5000円ではじめる仮想通貨投資入門 by 上野義治
上野 義治
昭和44年8月28日生まれ。
カウンセラーとして、セミナー講師としてもパナソニックエイジフリーでセミナーを行うなど多方面で活躍中。
2年前初めて仮想通貨の話を聞き興味を持ち、現在はYouTubeやメルマガでの情報配信、日本4大都市でセミナーを開く仮想通貨投資家…
無理のない投資でミドルリスク・ハイリターンを提案!
仮想通貨投資を始めるときにまず読んでもらいたい入門書…
ビットコイン以外の仮想通貨はなにを買うべきか?
目次
はじめに
コツコツ積み立て・楽々投資
暴落は怖くない
◎1章 仮想通貨投資を始める前に知っておくべきこと
お金の正体って考えたことありますか?
お金というものが存在しない時代があった
ビットコインとは
ビットコインが広がる理由
ビットコインの価値が上がる理由
マイニングとは
ビットコインが抱える問題
◎2章 仮想通貨投資の基礎知識
相場の基本・日本円の価値も動いています
投資の目標を作ろう!
なぜ毎月の積み立てがいいのか?
ルールを決めて守るだけ
◎3章 仮想通貨の買い方・売り方・育て方
仮想通貨は自己責任の世界
取引所への登録方法
ビットコインの買い方
ビットコインの送金方法
ビットコインの育て方
◎4章 仮想通貨の保管方法
管理の大切さ
Blockcahin.info
Alta Wallet
TREZOR
◎5章 投資被害にあわないために
セミナー
マイニング案件
プレセール(ICO)
◎6章 代表的仮想通貨紹介
イーサリアム
リップル
NEM
ライトコイン
あとがき

MEMO
5000円ではじめる仮想通貨投資入門
◆購入した仮想通貨を安全に保管する方法知ってる?
仮想通貨を購入して長期間保管するときは、
どこに保管するかでリスクが異なってくる。
基本的に、便利なほどリスクが高くなり、
不便なほどリスクを下げることができる。
購入した仮想通貨を保管するには…
▶取引所
▶ウェブウォレット
▶モバイルウォレット
▶ペーパーウォレット
▶ハードウォレット
などがある。
Blockchain.infoなどのウェブウォレットは、
比較的使いやすく無料で使えるが、
最近盗難被害にあっている人が多い。
被害者の多くは二段階認証をかけていない人が
ほとんどである。
気軽に使えて無料なので利用者は多いが、
個人的にはあまりおすすめできない。
もし、使うにしても少額にとどめたほうがよい。
一番安全なのは、TREZORなどが運営するハードウォレット。
端末自体に仮想通貨を保管するため、
普段使うときには不便だが、その分セキュリティは高い。
端末自体が盗まれても、新しい端末を購入して復元することができる。
注意して欲しいのは、端末を必ず直接メーカー(TREZOR, LegerWallet)から購入すること。
◆取引所に仮想通貨を貸して利息をもらうことができるのって知ってた?
日本円の定期預金のように、
ビットコインなどの仮想通貨を取引所に貸して
利息を受け取ることができるサービスがある。
たとえば、コインチェックの「貸仮想通貨サービス」では
最大年率5%でユーザーが、コインチェックに対して
仮想通貨を貸すことができる。
「貸仮想通貨サービス」を使うと、
仮想通貨のキャピタルゲインだけでなく
利息も貰えるという二重のメリットがある。
▶メリット
・最大年率5%で貸し出すことができる
・ビットコイン意外の通貨も扱っている
▶デメリット
・一定期間拘束されることにより、
急な価格変動時や現金に交換したくても動かくことができない(ロックされる)
・コインチェックが倒産した場合、貸し付けた仮想通貨が返還されないなどのリスクがある
◆仮想通貨を購入するとき使う「取引所」と「販売所」の違いって知ってる?
▶販売所とは、「取引」によって売り買いされる場所。
なので売りたい人と買いたい人の条件が合致すると取引が成立して
購入することができる。
いくら買いたくても売る人がいなければ買うことができない。
▶販売所は、購入価格と売却価格の差が大きい代わりに、
希望の数量を買うことも売ることもできる。
販売所の場合「売り」と「買い」の価格差が大きく、
海外の取引所ではほとんどが「取引」となっているので
「取引所」に慣れておくのがよい。
ちなみに、ビットフライヤー(bitFlyer)は、
販売所と取引所の二つで取引可能である。
◆仮想通貨の取引所に口座を開くときに注意すべきこと3選!
▶メールアドレスはGmailを使うこと(Gmailのエイリアスを使うと便利)
▶取引所ごとにメールアドレス変えること
▶取引所ごとに違うパスワードにすること
最低限この3点は必ず守ること。
さらに、
二段階認証と取引所に仮想通貨を置かないことも忘れないように!
◆仮装通貨は取引所に長期間置いておかないこと!
仮想通貨の取引所に口座を開設したら…
▶かならず二段階認証をすること
▶購入した仮想通貨は取引所に長期間保管しないこと
取引所によっては100万円までは補償してくれるところもあるが、
基本的に取引所には長期間保管しないほうがよい。
最悪、取引所がハッカーに侵入されても自分の資産は
守れるようにしておくことが大事である。
◆仮想通貨積立の3原則
▶一定間隔で投資する(毎月、毎週、毎日など)
※日付を決めること!毎月1日、毎週月曜日、毎日午後9時…
▶一定金額投資する
※相場が安くなったとき購入金額を多くしないこと
▶分散投資する
※ビットコインだけでなくその他の仮想通貨にも投資して分散する
例:イーサリアム、リップル、ネム、リップルなど…
◆仮想通貨に投資するならドルコスト平均法が最強かも?
仮想通貨には、積立の他、レバレッジ取引、短期トレードなどがある。
レバレッジ取引はほとんどの人は
勝つことができないからマーケットが成り立つ。
短期トレードは、価格ばかり気になり、
投資のプロたちが仕掛けてくる
価格の上下で勝てる人はほとんどいない。
特に日本人は基本的に投資に慣れていないので、
毎月一定額購入するような積立が一番向いている。
仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きいため、
高値掴みをしてしまうときもある。
しかし、投資時期をずらすことで、
安値で買えることもできるので、
結果的に平均購入単価が安くなる。
つまり、ドルコスト平均法で仮想通貨を
買えば平均購入単価を安く抑えることができる。
相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあり、
誰にもどこが高値でどこが底値なのかは分からない。
その点毎月一定の投資金額を決めて投資していく方法であれば、
何も考えずに買っていくことになるので、
投資に慣れていない人にとっても簡単な投資法といえる。
しかも自然とドルコスト平均法を使うことになるので、
リスクも下げることができる。
仮に暴落してもあせることはない。
長期で考えれば考えるほど、
仮想通貨のように価格が上がる傾向のある場合は
特にドルコスト平均法は効果を発揮する。
仮想通貨投資にとって、
毎月何も考えずに投資できる
ドルコスト平均法は
最強の投資方法と言えるかもしれない。
◆仮想通貨の特徴
▶24時間送金が可能
▶送金手数料が安い
▶送金スピードが速い
▶銀行口座を持たない人も利用可能
▶資産の保全になる
◆仮想通貨の投資結果(過去2年間毎月1000円投資した場合)
▶ビットコイン(約4.97倍)
投資金額:24ヶ月=2万4000円
2017年7月1日現在:約11万9323円
▶イーサリアム(約89.26倍)
投資金額:24ヶ月=2万4000円
2017年7月1日現在:約214万2355円
▶リップル(約35.92倍)
投資金額:24ヶ月=2万4000円
2017年7月1日現在:約86万2027円
▶NEM[ネム](約344.84倍)
投資金額:24ヶ月=2万4000円
2017年7月1日現在:約827万6173円
▶ライトコイン(約9.73倍)
投資金額:24ヶ月=2万4000円
2017年7月1日現在:約23万3536円