人は何で生きるか (トルストイの散歩道) by レフ トルストイ
世界的大文豪トルストイの
短編を集めた民話シリーズ!
大文豪だからと
敬遠していたのは間違い!
読んでみると
ちっともむずかしくない!
この民話では、
次の3つの課題が分かりやすく
解説されています。
- 人の心の中には何があるか
- 人は何によって生きるのか
- 人が知る力をあたえられていないのは何か
目次

MEMO
神がミハイルに与えた
- 人の心の中には何があるか
- 人は何によって生きるのか
- 人が知る力を与えられていないのは何か
という3つの課題は、
寒さの中、裸で凍えているひとりの男を、
どうしても見て見ぬふりをすることのできなかった
セミヨンとマトリョーナの心の中にあった「愛」である。
両親を亡くした双子が生きのびることができたのも、
我が子と同じようにお乳を含ませているうちに、
百姓の妻の心に自然に湧き出た「愛」があったからである。
そして、
もうひとつは人の生き死には誰にも決められないということ。
◆人には、
自分の死を知る力が与えられていない!
なぜか?
それは…
自分がいつ死んでも
悔いのないような
生き方をしなければいけない
からである。
明日のことを悩む!
1週間後のことを悩む!
1ヶ月後のことを悩む!
1年後のことを悩む!
でも、これは自分の死が
いつくるか知っている
ことを前提としている。
でも、残念ながら人は
自分がいつ死ぬかは分からない。
いつ死ぬか分からないのに
未来のことを悩んでも
仕方がない。
それよりも、
「今、この瞬間」
を悔いのないように
生きる!