5千人の社長がすでに始めているテキトー経営 by 小山昇
小山昇
株式会社武蔵野 代表取締役社長。
1948 年山梨県生まれ。
東京経済大学を卒業し、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。
一時期、独立し、1987 年に株式会社武蔵野に復帰。
1989 年より社長に就任して現在に至る。
「大卒は2人だけ、それなりの人材しか集まらなかった落ちこぼれ集団」を毎年増収増益の優良企業に育てる。
現在、600 社以上の会員企業を指導しているほか、「実践経営塾」「実践幹部塾」「人事評価特別セミナー」など、全国各地で年間240 回以上の講演・セミナーを開催。
日本で初めて「日本経営品質賞」を2回受賞(2000 年度、2010 年度)。
いままでに指導してきた社長は、のべ約5000 人…
何もしないことが、
最大の失敗!
失敗していいから、
テキトーでいいから、
すぐやって前に進めば
「ああ、そうか。
こうやったら、うまくいくんだ」
「こんなやり方があったんだ」
と気づくもの…
社長を指導する社長小山昇氏が
つい後回しにしがちな、
でも実は、テキトーでいいからすぐやったほうが
成果が出やすい経営の場面を解説!
小遣いが月1万円の人が1000万円に増えたら、
もうお金をどう使っていいかわからなくなる。
ところがコンピューターは、キロ、メガ、ギガ、テラ、ペタと、
3桁単位で情報量が増える。
こういう時代はいくら頭で考えてもダメ!
考えずに触ってみる、タッチしてみる。
ガラケーを使っている社長が、
スマホで何ができるか、
100回聞いても理解できない。
持ってみる、やってみる!
世の中とお客様は変わるもの。
テキトーでいいから
やってみることの大切さは、
そこにある。
大事なのはメリハリである。
テキトーに判断して
前にすすめたほうがいい場面が、
会社経営では日常的にある…
目次
第1章 お客様の章 テキトーな答えを用意してお客様に会いに行く
第2章 営業の章 どこに共感してくれたかお客様に聞いて営業を強化
第3章 商品の章 不景気なら不景気での商品の売り方に
第4章 売上げの章 売らざるを得ない仕組みをつくる
第5章 市場の章 狭い市場で深く掘る
第6章 総務の章 「社員は仕事ができない」と思っておこう
第7章
教育の章 リーダーをどう選び出すか
第8章
人材の章 変化とは、社員の配置を変えること
第9章
お金の章 増収増益を続けたければ借金を増やせ
