47原則 ― 世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか? by 服部 周作
服部 周作
経営コンサルタント。
カナダ・マギル大学商学部卒業、政府奨学生として国立台湾大学卒業(経営学修士)。
マッキンゼー・アンド・カンパニーにて、アジア、北米、ヨーロッパなど7か国における先端技術産業、ハイテク産業、メディア産業分野のプロジェクトに従事し、2015年独立。日中を市場とする求人ポータルサイト運営など、ベンチャー設立経験も複数有する。
日本語と英語を母国語とし、中国語も堪能。
世界一のコンサルティングファームで
リーダーたちが実践する
マニュアルにない成功法則とは?
米国発売の話題書、
ついに日本上陸…
目次
■先手を打つ
原則1 きつい仕事は午前中に片付ける
原則2 すべての問いに30秒以内で答える
原則3 アウトプットをイメージする
原則4 前半戦が勝負の分かれ目、序盤に全力を注ぐ
原則5 小さなサインを見逃さず、大きな成果を上げる
原則6 本当に重要なポイントを見逃さない
■平常心を保つ
原則7 ストレスのある時ほど笑う
原則8 自分の限界を超える
原則9 常に最悪の事態を想定する
原則10 フォローアップを始める
原則11 仕事の依頼を冷静にかわす
多面的に捉える
原則12 柔軟な発想で情熱を捉える
原則13 目標にできるロールモデルを探す
原則14 目標は野心的に。行動は計画的に
原則15 自分なりの活力源を必ず把握する
原則16 ジョギングなど気分をリセットする時間をもつ
第2章
■コミュニケーション上手になる
原則17 コミュニケーションは手短に
原則18 難しい質問に答える前に3秒の間をとる
原則19 自分から話すより、聞き役に徹する
原則20 ノーの代わりにイエスを使う
原則21 中途半端なアウトプットは見せない
原則22 プレゼンテーション冒頭の3文は必ず暗記する
■共感する
原則
原則23 真っ先に相手とつながる共通の話題を見つける
原則24 励まされる人ではなく、励ます人になる
原則25 常に相手の良い面を見つける
原則26 チームメンバーの人生の転機やプライベートな面を知る
原則27 利用価値があるものではなく、頼りになる個人として尊重する
原則28 毎週、面白い人たちと食事に行く
チームメンバーへの思いやりを持つ
原則29 チームメンバーをしっかり評価する
原則30 やりがいのある仕事を割り振る
原則31 コーチングを通じてフォロワーを増やす
原則32 フィードバックはポジティブに!
原則33 アシスタントを大切にしよう
■生産性を高める
原則34 ToDoリストを4つに分類する
原則35 プロセスよりも結果に目を向ける
原則36 メールは5Dルールでどんどん処理する
原則37 会議の主旨を前もって把握する
原則38 ミーティングには必ず議題リストを準備する
原則39 できるだけ早く発言する
原則40 ごくシンプルな6種のプレゼン・ツールを作る
原則41 最新情報を共有する仕組みを作る
■持続的な成長を実現する
原則42 知識とツールは惜しみなく他人に与える
原則43 物理的な不便や心配事を解消する
原則44 踏み込んだ質問で相手の答えを引き出す
原則45 効率的に要点をメモする
原則46 新たな人生に対する心構えを持つ
原則47 リーダーに必要な資質を認識する
おわりに

MEMO
47原則
◆効率的に要点をメモする
◆知識とツールは惜しみなく他人に与える
◆最新情報を共有する仕組みを作る
◆プロセスではなく、成果に目を向ける
◆フィードバックはポジティブに!
◆常に相手の良い面をみつける
◆自分から話すより、聞き役に徹する
◆目標は野心的に。行動は計画的に
◆常に最悪のシナリオを想定する
◆自分の限界を超える
◆きつい仕事は午前中に片付ける
◆メールは「5Dルール」でどんどん処理する
- Delegate(振る):メールを書く仕事をできるだけ他人に振る
- Delete(捨てる):重要性の低いメールは移動中にすべて削除する
- Defer(保留する):メールの返信を書くのを保留する
- Deword(削る):ムダな言葉を削る
- Deactivate(遮断する):金曜の夜にメールをオフラインにする
◆To-Doリストは4つに分類する!
To-Doリストを作成するときに
重要なことがある…
それは、
「To-Doリスト」を
次の4つに分類(4マス方式)することである。
- 現在の仕事(今日の日付)
- プライベート(特に運動)
- 今週の新たな業務
- 新たな学び
この「4マス方式」が優れているのは、
左側(1と2)は概ね現在の活動に注目し、
右側(3と4)は未来に注目している点である。
◆何かを学んで習得し大きな成功を手にするためには「秘訣」がある!
肝心なのは、
最初は簡単に達成できるような
「極めて”低い”ゴールを設定すること」だ!
たとえば、ダイエットするとき、
どのような目標設定が効果的か?
初めから「週5回は運動する」
と決めてやり抜くか?
そうではなく、「週1回」にしておく。
それでも難しいと感じるときは、
「週1回、仕事から帰宅するする際に
タクシーや地下鉄を使わずに歩く」
など、さらに実践のハードルを下げてみる。
大切なのは
徐々に目標を上げていくことである。