ(渡辺 雅典)は自分のプログを更新しながら、
アクセスが多く更新頻度の高い他人のブログをせっせとチェックして、
コメントを残すという作業に明け暮れた。
もちろん、すぐには反応はないが、
何度かコメントを残したブログのオーナーは、
必ず自分のブログにやってきて、
コメントを残してくれる。
それに対して、再びコメントを返す。
これを繰り返すと、
コメントをくれた人と自分との間に
より親密なコミュニケーションが生まれる。
ブログが常にたくさんのコメントであふれていたら、
その賑わいに参加して自分も一緒に楽しみたいと思う
人が次々に集まってくる。
そこでブログ管理者に必要なのは、
集まってきてくれたコメントを、
別け隔てなく歓待し、親密な
コミュニケーションを取ること。
ここで大切なのは、
集客を目的化しないこと。
大事なのは、その知恵を絞る試行錯誤の過程を
自分自身が楽しむこと。
パンダはブログ開設当初、
1日中パソコンの前に座って、
そんなことばかり考えていた。
◆スキルとセンスの違い
知識はその人が身につけるスキルの問題であるが、
想像力はその人がもともと身につけているセンスの問題である。
そして、センスは実体験の積み重ねで育まれる。
本などから得た知識は、
自分のものとして経験するときにはじめて生きてくる。
成功(稼げる)する人は、
生活のすべての局面で絶えず自分のセンスを磨いている。
センスを磨くのは簡単!
今、自分が経験していることを意識して味わう。
その積み重ねこそ、
成功するために必要なセンス(想像力)を養う過程である。
◆アフィリエイトで稼ぐには想像力が必要!
アフィリエイトは、
多くの人が検索するキーワードを考え、
その検索キーワードのなかでサイトがトップになる方法を
考えられるかどうかで、成否が決まる。
キーワードの条件を絞れば絞るほど、検索する人は減る。
でも、この条件で検索した人が商品を購入する確立は、
格段に上がる。
なぜなら、検索される段階でニーズが絞られているから。
このことがわかっていて、
想像力を働かせることができる人が、
アフィリエイトで稼げる人になる。
これはリアルビジネスでも同じである。
お店のターゲットとなる顧客を絞り込めば絞り込むほど、
オタクの客が増え、ライバルのお店がいなくなる。
◆どんな小さな分野でもいいから、
1番になる努力をする…
1番になるという成功体験と、
そこに至る道筋を経験したことのある人は、
お金を稼ぐという分野でも成果を出しやすい。
1番を取った経験からしか見えてこないものがある…
「これだけは誰にも負けない」というものを持っていて、
1番を目指して無心に努力し、
実際に頂点を究めた経験がある人は、
「お金を稼ぐ」という明確な目的で競うゲームのなかでも、
必ず頂点に目指す。
パンダ(著者)は、人に教えてあげることで1番を取ろう…
と決断した。
つまり、「小まめさ」で1番を取ろうと考えた。
これをコツコツと続けた結果、
「何でも答えてくれる」
「質問するならこの人」という評価を手に入れ、
後にパン塾の成功につながった。
1番を取るには、想像力がかかせない。
◆アフィリエイトで稼げるようになるために大事なこと…
- 自分も楽しく、まわりも幸せになるような仕事をする
- 競争相手とゲームを競い合うように仕事をする
- 会社に雇われていても、仕事に向かうときは経営者モードになる
- お金を目的にするのをやめる
◆稼いでいる人の輪に入れば稼げる…
ネットの出会いは単なるきっかけで、
結局は実際に仲間を作るためのは積極的に
外に出ていかなければならない。
◆アフィリエイターとしてデビューするまでの3ヶ月は、
とにかくネットビジネスについて調べまくった。
やると決めたからには、
絶対に失敗しない覚悟をする。
成功するためには、
同じようなネットでビジネスを起こし、
成功している集団に属さなくてはダメ。
1日に18時間、パソコンの前に座って作業に没頭する。
自分の戦略を立て、
実行し、その結果を見ながら次の手を考える。
それを繰り返していると、18時間などあっという間に過ぎ去っている。
アフィリエトのビジネスは、
どんなやり方をしても誰からも文句を言われない、
ただ自分のやったことの結果がそのまま自分に跳ね返ってくる。
綿密な情報収集と準備を行ったおかげで、
最初の月からブログアフィリエイトで約40万円の
利益をあげることができた。
具体的に言うと、
「自分のブログの読者はどんな商品を求めているのか?」
「そのような紹介の仕方をすれば欲しくなるのか?」
と徹底的に研究した。
そしてブログで紹介した商品がたくさん売れ、
その紹介手数料として約40万円入った。
◆成功する人とは
会社に使われない人は、
自分で仕事を作れる人である。
そうなれば仕事は楽しくなるし、
たとえ会社から離れることになっても、
自らの力で稼げるのでどんな仕事をしても、
必ずうまくいく。
それって大変だと思う?
じつは、そんなことはない。
たとえ、能力や学歴に自信がなくても、
会社に使われない人になれる。