中国4.0 暴発する中華帝国 by エドワード ルトワック
エドワード ルトワック
ワシントンにある大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級顧問。
戦略家、歴史家、経済学者、国防アドバイザー。
1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。
イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。
同年国防省長官府に任用される。
専門は軍事史、軍事戦略研究、安全保障論。国防省の官僚や軍のアドバイザー、ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも歴任…
2000年以降、
「平和的台頭」(中国1・0)路線を採ってきた中国は、
2009年頃、「対外強硬」(中国2・0)にシフトし、
2014年秋以降、
「選択的攻撃」(中国3・0)に転換した。
来たる「中国4・0」は?
危険な隣国の真実を世界最強の戦略家が明らかにする…
戦略家ルトワックのセオリー
- 大国は小国に勝てない
- 中国は戦略が下手である
- 中国は外国を理解できない
- 「米中G2論」は中国の妄想
- 習近平は正しい情報を手にしていない
- 習近平暗殺の可能性
- 日本は中国軍の尖閣占拠に備えるべし
目次
序章 中国1・0―平和的台頭
第1章 中国2・0―対外強硬路線
第2章 中国3・0―選択的攻撃
第3章 なぜ国家は戦略を誤るのか?―G2論の破綻
第4章 独裁者、習近平の真実―パラメータと変数
第5章 中国軍が尖閣に上陸したら?―封じ込め政策
第6章 ルトワック戦略論のキーワード
