「週4時間」だけ働く。

「週4時間」だけ働く。 by ティモシー・フェリス

ティモシー・フェリス
ビジネス情報総合誌「Fast Company」の「2007年のもっとも革新的なビジネスパーソン」にノミネートされる。
また、エンジェル投資家でもあり、「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」でニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、ビジネス・ウィークのベストセラー1位を記録。
35か国で翻訳出版される。
6か国語を話し、世界中で利用できる無線機器の多国籍企業を経営…

昔の「リタイアメント」と、
「先送り人生プラン」
の考え方は忘れてしまえ!

こんな予測不可能な経済状況の下では、
待つ理由も、
ましてや必要さえない!

ニューリッチとは、
先送り人生プランを捨て、
「時間」と「移動」を使い
「今」をふんだんに生きる人のことだ!

目次

はじめに 知っておいてほしいこと
よくある質問とその答え  『週4時間』を疑う人は、これを読んでほしい
私自身の物語、そしてこの本が必要な理由
病状経過の年表 「著者のプロフィール」

ステップ1 定義(Definition)の「D」
1章 警告と比較 一晩で100万ドル使い果たす方法
2章 ルールを変えるという「ルール」 大衆受けするものは、たいてい間違っている
3章 悲惨な結果をまぬがれる 恐怖に備える、停滞を避ける
4章 システムをリセットする 分別を持たない、曖昧にしない

ステップ2 捨てる(Elimination)の「E」
5章 時間管理の終焉 幻想とイタリア人
6章 低情報ダイエット あえて無知でいる方法
7章 割り込みを遮断する方法、そして拒絶のワザ

ステップ3 自動化(Automation)の「A」
8章 生活をアウトソーシングする 面倒くさいことを押し付ける、「地球取引」を試す
9章 収入のオートパイロット化Ⅰ ミューズを見出す
10章 収入のオートパイロット化Ⅱ ミューズをテストする
11章 収入のオートパイロット化Ⅲ 不在経営(MBA―Management By Absence)

ステップ4 解放(Liberation)の「L」
12章 姿を消す オフィスから脱出する方法
13章 改善不可能 自分の仕事を「葬る」
14章 ミニリタイアメント 移動式ライフスタイルを謳歌する
15章 喪失感を埋める 仕事を減らしたあと、人生に加えるもの
16章 ニューリッチがやってしまう13の間違い
最終章 読んでおきたいEメール

おわりに 言い忘れていた、大事なこと
〔ベスト・オブ・ブログ〕
都合の悪いことは起きても放っておこう
私が愛するものと、コラム修正2008年、私が気に入ったものと学んだこと
手荷物10ポンド(4.5㎏)以下で世界旅行する方法
最小選択式のライフスタイル 成果が大きく、落胆が少ない6つの公式
Not-To-Do リスト やめるべき9つの習慣
利益増大のマニフェスト 3か月で採算がとれる(あるいは利益が2倍になる)ための11か条
聖杯 受信箱をアウトソーシングしてEメールをチェックしない方法
ティム・フェリスの処理手続ルール

〔契約に基づいたリモートワークの提案書〕

〔週4時間に生きる 読者によるケーススタディ、ヒント、仕事術〕
〔厳選された読書―けっこう大事なこと〕
〔ボーナス・マテリアル〕
ジェダイ・マインド・トリックス―70万ドル相当の広告枠を1万ドルで発注する方法
ライセンス 『タエ・ボー』から『テディ・ラクスピン』まで
ミューズの数学  製品の総収入を予測する
本物際のライセンス契約

「週4時間」だけ働く
「週4時間」だけ働く

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MEMO

◆今すぐ1週間の情報断食をはじめてみる

・新聞、雑誌、ラジオはダメ
・ニュースサイトはダメ
・テレビは絶対ダメ
本を読むのもダメ
ネットサイトを見るのもダメ

◆「あえて無知でいる」状態をつくり出す

知らぬが仏」ということわざがる。

真っ先に学んでほしいのは
関係ない
重要じゃない
緊急じゃない
すべての情報や
割り込みを、無視するか
かわしてしまうこと。

ほとんどのことは
この3つに入る。

◆時間を多く手に入れるには、
やることを減らす、これに尽きる。

そこに到達するための道筋は2つあり、
両方とも活用すべきだ。

1) To-doリスト(やることリスト)をつくる

2) Not-To-doリスト(やらないことリスト)をつくる

一般論として、疑問点は2つに絞られる。

20%のどんなことが原因で、80%の困ったことや不幸が生み出されるのか?

20%のどんなことが原因で、80%の満足いく結果や幸せが生み出されるのか?

1日最低3回、自分自身にこう質問してみよう!

生産性のある働き方をしているか?

それともただ働いているだけか?

◆時間の渦に巻き込まれるのはカンタンだ!

だが、忙しいと感じないでいるコツがある。

時間の不足は本当は
優先順位づけの不足である。

多忙とは怠惰(いい加減な思考と
でたらめな行動)の一形態である

時間管理といった時代遅れの考え方を捨てる!

これはよく忘れがちなのだが、
イタリア人経済学者のパレートの
言葉から引用している。

1日12時間労働を1日2時間、
いや2日で2時間の日々に変えるのだ。

1時間あたりの成果を10倍以上にする。

そのためには、
直感では受け入れにくい
テクニックを使う。

あえて無知でいること
(Selective ignorance)、
低情報ダイエット
(Low-information Diet)を
実践する、
そして大事ではないことは無視する、
といったものだ。

◆基本四大原典

・大きく考えることの魔術(The Magic of Thinking Big)
https://www.amazon.co.jp/dp/4788907186/

・億万長者のビジネスプラン-ちょっとした思いつきとシンプルな商品があればよい (How to Make Milions with Your Idesa: An Enterpreneur’s Guide)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478005346/

・はじめの一歩を踏み出そう:成功する人たちの起業術 (The E-Myth Revisited: Why Most Small Business Don’t Work and What to Do About It)
https://www.amazon.co.jp/dp/4418036016/

・旅に出ろ!―ヴァガボンディング・ガイド (Vagabonding: An Uncommon Guide to the Art of Long-Term World Travel)
https://www.amazon.co.jp/dp/4863325312/

◆Not-To-Doリスト(やめるべき9つの習慣

  1. 知らない人からかかってきた電話には応答しない
  2. 朝一番や夜最後の仕事でメールは見ない
  3. 明確な議題や終了時間が決まっていない会議や電話には出ない
  4. 長々とおしゃべりしない
  5. 四六時中メールをチャックするのはやめる。「まとめて」決まった時間にだけチェックする
  6. 低収益で手間ばかりかかり顧客には深入りしない
  7. 落胆を癒やすためにさらに働くことはしない…優先順位をつける
  8. 携帯電話を持たない、四六時中携帯電話に依存しない
  9. 仕事で心の隙間を埋めようとしてはいけない。それは仕事抜きの人間関係で補うものだ

読書の生産性を上げるには…

2時間以内に行動に移せることに
関すること(章)しか読まない

いくらたくさん本を読んでも
実際に行動しなければ
本を読んだ時間はムダ
になる。

◆パーキンソンの法則

パーキンソンの法則とは、
「仕事は、完了するために
割当られた時間に応じて
重要で複雑なものへと膨れ上がっていく」
というものだ。

それは差し迫った納期が持つ魔法だ。

あるプロジェクトを完成させるため
与えられた制限時間が24時間だったら、
時間のプレッシャーによって
業務遂行に集中せざるを得なくなる。

そして、必要最低限のことのみを
実行するよりほかに選択肢がなくなる

同じ仕事を完成させるのに
1週間与えると、ささいなことを
大げさに考えてしまい、
6日間使い切ってしまうだろう。

2ヶ月与えたらどうなるか、
それはもう手に負えない怪物だ。

短納期で生まれる成果は
より集中度が高いので、
必然的に納期が長い場合と
同程度かそれ以上の品質を持っている。

生産性の向上に相乗効果をもたらす
アプローチは2つある。

そして、それらは互いに反転する。

  1. 仕事を重要なことに制限すると、仕事時間が短くなる(パレートの法則)
  2. 仕事時間を短くすると、仕事が重要なことに制限される(パーキンソンの法則)

一番いい解決方法は
両方の法則を一緒に使うことである。

まず、売上に貢献している、
量は少ないが絶対に必要な仕事を確認する。

それをとても短く、
明確な納期
のスケジュールで行うのだ。

◆パレートの法則(80:20の法則)

▶結果の80%は原因の20%から出てくる
▶成果の80%は労力と時間の20%からもたらされる
▶企業利益の80%は製品と顧客の20%からもたらされる

パレートの法則は、
さまざまな分野に適用することができる。

多忙とは怠状(いいかげんな思考と
でたらめな行動)の一形態である。

何かで手一杯という状態は
何もしていないのと同じように
非生産的であり、
それ以上に不愉快なことである。

仕事を少なくして選択すれば、
生産的な道が開ける。

少数の大切なものに集中し、
残りは無視する
べきだ。

時間の渦に巻き込まれるのはカンタンだ。

だが、忙しいと感じないコツがある。

覚えておこう。

時間の不足
本当は優先順位づけの不足である。

パレートの法則を応用すれば、
今までの20%の作業時間で
80%の成果をだすことができる。

◆有効性 VS. 効率性

有効性」とは自分の目標に
近づくように何かをすることをいう。

効率性」とは、
自分に与えられた課題を可能な限り
ムダのない方法でやり遂げることをいう。

有効性を無視して効率性を求めているのが、
世の中の常である。

ここに、心に刻んでおきたい
2つの真理がある。

  1. どうでもいいことをうまくやっても、それが重要になるわけではない
  2. 多くの時間を必要としても、その仕事が重要になるわけではない

今この瞬間から、
覚えておいてほいしことがある。

」をやるかは、
どうやって」やるかより、
はるかに重要である。

効率性は重要だが、
それを正しい対象に対して
行わない限り役に立たない

正しい対象を見つけるためには、
パレートの法則」を使うとよい。

◆起業家の目標は
そんなに複雑ではない。

通常、起業家は収益が増えれば
それを直に受け取る人間だからだ。

目標はあなたの仕事量を減らして
同時に収益を増やすことだ

それには、あなたが自分でしている
ことと自動化が可能なものに
置き換えてしまえばいい

そうすれば、解放がしやすくなる。

◆たいていの人は、
こう言い聞かせて多くの時間を
ムダにしている…

人生は辛いもので、
(たまには)リラックスできる週末や
(ときには)「短くとるか、
あるいはクビになるか」という
二者択一の休暇しかとる
くらいしかできない。

その引き換えに9時から5時までの
単調でつまらない仕事をやるしかないと。

でも真実は違う

◆ニューリッチとは、
「先送り人生プラン(奴隷▶貯金▶リタイヤ)」を捨て、
その代わり、「時間」と「移動性」という名の
通貨を手に入れる人のことだ。

すべては「今」ぜいたくに人生を
送るために…


◆3ヶ月であらゆる言語を習得する方法

外国語を流暢に話せるようになるためには、
そんな面倒なことをする必要はない。

認知神経科学の原則と時間管理の
術を両方使えばバラバラなステップを
ひとつにまとめることができる。

そうすれば
1~3ヶ月で流暢に話せるようになる。

その秘訣とは…

3つのルールから成り立っていて、
それぞれ同じくらい大切だ。

・有効性(優先順位を決める)
・執着性(興味があるかどうか)
・効率性(過程を決める)

有効性、執着性、効率性とは何か?

大事なのは、
習得したい言語での
「what」「why」「how」に
当たる単語に着目することだ。

最初に何を学ぶのかを決めるときに、
こういう基本的な単語は
もっとも使用頻度が高く、
かつ少ない時間で理解する
ことができる
(これが優先順位の決め方だ)。

次に、自分が継続して、
粘り強く「執着」して
勉強できそうな教材を厳選する
(それに興味があるかどうかだ)。

最後に、その教材を使って、
もっとも時間的に効率がよく
勉強する方法を決める
(過程を決めるということ)。

◆もっとも共通して使われる100英単語

上位25番目までが、
英語で印刷されるすべての文体のうち
約1/3を占めている。

これらの100の単語は、
実にすべての文体の半分を
占めている。

世の中にある、
すべての英語で書かれた文体のうち、
約65%は、上位300単語で
構成されている。

英語では、
「もっとも頻繁に使われる単語」は
「もっとも共通して使われる単語」
として用いられているが、
これは誤りだ。

つまり、書き言葉と話し言葉の
語彙の違いが、
ちゃんと区別されていない。

話し言葉のなかでは、
もっとも共通して使われる100の単語は、
かなり変わってくる。

書き言葉 BEST 100

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話し言葉 BEST 100

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