1年後に夢をかなえる読書術 by 間川清
間川 清
弁護士。
1978年生まれ。
25歳で司法試験に合格し、現在では自らが代表として、弁護士法人ポート川越中央法律事務所を経営している。
弁護士業務を開始して以来、労働問題を中心に、借金問題、離婚家事事件、損害賠償事件、刑事被告人弁護など、年間200件以上の弁護士業務に関わり、自ら体をはって「現場」に赴き依頼者の紛争やトラブルを解決している。
法律事務所を経営する傍ら、1日1冊本を読み、その内容を日々実践し、自著の出版、セミナー講演講師、メディア出演など多くの成果を得ている…
ビジネス書の底ヂカラを引き出せば、
必ず夢がかなう!
1400円の本1冊で
7000万円売り上げをつくった
弁護士が語る!
同じ本を読んでいるのになぜ、
彼と僕とではこんなに差がつくのだろう?
あなたは知っていましたか?
あなたの悩みの9割以上は、
本で解決することを。
あなたは知っていましたか?
夢がかなう、本の活用法があることを。
それには、
ただ本を読むだけではダメ!
その秘訣を1400円の本で、
7000万円を売り上げた弁護士が語る…
- 読書で日本人上位10%の年収を手に入れる!
- 本書かれた20%を行動すれば、80%の成果が出る!
- 1年で10キロダイエットさせる魔法の本!
- 「金なし、コネなし、仕事なし」の私の年収が16倍アップした理由!
- 交通事故の依頼者は本で500万円得をした!
- 1つの失敗を10万円で買うか、1000円ちょっとで買うか
- 魚をもらうか、魚の取り方を教えてもらうか!
- 本を読む人が少ないので成功する確率は高い!
- 成功するためにはメンターより愛読書
- 本には2種類の学びがあることを知っておく
- お惣菜と本はどちらに価値があるのか?
- 本の内容に頷くことができれば夢は叶う
目次
はじめに 仕事ゼロ、人脈ゼロからの独立
第1章 私が1400円の本で7000万円の売上を上げることができた理由
第2章 本を読むと成功できる6つの理由
第3章 ホロ酔いで本屋へ行け! ?成功する本に出合う4ステップ
第4章 本を行動に変えて成功するための技術
第5章 本からの学びをより効果的にするために知っておくべきこと
おわりに

MEMO
◆読書メモを残す基準とは?
本を読みながら気になった部分をメモしたり、
マーカーで線を引くなど、
なんらかの記録を残す人は多い。
こういった読書メモを残すときには、
何を基準にすればよいのか?
「少しでもピンときたこと」
「なるほどなあと思ったところ」
など、人によっていろんな基準があるはず。
もちろん、基準はいろいろあっていいが、
本を読んで夢を叶えるという観点から考えると、
一番効果がある読書メモの基準は、
「それが実践するに値するかどうか」である。
本を読んだだけでは意味がない。
実際に本から学んだことを行動に移して、
初めて本を読んだ意味があり、
夢を叶えることができる。
読書メモを残せば、
読後にそのポイントを何度も
読み返せるというメリットがあるが、
本当に大切なことは、
ポイントを読み返したあとに
それを行動に移せるかどうかである。
だから、読書メモについても、
「実践すること」だけに絞って残すようにすればよい。
あと、読書をするときに気をつけなければ
ならないのは「なるほど!」と思ったことが、
実は昔から知っていて、
今回改めてその重要性を再確認したにすぎなかった
場合である。
しかし良く考えると、その読書メモは、
知っていることを再確認したにすぎず、
新しい情報ではない。
大切なことは、
ひとつでもはいいから、
本から新しいことを学び、
実践に移すということである。
そのためにも読書メモは、
必ず「実践すること」を基準に残すようにする。
◆本には2種類の学びがある
2種類の学びとは、
「総論的な学び」と「各論的な学ぶ」である。
総論的な学びというのは、
幅広いすべての分野に応用することができる学びで、
各論の学びというのは、
特定の分野だけに使うことができる学び、
である。
重要なポイントは、
「両者の学びは、
共に重要であるが、
その効果の現れ方には違いがある」
ということである。
総論的な学びは、
実践しても比較的にすぐに
効果がでないことが多い。
これに対して各論的な学びというのは、
実践すればすぐに効果が現れる場合が多い。
両者の違いをきちんと理解していないと、
総論的な学びを軽視して、
すぐに結果のでる各論的な学びを
重視し、そういった本ばかりを
手にとってしまう。
たとえば、ビジネス書を読むのは
各論的な学びであるが、
哲学書を読むのは総論的な学びである。
要は、どちらかに偏らないで
両者をバランスよく読むことである。
◆行動を習慣化するコツ
行動を習慣化するには、
21日間行動を継続すればよい。
行動を習慣化するためには、
「毎日必ず、する行動」の
前後にその行動を入れる。
つまり新しい行動を習慣にするために
手っ取り早いのは、
すでに習慣になっている行動に
新しい行動を関連づけてしまえばいい。
たとえば、ダイエットのために
毎日体重計に乗るという行動を、
入浴前に服を脱いだ直後に測ることに決めると、
なんなく習慣化することができる。
◆クラウド上のTODOリスト(Toodledo)
◆Evernoteで本を撮影して記録に残す!
図書館などから借りた本は、
スマホで写真を撮って
クラウド上のEvernoteに保管しておく。
Evernoteのスゴイところは…
撮影した画像は、
自動的にOCR処理が行われ、
画像に写っている文字を
検索できることである。
この機能を使うと
画像の検索がとても
カンタンになる。
◆本を読んでも行動できない3つの理由
- 読んで満足してしまう
- 本を読んで成功するという実体験がない
- 変化を嫌う
◆行動する2%になって98%の人を置き去りにする!
多くの人は
本を読んでも行動しない。
本を読んで実際に行動する人は
2%にすぎない。
本を読んで行動する人が
これだけ少ないということは、
行動するだけで、
行動しない98%の人に
圧倒的な差をつける
ことができるということである。
そう考えるだけで、
ワクワクした気持ちに
ならないか?
◆TOP POINT
毎月100冊の本を編集者が読み、
その中から10冊を要約して毎月
届けてくれる。
1冊約1000円ほどかかるが、
成功に役立つ可能性の高い
本の情報が自動的に収集できる
ことを考えれば破格ともいえる。
◆人が考えたり、
悩んだりしていることは
いつの時代もだいたい同じである。
◆願(おも)ふに人読まず。即(も)し読むとも行わず
これは、吉田松蔭の言葉で、
「人は本を読まないものである。
そして読んだとしても
その内容を実行に移さない」
という意味です。
読書をすれば、
日本人上位10%の年収を
手に入れることができる。
つまり、
日本人の上位10%の年収を得るためには、
本を月に3~4冊読めばよい。
◆成功するための秘訣は、
失敗をたくさんすること!
本にはその著者が失敗に失敗を
重ねた結果、
やっと手に入れた成功が
書かれている。
本は、著者の失敗を感じ取り、
成功する方法を見つけ出すための
疑似体験をさせてくれる。
自分自身だけで経験できる
失敗の量は限られいる。
だから自分だけの失敗ではなく、
いかに他人の失敗を自分の失敗として
経験できるかが重要になってくる。
◆本は問題が発生してから読む!
問題が起きてから
本で解決するという
行動パターンを
身につける。
問題発生?本を探す?行動?成果
◆契約の成約率を上げるためには、
相手を説得しようとしてはいけない。
お客さまから早く
「NO」の答えを引き出す。
営業マンが顧客に媚びへつらったりせず、
自社の商品の説明をし、
それに相手が興味を示さなければ、
すぐに商談に見切りをつけて帰るようしろ。
すると不思議なことに、
相手が必死になり商品を
買おうとして、
駆けつけてくる。
「殿様バッタのセール」より