遅読家のための読書術- 情報洪水でも疲れない 「フロー・リーディング」の習慣!(印南 敦史)
広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、
音楽雑誌の編集長を経て独立。
「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、
ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体で
書評欄を担当することになって以来、
大量の本をすばやく読む方法を発見。
その後、ほかのウェブ媒体などでも
書評欄を担当することになり、
年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
株式会社アンビエンス代表取締役で
書評家、フリーランスライター、編集者の
印南 敦史さんの著書です。
情報洪水でも疲れない
「フロー・リーディング」の習慣!
積ん読、解消!
月20冊があたり前になる。
「1ページ5分」から「年間700冊超」へ!!
「情報洪水」でも疲れない
あたらしい「本の読み方」!
「昔は読書家だったのに、
ここ数年、本が読めなくなった」
そういう人が増えている。
スマートフォンで
SNSやニュースを見るようになって以来、
私たちの「読み方」が変化している。
「新しい読み方」と
「これまでの読み方」とのあいだで
真っ二つに引き裂かれている。
「本を読む人生」は、
きっとすばらしい
そこで残された道は2つ。
本が読めなくなっていく自分を、
このまま放置するか?
それとも、
「新しい読み方」を身につけて、
「本のある人生」を取り戻すか?
読書によって頭がよくなるとか、
仕事ができるようになるとか、
お金持ちになれるとか…
この際、そういったことはいわない。
読書そのものの楽しみを知っている人、
だけど、現状の読書量や
読書スピードに不満がある人に
役立つ考え方やメソッドを多数紹介…
音楽を聴くように本が読める
「フロー・リーディング」の習慣を
はじめよう…
目次
はじめに (なぜ「1ページ5分」の遅読家が年700本の書評家になれたのか?)
第1章 なぜ読むのが遅いのか? ─ フロー・リーディングの考え方
・遅読家に共通するたった1つの「思い込み」
・「100%を写しとる」から「1%にめぐり合う」へ
・「音楽を聴く」ように「本が読める」ようになる
第2章 なぜ読む時間がないのか? ─ 月20冊の読書習慣をつくる方法
・充実した多読生活は「9対1の法則」がカギ
・「1日に1冊」読み切ると、はるかに深く理解できる
・「夜の読書」は習慣化しづらい
第3章 なぜ読んでも忘れるのか? ─ 読書体験をストックする極意
・なぜ「書きながら」だと、速く・深く読めるのか?
・本の魅力だけを抽出する「1ライン・サンプリング」
・重要箇所がよみがえる「1ライン・レビュー」
第4章 流し読みにもルールがある ─ 要点を逃さない「サーチ読書法」
・スラスラ読める人は本の「どこ」を見ているか?
・得たい情報だけが流れ込む! 「キーワード・サーチ読書法」
・「線引き読書」はおすすめしない
第5章 本とどう出会い、どう別れるか? ─ 700冊の選書・管理術
・「1週間選書術」で「1日1冊」があたり前に
・「読みたい本だけ」だと読書はマンネリ化する
・ガンコな積ん読を解消! 書棚の「フロー管理術」
終章 多読家になって見えてきたこと
・本なんか読まなくてもいい! だから「読書生活」は楽しい
・「教養のために読書」? そんなのつまらない!
おわりに (10年後には「7000冊の世界」が待っている)