コンフィデンス・シンキング ~成功のための7つの絶対原則~ by 泉 忠
泉 忠司
高校時代は偏差値30からたった半年で全国模試1位に。
英文学専門家として、いくつもの大学で教鞭を執り、100万部のベストセラー小説『クロスロード』を書き下ろし、「クロスメディア時代の寵児」と称されるプロデューサーでもある。
舞台や劇場公開映画で主演俳優を務め、脚本家、演出家、作詞家、デザイナーなどの顔も持ち、多分野に渡る企業の役員や顧問を務め、30代にして東久迩文化褒賞を授与される…
自信に根拠はいらない。
その「自信」がすべてを可能にする。
著者が、満を持して「成功の原則」を公開!
目次
第1章 コンフィデンス(自信)
第2章 インタープリテーション(解釈)
第3章 ゴール(目標)
第4章 アナリシス(分析)
第5章 ストラテジー(戦略)
第6章 アクション(行動)
第7章 ビジョン(展望)

MEMO
コンフィデンス・シンキング
◆批判するなら代案を出す
◆知識をつけることは大切だが、
行動することはその何万倍も重要である
◆「本質をとらえる」というのは、
「抽象化する 」ということである
◆「なぜ?」で枠を破り、本質を捉える
いつ、いかなるときでも、
「なぜ?」を投げかけ、
それに対する自分なりの答えを探す。
そしてこれをひたすら繰り返す。
◆戦略を考える際、
時間とお金と労力に関して、
目先の利益にとらわれないことも重要
◆戦略とは最短距離 を探すこと
そして、最短距離の第一歩はパクること
◆情報収集する際に重要なことは、
情報をきちんと相対化すること
できるだけたくさんのソース(情報源)にあたり、
情報の相対化を行う習慣をつける。
たとえば、ひとつの新聞を読んで、
それを真実と考えるのではなく、
できるだけたくさんの新聞を読む。
テレビのニュースも、
同じチャンネルのニュースだけではなく、
別のチャンネルのニュースも見る。
雑誌や本も同じ、
とにかくできるだけたくさんの情報源にあたり、
できるだけたくさんの解釈を知ることで、
情報を相対化することができる。
◆分析には「自己分析」と「ターゲット分析」がある
▶自己分析
自分は何が分かっていて、何が分からないのかを、
自分自身で知る作業から始める。
自己分析において、自分の価値観を知る。
人は自分の価値観に従って、
意見を構築したり、戦略を練ったり、
行動したりしている。
あなたが人生で大切にしているものは何ですか?
仕事、お金、家族、健康、自由…
◆スモールゴールは究極的に細かく設定する
たとえば、
「映画を字幕なしで見られるようになる」というゴールはダメ。
どんな映画を字幕なしで見られるようになりたいのか…
法廷ドラマ? 恋愛ドラマ? アクション?
◆「引き寄せの法則」は運のよさでも、魔法でもない
「引き寄せの法則」の実態は、
「ゴール(目標)が明確になっていること」である。
◆人間が最終的に欲しいものは、
特定の職業に就くことでもなければ、
物質でもなければ、
お金でもない…
本当に欲しいものは、間違いなく「感情」である。
◆目標設定の際、
「何」の次には「なぜ」を必ず考えること
なぜなら、目標を達成するためには、
強烈な感情の力が必要になる。
◆ゴール(目標)は変わってもいい
大事なのは、「その時に一番欲しいもの」をゴールに設定すること。
◆人生において何かを行うにあたり、
必要不可欠なのが「継続する力」である
◆人間万事塞翁が馬(じんかん ばんじ さいおうがうま)
人生における幸福と災は予測できず、
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるか分からないのだから、
安易に喜んだり悲しんだりすべきでないという教訓。
ちなみに、
人間(じんかん)とは「人生」という意味である。
ある出来事が幸福なことなのか、
不幸なことなのかは、
死ぬときになるまでまったく分からない。
◆自分の「解釈」は、
決して唯一絶対のものではなく、
単なるひとつの「解釈」にすぎない
◆自分の解釈を相対化できるようになれば、
ネガティブな「解釈」から簡単に脱することができる
◆与えられた状況を変えることはできない
変えることができるのは、「解釈」だけである
◆自分の人生の支配者になるのは
自分であるべき
◆世の中で成功している人が絶対に口にしない言葉…
それは「無理」とか「できない」である
◆「根拠」よりも「自信」のほうが先
「自信」を持って行動していれば、
「根拠」は後からついてくる。
◆「結果」を変えたければ「行動」を変える必要があり、
「行動」を変えたければ「考え方」を変える必要がある。
そして「考え方」を変えるには「解釈」を変えればよい。
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◆「自信」のまとめ
▶絶対的な自信を持つ
▶自信に根拠は不要
▶たとえ未知、未体験だとしても、それは「たまたま」にすぎない
▶人間に不可能はない
▶他者は否定するもの。他者の声に惑わされない
▶自分自身が自分の人生の支配者になる
◆「解釈」のまとめ
▶人生はすべて「解釈」にすぎない
▶状況は変えられないが、どのように「解釈」するかは変えられる
▶後で振り返ると、感じ方が違うことがほとんど。ならば、即座に「解釈」を変えるべきである
▶世の中に唯一絶対の答えはない
▶落ち込んでも、すぐに立ち直る力が大事
◆「目標」のまとめ
▶「本当に欲しいもの」をゴールに設定する
▶ゴールはパッション(情熱)と直結していなければならない
▶ゴールはパッションに加えてミッション(使命)も備わると完全無欠になる
▶ゴールを視覚化して、感情と潜在意識に刷り込む
▶ゴールを明確に描くことで、「引き寄せの法則」は誰にでも起こる
▶スモールゴールは細分化できるまで細分化して設定する
▶スモールゴールは50%実現可能と思えるものに設定する
◆「分析」のまとめ
▶セルフアナリシス(自己分析)をする際は、過大評価も過小評価もせず、ありのままも自分を受け入れる
▶あらゆるものを、自分にとって重要なものから、そうでないものまで並べて、明確に順位づけることで、自分自身の「価値観」を知っておく
▶ターゲットアナリシス(ターゲット分析)において、情報収集をする際、メディアからの発信を、メディアが言っているからというだけの理由で鵜呑みにしない
▶できるだけたくさんの情報源にあたり、情報を相対化したうえで、「自分なりの真実」を見極めていく
◆「戦略」のまとめ
▶戦略とは最短距離を探すことである
▶ただ頭で考えるだけでなく、実際に行動してみることで、最短距離が見えることも多い
▶「無理」というのは思考を停止させる悪魔の言葉である
▶最短距離を見つけるための第一歩はパクることである
▶目先の利益にとらわれず、時間とお金と労力を先行投資する
▶アイデアも情報も具体的な物も、違うと思ったら、目先の利益にとらわれず、すぐに捨てる
▶「こうしなければならない」「これは決まりごと」のように、固定観念や常識と世間で呼ばれているものにとらわれると、自由な発想ができなくなる
▶いつ、いかなるときも、「なぜ?」という質問を投げかけ、それに対する自分なりの答えを探す
▶「抽象化する」ことができるようになると、異質なもの同士を組み合わせる発想ができるようになる
▶マイナスをプラスに転じることで、新しい戦略やアイデアが生まれる
▶戦略を練る際には、「どのように」だけでなく、「いつ」ということも考え、必ず締め切りを設ける
◆「行動」のまとめ
▶「知っていること」と「できること」には天地ほどの差がある
▶「やりたい」と思ったその瞬間が、行動を起こすべきタイミング
▶「やらない理由」を考えない
▶「有言実行」を習慣化する
▶傍観者にならず、当事者意識を持つ
▶何を提案あれても「ハイやります」と即座に言う
▶他人の許可を待つのではなく、自分の行動には自分自身が許可を出す
▶法律違反以外は何をやっても構わない
◆「展望」のまとめ
▶「幸せ」とは、「何かを手に入れればなれる」のではなく、「今ここにあるもので十分に感じられる」ものである
▶「自分はいつでも幸せである」と思えるようになると、他人に優しくなれる
▶自分が欲しいものを手に入れ、やりたいことを実現すれば、間違いなくその先に、他者支援という展望が開けてくる
▶他者支援すればするほど、自己実現のスピードも加速する
▶「ギブ・アンド・ギブ」の精神で、他人が価値あると思うもので、あなたに提供できるものがあれば、無理のない範囲で惜しみなく提供を
▶「優しさ」は世界中を巡っている