老子の言葉

「いいこと」がいっぱい起こる!老子の言葉: ほっとする!道が開ける!「タオ」の智慧 by 植西 聰

植西 聰

東京都出身。
著述家。
心理カウンセラー。

「知客職」(僧位)の称号を持つ。

現在、「心理学」「成功哲学」などの研究に従事し、人々に喜びと元気を与えている…

どんなストレスも悩みも
スーッと消える成功の大原則!

「道」とは、万物を生みだす力。

「徳」とは、人間的成長の源。

2000年以上も多くの人々に愛され、
語り継がれてきた『老子道徳経』の教えを
現実社会で思う存分使って、
最上の人生を…

老子は、紀元前400年頃、
中国大陸に生まれた思想家。

その生涯は謎に包まれているが、
司馬遷の『史記』に、
「孔子が、老子から教えを受けた」と紹介されている。

“道教の祖”と称えられ、
中国においては神の部類に比肩される
聖人として尊敬されてきた。

乱世の時代に、
いかに生き抜き、
いかに幸せに生きるかを説いた彼の言葉は、
『老子道徳経』にまとめられ、
“統治者”ら、エリートたちの間で広く読まれてきた…

なぜそれほどまでに、
老子の教えは、人を虜にするのか?

それは仕事、
家族との関係や恋愛に及ぶまで、
時代や国を超えても役立つ実用的な教えと、
物事の真理を突いた珠玉の教えに溢れているから…

目次

第1章 「フッと心がほぐれて、ラクになる」!―読むだけで、解き放たれて、癒される!
第2章 「ますます満足!充実!」快適習慣―あっという間の人生ですから!
第3章 なぜか「トラブルと無縁になれる!」―365日、上機嫌でいよう!
第4章 「シンプルな生活」こそ、最高!―捨てたその先に、キラキラ輝く可能性が!
第5章 「ついていきたい!」と慕われる人に変身―誰とでもうまくいく人間関係の極意
第6章 「自分らしい生き方」は、心地いい!―最高の贅沢を自分にプレゼント!
第7章 「美しく心を整え、人生をランクアップ」!―怒らず、迷わず…心は所作に映ります
第8章 「力を抜く」と、なんでもできる!―ストレスを消してほっと一息!人生が変わる!
第9章 「希望に向かって走る」コツ!―あなたの心は永遠です!

老子の言葉
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MEMO

◆仕事運がよくなる3つの条件

  1. 慈悲の心を持つ
  2. 質素倹約する
  3. 謙虚さを持つ

◆欲深くならないほうが、お金は入ってくる

ケチケチするのは、
お金への欲が深いからだ。

逆に、
無駄遣いや贅沢をする人もまた、
欲深い。

つまり快楽を求める欲が深いのだ。

ケチも浪費家も、
欲が深いという意味では同じである。

だから、
どちらも欲に負けて無駄使いをして、
財産を失う。

◆比較をやめたとたん、潜在能力が目覚める!

◆青い鳥は、自分の家の鳥カゴの中に!

私たちは自分が今、
日常で体験している
生活の中でしか
「自分が幸せになる答え」
は見つけられない。

◆幸せのコツ

もっとも欲が小さい者が、
もっとも幸福である。

「欲は小さく」が、
幸せのコツである。

◆大きなことを成し遂げるには、目の前の小さなことを大事にする

賢人は、
最初から大きなことをしてやろうという、
野望は抱いていない。

老獪(ろうかい)な策を練ることもない。

日々のわずかな進歩を励みにして、
目の前のやるべきことを、
丁寧に慎重に積み上げていく。

それが、最終的に大きなことを
成し遂げる秘訣である。

◆謙虚でいる人のもとに、多くの人が集まってくる

水は低いところへ向かって流れていく。

人間も、海のように周りの人たちよりも
身を低くしていれば、
川の水が海へ注ぎこむように、
みんなその謙虚な人を慕い寄ってくる。

多くの人が集まれば、
「モノ」や「お金」も「情報」も
連動して集まってくるのが自然の摂理。

「たくさん友人がほしい」
「協力者を集めたい」
「いい人脈がほしい」
と思うなら、
謙虚な態度で身を低くして
人と接することが大切である。

◆手に入れたければ、まず手放そう!

自分で稼ぐ力をつけるには
いろんな方法があるが、
とにかく自分が使えるお金を
なくしてしまえば、
あとは稼ぐしかなくなる。

恋愛でも、
浮気をされたくないなら、
相手を束縛せずに自由に
させておくこと。

そして、自分は、
自身の生活を楽しむ。

それがかえって相手を
あなたに夢中にさせる。

◆「道」とは?「徳」とは?

「道(タオ)」とは、
万物を生み出す力である。

「徳(テ)」とは、
人間的成長の源である。

「道」とは、
ごく簡単にいえば、
「自然の法則」
「この世の真理」
のことである。

たとえば、
「水が高いところから
低いところに流れていく」
ことや、
「命あるものは、必ず死ぬ」
ことなど。

人間は、自然の法則にしたがって
生きることで、
もっとも充実して生きていくことができる。

しかし、「道」だけでは足りない。

「道」に加えて、
「徳」が大切である。

「徳」とは、
「人間的に成長するのに、
必要な要素」である。

たとえば、
「他人へのやさしさ」
「謙虚な気持ち」
「健康的に暮らすための知恵」
「気品」
「楽観的な考え方」
といったもの。

私たちは自然(道)の一部として、
あるがままに生きるのがいい。

ただし、人と交わる時には、
やさしさや謙虚な気持ち(徳)を忘れず、
見返りを期待することなく接する。

このように「道」にしたがいながら
「徳」を身につけていけば、
天の恵みを存分に受けられ、
無限に成長する感動を生涯にわたり
堪能できる。

これが究極の幸せである。

◆人付き合いのコツ

人付き合いのコツは、
「思っていることを正直に言わないこと」
ではない。

思っていることを正直に言っても、
相手を怒らせないですむ方法を考えること。

相手が怒らないかと心配になるのは、
たんに「正直にモノを言っても、
相手を怒らせないですむ言い方」を
知らないでけである。

◆「自分」をよく知ることが成功への近道

他人のことをあれこれ
よく知っている人は、
確かに「物知り」である。

しかし、どんなにすごい「物知り」も、
「自分自身」について
よく知っているものにはかなわない。

「自分自身」を見失わない人は、
なにをやっても長続きする。

◆幸福をつかめる人は、「水のように生きる」人

「最上の生き方」とは、
たとえば「水」のようなもの。

水は万物に恵みを与えるが、
誰とも争わない。

しかも水は、誰もが嫌がる低地へと、
自ら流れていく。

水は生命の源であり、
人も動物も植物も、
水のおかげで生かされている。

水は、丸い器に入れれば、
その形に合わせてフッと丸くなり、
四角い器に入れれば、
その形に合わせてスッと四角になる。

これはどんな人々をも味方につける、
しなやかな生き方の極意である。

まとめると…

  1. 周りの人たちに、恵みを与える存在になる
  2. 相手に合わせることを心がけ、争わない
  3. 謙虚な気持ちで、人を尊重して生きる

「水のように生きる」と、どんどん幸せになる。

投稿者: book reviews

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