100歳の精神科医が見つけた! こころの匙加減 by 髙橋幸枝
髙橋幸枝(たかはし・さちえ)
1916年11月2日、新潟県生まれ。
数えで100歳の精神科医。
新潟県立高田高等女学校を卒業後、東京で、海軍省のタイピストとして勤務。
退職し、中国・北京にて、日本人牧師のもとで秘書として働く。
医学部受験を決意し、帰国。福島県立女子医学専門学校に入学、卒業後は、新潟県立高田中央病院に勤務。
1953年に東京都町田市の桜美林学園内に診療所を開設。
その後、1966年に神奈川県秦野市に「秦野病院」を開院し、院長に就任。
現在も「秦野病院」「はたの林間クリニック」「子どもメンタルクリニック」「はたのホーム」「就労移行支援事業所りんく」などを運営する医療法人社団秦和会理事長を務める。
100年生きてきて、
思うのは「匙加減」の大切さ!
「生きていく」とは、
この匙加減を見極めていく
営みにほかならない…
精神科医として半世紀にわたり、
患者と向き合ってきたからこそ気づけた、
「迷いすぎて苦しまないためのヒント」とは?
- 人生とは、自分の「匙加減」を見つける旅
- あらゆる不幸は人と比べることから始まる
- 誰かと話すだけで心は温かくなる
- 「ちょっと不便」なくらいが体にはちょうどいい
- 断わることも立派な愛情表現
- いい歳をして、見返りなんて求めなさんな
- 言葉にしないと、やさしさは伝わらない
目次
第1章 生き方の匙加減
(あらゆる不幸は人と比べることから始まるみんな、「最初の一歩」が怖いだけ ほか)
第2章 暮らしの匙加減
(さみしくなったら、緑を育ててごらんなさい誰かと話すだけで心は温かくなる ほか)
第3章 健康の匙加減
(病は口からやってくる「ちょっと不便」なくらいが体にはちょうどいい ほか)
第4章 人づき合いの匙加減
(寡黙より多弁のほうが10倍好かれる断わることも立派な愛情表現 ほか)
第5章 やさしさの匙加減
(1ミリでも誰かのお役に立っているか言葉にしないと、やさしさは伝わらない ほか)
