エドガー・ケイシー名言集 知恵の宝庫 by 林 陽
エドガー・ケイシー
予言者、心霊診断家。
彼の思想は神智学協会に始まる近代の神智学の影響が濃い。ニューエイジの思想に大きな影響を与えた。
林 陽
千葉県生まれ。
獨協大学外国語学部で英文学を専攻。在学中にアメリカのホリスティック医療のパイオニアと言われるエドガー・ケイシーを研究し始め、その啓蒙に力を尽くし、多数の著書を翻訳…
本書はケイシーの残した多方面に及ぶリーディング資料から、
人生に役立つ知恵のエッセンスを集めたもので、
余計な解説は行っていない。
彼の一体思想と霊魂進化の哲学に準じて章立てを行っている。
ケイシーのメッセージは、
今の難しい時代を生きる私たちにも、
生きる知恵と希望と勇気を与えてくれる。
目次
人間とは何か
愛は宇宙最強の力
人間関係
心と感情の動き
生活の知恵
体と健康
神と生命
信仰と宗教
キリストとキリスト意識
霊性の開発―祈り〔ほか〕

MEMO
エドガー・ケイシー名言集
◆天国と地獄
▶天国、それはどこにあるのか?
天国は、
あなたの心の中、
胸の中、
真理が表現される場所の中にある…
◆運動を欠かさない
▶歩きが最良の運動。
衝動的に歩くのではなく、
雨の日も晴れの日も、
規則的に歩くのがよい
▶決まった運動をするように心がける。
朝は、上体(頭、首、両肩)を運動させる。
少なくとも8回から10回、
首を前後、左右に曲げ、
また左右に回転させる。
◆食物の薬効を知れ
▶腎臓を良好に保つには、
スイカのタネ茶を週1回飲む。
スイカのタネ茶を数週間飲み続けるだけで、
尿の出が活発になる
▶グラスワインは1日1杯がよい。
飲み過ぎれば有害になる
▶酸性2割にアルカリを作る食品8割が
正常な食生活
▶肉はラムか鶏か魚のみとする
▶体をあまり動かさない人は
アルカリ性反応を起こす食事を多くとるとよい
▶生リンゴを食べるなら、
他のものを食べない。
生リンゴだけを3日間食べ、
オリーブオイルを飲めば、
体からあらゆる毒素を洗い流せる
▶1日2回、純良なオリーブオイルを茶さじ半分とれば、
消化と、造血に役立つ肝臓の働きを助ける
▶ジャガイモは皮と皮に近い部分だけを食べる。
生リンゴの皮、アンズの皮を食べる。
毛髪、爪等を形成する甲状腺の働きに必要なものを
供給してくれる
▶脱毛にはジャガイモの皮のスープが有効。
3、4個分のジャガイモの皮を少量の水で煮て、
週に2度飲む
▶目のトラブルが起きたらいつでも、
ジャガイモの皮をパップすると良い。
剥いだ皮をまぶたの上に直接当てて、
少なくとも30分から1時間そのままにしておく
▶糖尿病から体を守るには、
週に3回、鶏卵大のキクイモ1個を食べる。
初回は生食し、2回目は煮汁を煮て食べる。
インシュリンは投与してはいけない。
インシュリンが不足なら、
必要なだけキクイモの量を増やす
▶歯の手入れをするには、
海塩と重曹を等量混ぜて、
歯茎と歯を指でマッサージする。
歯ブラシを使わないこと。
自分の指でマッサージする
▶歯が弱くならないようにするには、
アルカリ性の食事を多く摂る
◆水は万物の母
▶肝臓と腎臓の働きを正常化させ、
体内毒素を適切に排除するには、
より多くの水を飲み続けること。
体内に水が欠乏していると、
消化管と腎臓から除かれるべき老廃物が、
毛細血管に逆流して、
充血や虚弱の原因となる
▶毎日食前と食後に多くの水を飲むこと。
まっ先にきれいな水の作用を受ければ、
胃の反応が正常化する。
毎朝起きたら、
すぐに、
ぬるま湯をグラス半杯から4分の3杯飲む。
ぬる過ぎても熱すぎてもいけない。
その水が体内を消毒する。
時々、塩をひとつまみ、
温水に加えて飲むとよい
※毎日大型グラス6杯から8杯の水を飲むとよい。
◆若さを保て
▶物質的なことがらを第一に置くと、
霊的な力を次第におろそかにするようになる。
人間が老化する原因がそこにある
▶あなたが若さを保ちたければ、
いつも朗らかでいる。
いつも愛想よくしている。
いつも親切であること
◆バランスのとれた生活をする
▶あなたは規則正しく休み、
労働し、心に食べ物を与える。
体に食べさせる必要があるように、
魂にも食べ物を与える。
食べ物をよく噛まなければ消化不良を起こすように、
心と魂の食べ物も、
よく噛む必要がある。
噛むとは応用すること。
あなたは、
それによって、
何よりも調和の取れた人生を送れるようになる
◆体と心と霊は一体
▶体は永劫の流れを旅する魂の乗り物にすぎない
◆自然界から教訓を得る
▶しぱしば瞑想(マインドフルネス)して、
この世のわずらわしさから離れる時間を持つ。
また、自然に分け入り、
小さな生きものにも学ぶ時間をとる。
そこでは、鳥、草木、花、ミツバチなど、
すべての生きものが、
創造の賛歌を歌いあっている。
あなたも彼らを見習いなさい
◆自分に学ぶ
▶最良の書物とは自分自身である
▶自分自身を知る人こそ道を見出す
◆足るを知る
▶どんな境遇にも満ち足りを覚える。
普遍的な霊の力をもって、
何事も成長に転換させ、
心と体と意志との一体に向けて邁進する。
境遇と戦ってはいなけい。
日々、心と体と金銭の必要を満たす、
成長への踏み台にする
◆行動が大切
▶何もしないでいるよりは、
たとえ失敗しても、
行動するほうがはるかに優れている
▶成功しようと、失敗しようと、
行動は評価されるもの
◆災い転じて福となす
▶多くの場合、
つらいことがらが、
魂の成長を大きく助けているもの
◆失敗から学びとれ
▶自分自身とその過失と欠点を分析して、
倫理的、精神的、霊的に、
どんな理想を定めるべきを知る
▶人はあれこれ失敗するときに、
課題を学んでいるはず。
謙遜、忍耐、信仰という課題を…
◆成功の秘訣を知れ
▶その仕事にどれほど自分を費やしているか、
心血を注いでいるかに、
あなたの成功はかかっている
▶どんな経験も成功への踏み台をすべき。
しかし、金銭的成功がすべててあると思い違いをしてはならない。
地位、権力、富を求めるのはかまわないが、
小さい奉仕の積み重ねがそれを結果するようにする。
正しい動機から隣人に手を貸す人は、
創造的な力に手を貸しているのである
▶物資的成功を収めるには、
何より、
心から収める必要がある。
自分が人にどう役立つかを心に描き、
自分のしていることを自覚し、
信じることができていなければ、
あなたは誤った方面を選択している
◆一歩一歩進め
▶一歩一歩踏みしめるのが方法である。
これが成長。
これがあなたに実現でき、
対応でき、
克服できる道であり、
創造力につながりたいというその願いを満たす道である
◆獲得した知識を生かせ
▶どんな法則も、
知っているだけでは十分でない。
知識をどう使っているかが問われる。
因果の法則を回避するために知識を使っているか。
他人を導くために知識を使っているか。
法則を理解させるために知識を使っているか
◆何ごともプラスに考えよ
▶常に、建設的な考え方をするように心がける。
妨害や苦しみをそそる消極的な考え方を許してはならない。
それを許していれば、
いつか自分に跳ね返ってくる。
▶謙虚になる。
しかし、臆病になっていけない。
慈悲、正義、忍耐、辛抱、親切心に積極的になり、
人間についての研究を深める
◆人を恨むな
▶どんな恨みの念も抱いてはいけない。
あなたは自分のしてきたことに直面していると知りなさい。
◆人の言葉に耳を傾けよ
▶目は2つ、耳も2つだけ与えられている。
あなたは話すことの2倍を聞き、見るべきだ
▶あなたのしていることを悪くいわれないようにしなさい。
語ることを実行しなさい。
言葉一つに実行2つとしなさい。
手足は2つあっても舌はひとつだけ。
目と耳は2つあっても舌はひとつしかない。
話す2倍を、
聴き、見るようにしなさい。
◆他を批判するな
▶相手がどんな人であろうともあら探しをしてはいけない
▶他人の陰口をたたいたり、欠点を探し回る人は、自分の欠点をさらしているようなもの。
自分の吐いた言葉は、いつか自分に返ってくる
▶自分の欠点を見過ごしてほしければ、人の欠点を見過ごしなさい。
許されたければ、人を許しなさい。
慈悲をかけてほしければ、人に慈悲をかけなさい。
いうのは簡単でも、これほど難しいことはない。
裁きあうのが人間
▶あら探しをやめなさい。
そうすれば、多くの欠点があなたからも消える。
不親切な物いいから離れなさい。
よいことがいえなければ黙っていなさい。
たとえあなたの意見が正しくても。
最悪といわれる人にもよいところがたくさんあるのだから、
最善といわれる人が他の悪口をいうのは矛盾している