北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方

北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 (心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27) by マッツ ビルマーク,‎ スーサン ビルマーク

マッツ・ビルマーク
スウェーデン、カルマル市生まれ。
起業家として働くなか、自身の不安症という心の病と向き合ったことをきっかけに、心の病の研究に力を入れ始める。
2011年、「インナー・ヘルス」と題した初講演をカルマル市内のホテルでおこなったところ、計6回の講演が全て満員となり大反響。
その後もさまざまな都市での出張講演をおこなう。
2013年にはこの一連の「インナー・ヘルス」講演をDVD化して販売。

スーサン・ビルマーク
スウェーデン、ルドビーカ生まれ。
1995年、インテリアデコレーターとして働くなかでマッツと出会う。
1996年に娘のジュリアを出産。
疲はい性うつ病となるが認知行動療法などによって病を克服した。

現在二人は、スウェーデンのカルマル市の近くでインナー・ヘルス・エデュケーションという会社を運営し、個人やカップル対象のコーチングをおこなっている。
夫婦初の著書となった本書は、人口980万人のスウェーデンで20万部のベストセラーとなり、世界22か国以上で翻訳されている。夫婦での著書に、『Ela enemman, stressaa vahemman』などがある。

人口980万人のスウェーデンで20万部の国民的ベストセラー!

「幸福度の高い国」として有名な北欧スウェーデンの人々が共感した、
自分らしい人生を生きるための実践的アドバイス…

目次

推薦者まえがき――つい頑張りすぎてしまうあなたへ(和田秀樹)

Part1 幸せの国・スウェーデンの国民病は実はストレス
1、ストレス障害は誰にでも起こりうる
2、休みになったとたん体調を崩していないか
3、想像上の恐怖にも脳は反応する
4、悲観的な思考パターンを変える
5、薬による治療をすべきか、すべきでないか

Part2 『生活』追い立てられる日々から、ゆとりある暮らしへ
6、リラックスする時間を予定に組み込む
7、完璧でなくても、すっきり片付いた家で暮らす
8、心からくつろげる部屋に模様替えする
9、睡眠の「量」と「質」を改善する
10、「一日三十分の早歩き」でいいから定期的に運動する
11、甘い物、カフェイン、お酒の代わりになる息抜きを探す
12、クリエイティブな趣味で元気になる

Part3 『心』「であるべき」から、「ありのまま」へ
13、「しなければならないこと」ではなく「したいこと」をする
14、「順調です」ではなく「実は大変なんです」と言う
15、「傷つきやすさ」は人を魅力的に見せる
16、自分を受け入れれば、他人も受け入れられる
17、いまの自分がどんな人間か責任を持つ

Part4 『人間関係』苛立ちや怒りから、共感と尊敬へ
18、ポジティブな人は周りも幸せにする
19、「お人好し」をやめ、冷静にノーと言う
20、自分の本音を話し、相手の話を聞く
21、ネガティブな言葉から身を守る
22、ストレスも穏やかな気持ちも伝染する
23、外で溜め込んだ苛立ちを家族にぶつけない

Part5 『人生』過去や未来ではなく「今、ここ」へ
24、「頭の中のおしゃべり」をやめる
25、わがままなエゴを捨て「今、ここ」の幸せに気づく
26、状況は選べなくても、自分の態度は選べる
27、悪い習慣を捨て、よい習慣で人生を変える

北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方
北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方

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MEMO

北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方

◆呼吸に意識を集中させることが、
「今、ここ」をもっと意識して生きるカギである、土台である。

◆自分が行っていることに身も心も集中できれば、
強い幸福感を味わえる。

今ここにもっと時間を割けるようになる。

これが、自分自身への最大の贈り物である。

◆「今、ここ」の幸せに気づく

人生における大きな喜びの瞬間が訪れるのは、
今ここに意識を集中して生きているときである。

人生において、今ここをもっと意識できるようになると、
すばらしい旅が始まる。

心が穏やかになり、意識が研ぎ澄まされ、
これまで以上に幸福や活力が感じられるようになる。

◆本当に人生の目標にしたいことを考える

「しなければならない」ことの中から、
本当にやりたいこと、
ほかならぬ自分自身が決めたことを見つけたら、
それが人生の目標になる。

そして、どうやってその目標を達成するか、
よく考える。

◆定期的に運動する

どんな運動でも構わない。

肝心なのは定期的に行うことである。

たとえば、1日30分の程度の早歩きも適度な運動と言える。

◆マルチタスクは非効率である!

マルチタスクという言葉はもう時代遅れである。

マルチタスクが効率的なことはまずない。

ひとつのことに全神経を集中させるほうが、
ずっと効率的で現実的である。

目の前のことをしっかりやり、
やり終えてから次のことをする。

◆日本人は昔に比べていい加減になったと言われているが…
中高年以上には、まじめな人が多いように思う。

そういう人は頑張りすぎて鬱(うつ)になってしまうというのが
典型的なパターンである。

鬱は心が弱い人がなるのではなく、
強いと思い込んでいるまじめな人間がなる。

◆かくあるべし思考を捨てて、あるがままに生きろ!

◆人生の義務は、ただひとつしかない。
それは幸福になることだ。

投稿者: book reviews

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