年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人 by 午堂登紀雄
午堂 登紀雄
1971年岡山県生まれ。
米国公認会計士。
中央大学経済学部卒業後、会計事務所、大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームのアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。
2006年、著書『33歳で資産3億円をつくった私の方法』(三笠書房)がベストセラーとなる。
同年、不動産投資コンサルティングを行う株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。
経営者兼個人投資家としての活動のほか、出版や講演も多数行っている…
「凡人」は一生気がつかない
「稼ぐ人」の行動ルール65。
お金持ちが成り上がりの途中でやっている、
きれいごとで済まない金儲けの“真実”。
目次
第1章 「損得勘定」を変えて成り上がる
第2章 「お金の使い方」を変えて成り上がる
第3章 「仕事のやり方」を変えて成り上がる
第4章 「頭の使い方」を変えて成り上がる
第5章 「勉強のやり方」を変えて成り上がる
第6章 「働き方」を変えて成り上がる
第7章 「マインド」を変えて成り上がる
第8章 「人間関係」を変えて成り上がる

MEMO
年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人
◆稼げる人が情報収集に使うのは
ニュースサイトではなく
政府広報のサイトである。
なぜか?
お宝情報がたくさん眠っているからである。
◆稼げる人が重視しているのは
「考える」「アウトプットする」ことであり、
ある程度のまとまりのある時間が取れるときは、
本を読んでいる場合ではない、
という無意識の発想がある。
◆皿回し学習法とは?
皿回しのように複数科目を同時に回し、
さらに同じ範囲を短期間に何度も繰り返すことで、
忘却を防ぐことができる。
わかりやすいのが、
「英単語を100語覚える」というケース。
毎日10個ずつ10日かけて100個覚えようとすると、
もう一度同じ単語に出会うのは10日後になる。
一方、毎日100個覚える作業を10日間繰り返す。
毎日同じ単語に出会うから、
10日間会えないときよりずっと記憶に定着しやすい。
◆実力は実践によってしか身がつかないし、
勉強の成果は実践の無効側にある。
◆ひとつの技を繰り返し繰り返し練習して、
無意識でも反応できるぐらいにして、
初めて使えるスキル(たとえば、英会話)になる。
◆本を読んでいる途中でもひらめきや思いつきがあれば、
その時点でいったん本を閉じ、行動を起こす。
◆いくら話せる語学力(英語など)を持っていても、
肝心の話す中身を持っていなければ意味がない。
◆勉強の本来の目的は、
「自分のアウトプット(行動とそれに伴う結果)を
進化させることである。
◆すでにある知識を学ぶことももちろん大切だ。
しかしそれ以上に今後重要性を増してくるのは、
自ら知識を創造することである。
◆「好き」とか「やりがいや使命感がある」
「やっていて楽しい」など、
その人が充実できる領域でなければ、
「学びたい」という強い動機につながらない。
◆机上の学習だけでなく、
仕事の進め方や対人的な学習を含めた
「勉強」こそが最強の自己投資であり、
今も昔も勉強こそが自分の状況を変え、
ステータスを上げる唯一の方法である。