奇跡のシェフ

奇跡のシェフ by 神尾哲男

自らの身体で、
さまざまな食事療法を実践。

2016年の今も元気に、
自転車に乗って前橋の街を走り回る…

そんな神尾シェフが末期がんになってから実践している健康法。

体にやさしい厳選レシピ36点掲載。

おすすめ調味料8種類54品紹介。

著者の神尾哲男さんは
2017/5/4に64歳で永眠した。

目次

ソース(万能うまみ調味料
出汁 ほか)
野菜(ラタトゥイユニース風
ロールキャベツトマト煮込み ほか)
魚(鮭フレーク
ホタテとサーモンのカルパッチョ ほか)
肉(鶏胸肉ソテーバルサミコソース
鶏もも肉の赤ワイン煮 ほか)
パスタ(ペンネ・アラビアータ
スパゲティ・ペペロンチーノ ほか)
スープ(ジャガイモのスープ
カボチャのスープ ほか)
ドレッシング(柑橘系ドレッシング
ニンジンと各種野菜のドレッシング ほか)
調味料(塩
醤油 ほか)

奇跡のシェフ
奇跡のシェフ

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MEMO

奇跡のシェフ

◆がんについて…

人間の細胞は60兆個。

毎日その20%が死に、
新しく生まれている。

物質としての身体は、
1年間ですべてが生まれかわる。

つまり、
1年に1回はがんが治るチャンスがあるかも?

細胞がすべて生まれて変わっても病気が治らないのは

1)新しく生まれてくる細胞に、これまでの記憶を伝えているから。

2)自分が病気であるという潜在意識に植え付けられた「記憶」。
この記憶が人を病気のままにしておく。

医者は、心と身体を分けて考える。

病気の根本的な原因を克服し、
治せるのは本人だけである。

▶自分の病気は治る!というマインドシフトを起こすこと。

▶奇跡を起こすのは、身体ではなく「心」の領域。

※抗がん剤は「遺伝子再生阻害剤」であり、病気を治すものではない。

◆すべてはバランス…

がんなどの病気を悪化させないためには、
何よりバランスのとれた生活を
送り続けることが大切である。

▶身体を冷やさない
▶できるだけ身体を弱アルカリ性に保つ
▶極力、食品添加物を避ける
▶乳製品を摂取しない
▶糖分を摂らない
▶1日、2食
▶調味料は本物を使う
▶「出汁」をとる(作る)
▶農薬、化学肥料、遺伝子組み換え原料を摂取しない
▶トランス脂肪酸、酸化した油を摂取しない

◆がん細胞は味方である

ウィスルなどの外部の攻撃から、
私たちの身を守ってくれる
「最終兵器」である。

悪性に変えているのは、自分自身。

酸化した油を使った料理を食べたり、
冷たいものを食べて体を冷やしてしまったり…
そんな食生活は見直さなければいけない。

今までの生活を反省して
悔い改めない限り、
悪性のがん細胞は増え続ける。

考え方を変え、
生き方を変える必要がある。

◆材料が良くても、
調理する過程で毒に変わることもある

◆昔ながらの製法で
作られているものを食べる

冷蔵庫のない時代、
酢や味噌などは保存食に使われていた。

素晴らしい菌の力があるからである。

ところが、酸化防止剤や長期保存などを
目的に添加物が使用され、
それが菌の発酵を止めることになり、
本来の力が失われている。

昔ながらの製法では賞味期限が短く、
流通が難しい…。

添加物が、消費者から本当に良いものを
遠ざける結果になってしまった。

これは、私たち消費者にも責任がある。

◆食品表示を読み取ることが
病気にならないための防衛策

◆ぬか漬けなどの発酵食品には、
整腸作業が期待できる植物性の乳酸菌が含まれる。

植物性は動物性より強く、
生きたまま腸に届いて悪玉菌を退治してくれる。

◆You are what you eat.
人工物では体は良くならない、
人間の体は食べた物でできている

◆奇跡のシェフオススメの調味料

投稿者: book reviews

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