世界最強の商人 by オグ・マンディーノ
オグ・マンディーノ
1923年米国生まれ。
42年陸軍航空隊入隊。
第二次世界大戦後は貧しくアルコール依存となり結婚生活も破綻。
ある日、図書館で成功哲学の巨匠たちの本と出会い開眼。
保険会社で成功し65年に雑誌編集者となり、68年初の著書「世界最強の商人」が世界25ヶ国語に翻訳され大ヒット…
人生の成功の原理と真実を説き、
世界中の経営者たちが愛読した名著!
教えを守ると世界最強の商人になれる!
ある善行がきっかけで、
少年ハフィッドは師から突然、
成功のための秘訣が書かれた10巻の巻物を譲られた。
巻物の教えに従い大成功した彼は、
巻物を継ぐにふさわしい人物を密かに待ち続ける。
時は流れ、年老いたハフィッドを埃まみれの青年が訪ねてくる。
二人を結びつけたのは“奇跡”だった…
目次
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章
第8章 巻物の第1巻(私は今日から、新しい人生を始める)
第9章 巻物の第2巻(私は今日という日を心から愛をもって迎えよう)
第10章 巻物の第3巻(私は成功するまでがんばりぬく)
第11章 巻物の第4巻(私はこの大自然の奇跡だ)
第12章 巻物の第5巻(私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう)
第13章 巻物の第6巻(今日、私は自分の感情に主人になる)
第14章 巻物の第7巻(私は世間を笑おう)
第15章 巻物の第8巻(今日、私は自分の価値を100倍にする)
第16章 巻物の第9巻(私は今、行動する)
第17章 巻物の第10巻(私は商人として次にように祈る…)
第18章

MEMO
◆今日、自分の価値を100倍にする
まず、今日の目標を設定してから今週の目標、
今月の目標、今年の目標と次々に設定し、
最後に人生の目標を設定する。
麦の粒が殻を破って芽を出す前に
雨が降らなければならないように、
人生が具体化する前に、
人生の目的を持つ必要がある。
人生の目的を設定するには、
過去の最高の業績を考慮して、
それを100倍にしよう。
これが将来の生き方の基準になる。
目標が高すぎると心配する必要はない。
- 私は低すぎる目標を設定するという恐ろしい過ちは犯さない。
- 私は失敗者が試みようとしない仕事をする。
- 私は常に自分の手の届く範囲以上を目指してがんばる。
- 私は市場での自分の業績に絶対に満足しない。
- 私は目標が達成されたら、すぐにより高い目標を設定する。
- 私は常に次の1時間に、今の1時間よりも高い業績を上げるように努力する。
- 私は常に自分の目標を世間に宣言する。
しかし、私は自分の業績を自慢しない。
その代わり、世間が私を高く評価しれくれるなら、
それをありがたく謙虚に受け止めよう。
◆もし…
弱者とは、自分の感情が行動を支配するのを
許す人のことである。
強者とは、自分の行動によって感動を支配する人のことである。
毎朝目覚めたら、
次のような作戦を実行しよう。
- もし、気分が沈んでいたら、歌おう。
- もし、悲しかったら、笑おう。
- もし、気分が悪かったら、仕事を倍にしよう。
- もし、怖かったら、頭から飛び込んでいこう。
- もし、劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
- もし、自信を失ったら、声を高めよう。
- もし、貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。
- もし、能力に自信をなくしたら、過去の成功例を思い出そう。
- もし、卑屈になっていたら、自分の目標を思い出そう。
- 今日、私は自分の感情の主人になる。
微笑みを浮かべて親しげな友人として接近してくる人々が、
私を破滅させることもあるだろう。
それらに対しても、警戒の手を緩めてはならない。
- もし、自信過剰になったら、失敗したときのことを思い出そう。
- もし、贅沢になったら、昔の飢えた日のことを思い出そう。
- もし、自己満足に陥ったら、競い合っていたときのことを思い出そう。
- もし、自分の偉大さに酔いしれたら、恥辱の瞬間を思い出そう。
- もし、自分が全能だと感じたら、風が止められるかどうか試してみよう。
- もし、巨万の富を得たら、飢えた人がいることを思い出そう。
- もし、寛大になったら、無力だったときのことを思い出そう。
- もし、自分の技が誰にも負けないと感じたら、星を見上げよう。
- 今日、私は自分の感情の主人になる。
◆私は今、行動する
私の夢は無価値だ。
私の計画はゴミだ。
私の目標は無駄だ。
だれもみな、
行動が伴わければまったく
無価値なのだ。
唯一行動だけが火をつける点火材だ。
私の夢も、私の計画も、私の目標も、
行動があってはじめて命を吹きこまれ、
生きた力になる。
行動こそ、成功のための食べ物であり、
飲み物なのだ。
◆今日、私は自分の価値を100倍にする
まず、私は今日の目標を設定してから今週の目標、
今月の目標、今年のも苦行を次々に設定し、
最後に人生の目標を設定する。
人生が具体化する前に、
私は人生の目的を持つ必要がある。
人生の目標を設定するには、
過去の最高の業績を考慮して、
それを100倍にしよう。
これが将来の私の生き方の基準になる。
◆私は世間を笑おう
笑うことができさえすれば、
私は決して貧乏にはならないだろう。
笑うことは自然が私に与えてくれた最大の贈り物だ。
だから私はこの贈り物をもう無駄にはしない。
笑いと幸せがあって初めて、
私は本当に成功することができる。
◆今日、私は自分の感情の主人になる
今日から私はすべての人間の、
そして私自身の感情の神秘性を認め、
理解しよう。
この瞬間から、私は日々、
自分の中にどんな人格が生まれようとも、
コントールする用意ができている。
私は積極的な行動によって
自分の気分を支配する。
そして自分の気分を支配できたとき、
私は自分の運命を支配するだろう。
◆私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう
そして、もし今日が私の最後の日であるならば、
今日は私の最も偉大な記念碑となるだろう。
私は今日を私の最良の日にしよう。
私は今日の1分1分を十分に味わって飲みつくし、
感謝しよう。
私は時間を1分たりとも無駄にせずに、
価値あるものと交換しよう。
◆私はこの大自然最大の奇跡だ
大自然は敗北を知らない。
自然は最終的には勝利する。
そして私も同じだ。
勝利を勝ち取るたびに、
次の問題はより易しくなってゆく。
私は勝ち、そして私は偉大なセールマンになる。
なぜならば、私はこの世で唯一の存在だから。
◆私は成功するまで頑張り抜く
私は昨日までの成功で自分を甘やかし、
今日の自己満足にはしたくない。
なぜならば、それこそが失敗の最大の原因になるからだ。
私は過ぎ去った日のことは、
良いことであれ悪いことであれ、
すべて忘れよう。
そして今日こそが人生の最高の日になるように、
新しい日の出を自信をもって迎えよう。
◆私は今日という日を心からの愛をもって迎えよう
そうすれば、私は必ず成功する。
今から私はすべての人を愛そう。
今この瞬間から、
憎しみを私のすべての血管から追い払おう。
なぜなら、
私には憎いんでいる時間はないからだ。
愛するためだけに時間を使いたい。
◆良い習慣の奴隷になれ!
失敗とは、
それが何であれ、
その人生の目的に到達できないこと。
実は、失敗者と成功者の間にある
たった一つの違いは「習慣」の違いだ。
良い習慣はあらゆる成功のカギである。
悪い習慣は失敗に通じる
カギのかかっていないドアのようなものだ。
それゆえ、他のすべてに優先して、
あなたが従う第1の法則は
「あなたは良い習慣を身につけ、その奴隷になる」
ということだ。
◆もし、成功しようとする決意が十分に固ければ、失敗することはない
◆私は成功するまで頑張り抜く
私は敗北するためにこの世に生まれてきたわけではない。
また、失敗が私の血管の中を駆け巡っているわけでもない。
私は羊飼いにつつかれて動く羊ではない。
私はライオンだ。
私は羊と一緒に話したり、
歩いたり、眠ったりしたくない。
失敗という墓場に送られるのは私の運命ではない。
私は成功するたまで頑張り抜く。