運の良くなる生き方

1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」 by 西中 務

西中 務
1942年大阪市生まれ。
大阪大学法学部を卒業後、会社勤務を経て25歳で司法試験に合格。
以来、半世紀近く弁護士として、民事、刑事のさまざまな事件を経験。
依頼者はのべ1万人を超える。
人との縁を大切に考え、毎年出す暑中見舞いと年賀状は2万枚にのぼる。
現在はエートス法律事務所に所属。
社会貢献活動として、老人ホームでの傾聴ボランティアなども行っている。
「いのちの電話」の相談員も10年間務めた…

キャリア47年のベテラン弁護士が断言!

“争い”をやめ“人の役に立つ”ことをすれば、
“神さまが喜び”運が開けるなど、
数多くの実例をもとに「真実の成功法則」を解き明かす…

目次

第1章 運
第2章 罪
第3章 恩
第4章 徳
第5章 言葉
第6章 善

運の良くなる生き方

運の良くなる生き方

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MEMO

運の良くなる生き方

◆膳の循環

ある人が朝、早起きして、
自宅の周辺のゴミ掃除をするようになった。

すると、
近所の人もゴミ拾いをするようになった。

しばらくすると、
その町内の道にはゴミがひとつも落ちていないようになっていた。

初めにゴミ掃除をした人も、
毎日、気持ちよく暮らしていける。

これが膳の循環である。

目先の利益ばかりを追うと運が落ちるのも、
広く全体のことを考えて行動すると運が良くなるのも、
膳の循環を思えば、おのずと納得できるはず。

◆下座行

下座行とは、
徳を磨くために、
わざわざ自分を低い場所に置く修行のこと。

本来の自分がやる必要のない、
人の嫌がることをすることで、
様々なことが身に付く。

まず、今まで人の嫌がることをしていた人の苦労がわかる。

次に、その人への感謝の気持ちが起こる。

そして、傲慢な気持ちが消えて、自然と謙虚になる。

こうして、下座行により、人格が磨かれていく。

◆100働いて80の報酬を求め、
後の20は他の人たちに贈る。

そうすると、
この20を天が見ていて、
天にある蔵に貯金される。

天の蔵の貯金が多いほど天は喜び、
その人間の味方となってくれる。

ここで言う「天」は、
「宇宙」や「神さま」と言い換えてもいい。

◆コミュニケーションは相手を受け入れることで良くなる

コミュニケーションをとるには、
まず、相手のことを受け入れる気持ちが必要。

◆運を開く3つの言葉

  • 「人を思いやる言葉」は、劇的に運を変える
  • 「励ます言葉」は、人を積極的にして事業運を高める
  • 「褒める言葉」は、心を明るくして、その人の生涯の運を高める

◆心は磨けない

心は目に見えないから磨けない。

まず、目に見える物をしっかりと磨く。

人間性を磨くには、
当たり前のことを一生懸命やればいい。

毎日の仕事や、あいさつや掃除などの日常生活を、
心を込めてやる。

難しいことをするよりも、
当たり前のことをしっかりすることが大切。

◆6つの心(ロータリー精神)

  • 「おはようございます」という明るい心
  • 「はい」という素直な心
  • 「すみません」という反省の心
  • 「私がします」という積極的な心
  • 「ありがとう」という感謝の心
  • 「おかげさま」という謙虚な心

◆スーパーの賞味期限

成功している運の良い人には特徴がある。

それは、
自分だけの利益よりも、
全体のことを優先すること。

たとえば、
スーパーなどで食品を買うとき、
必ず賞味期限を見て、
期限が切れる寸前のものをわざわざ選ぶ人がある。

なぜか?

賞味期限が過ぎて売れなければ、
店はその食品を廃棄処分しなければならない。

みんなが同じことをすれば、
店はよりたくさんの食品を捨てなければならない。

その分、利益が減るので、
商品の値段を上げないと経営が成り立たない。

値上げすると、
客は割高の商品を買うことになる。

社会の全体を長い目で見ると、
客にとっても賞味期限切れ食品が
増えるのは損である。

自分ことだけ考えていると、
思わぬ損をしてしまう。

◆幸運のタネはお金よりも徳

◆財産よりも、徳こそ遺すべき

◆利益のあるなしで態度を変える医者

◆仕事で運を呼ぶには、損得を忘れた方がいい

100働いても、80しか要求しない。

損だと思うかもしれないが、
見ている人は見ている。

必ず、
運が近づいてくる。

ところが、
現代では100働いて120も200も取ろうとする。

それが当たり前のように思われている。

でも、これは得のようでいて、
実はそうではない。

いつか、
別の形で余分を返さなければならなくなる。

気持ち良く損得を忘れて働くと、
運が良くなる。

くれぐれも、
「気持ち良く」
という点に注意して、
過重労働にだけはならないように。

◆人間性を磨くと運が良くなる。

なぜか?

人間性の良い人は、
争いが少ないから。

争いは不幸の元。

人間関係が壊れる。

運とは人が運んできれくれるものだから、
人間関係が損なわれれば運も悪くなる。

◆運を決めているのは人間性

実は、
能力が高いことよりも、
見た目が美しいことよりも、
運の良し悪しに深く関わっている性質は、
人間性である。

お金も能力も容姿も、
所詮は生きていくための道具にすぎない。

幸運を引き寄せるのは
人間性次第である。
————————
◆運は人徳しだい

運は人徳で決まる。

人間性が良いと、
一見、損な生き方をしているようでも、
運が味方して成功する。

人柄の悪い人は、
一時は成功しても、
運に見放されて転落してしまう。

徳を積めば、
富や権力などは自然に手に入る。

◆恩人を大切にする

経営者が身につけていなければならない資質とは、
天才的な才能ではなく、品性だ!

品性とは「人徳」のこと。

恩人を忘れない人徳の高さが、
運を導く。

◆恨みを買うと運が落ちる

◆悩みは比較から生じる

比較するから恨む。

恨むから争う。

争うから不運になる。

恨みを減らすには、
比較をしないのが一番。

◆恩返し、恩送りが運を開く

三大恩人

  • 国の恩
  • 親や先祖の恩
  • 教えの恩

こうした恩は、
道徳的な負債である。

少しずつでも負債を返すことが、
運を良くする。

ただ、恩を返そうにも不可能な場合がある。

たとえば、
親孝行したくても、
もうこの世にはいない人もいる。

そんなときは、
恩を与えてくれた人に直接に返すのではなく、
別の人に返すと良い。

これを「恩送り」と呼ぶ。

◆私利私欲に走るのは道徳上での罪

私利私欲が過ぎると、
やはり道徳的な罪になり、
運を落とす。

なぜか?

自分の欲を追求することで、
他人のことをないがしろにするから。

◆成功するには運が要る

「事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり」

これは諸葛孔明の言葉である。

「計画は人にもできる。
だが、成功させるのは天の意志だ」

という意味である。

◆運の良し悪しは顔に現れる

◆運を呼ぶコツは「困った方が変わる」こと!

争いを避けたかったら、
困っている方が気持ちを変える。

◆今日の健康があるのは、運のおかげ!

◆自分のことばかり願っては運が悪くなる

自分ひとりで生きているわけではないし、
他の人とともに何事もやるのだから、
自分のことばかり願うような人間には、
幸運も巡ってはこない。

◆普通の人は成功した話しか聞かないが、
弁護士は失敗している人についてよく知っている。

そして、悪賢い成功者のその後の話も知っている。

ずる賢く立ち回って成功を得た人は
その後どうなったか…

悪いことで得た成功は長続きせず、
すぐに不幸になってしまう。

「天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず」

これは、
悪いことをすると、
必ず人知の及ばぬところにいる神さまが見ていて、
罰を与えるぞという戒めの言葉である。

◆情けは人の為にならず

この諺を
「人に情けをかけると、
甘やかすことになって、
良くない」と、
誤解している人がある。

本来の意味は真逆である。

情けをかけるのは他人のためではなく、
自分のためだ。

なぜなら、
他人に情けをかけると、
回り回って、
自分のためになる。

これが本当の意味であり、
「自分のためになるのだから、
どんどん、他人に優しくしなさい」
という諺である。

つまり、
人の役に立つことをすると
運が良くなるという意味になる。

◆人の出会いが運を変える

人との出会いは良くも悪くも、
運を変える可能性がある。

誰しも、
悪い方に運を変えてほしくはなく、
できれば良い方に運を変える出会いを望む。

では、
どうすれば運を良くする人と出会えのか?

それは、
人格を良くすることである。

人格がよくなると、
周囲にはやはり人格の良い人が
集まるようになる。

人間力を高めると、
付き合う人も人格者が増えてくるので、
開運につながる。

良い人格になると、
良い出会いが増えて、
運が良くなる。

◆謙虚さがないと運が逃げる

心と運は深い関係にある。

運を良くするには
謙虚さが大事。

「やってやる」ではなく、
「やらせてもらっている」
と思う謙虚な心を忘れない。

もし、
人のために良いことをしていても、
運が悪いという人がいたら、
ぜひ、謙虚さを忘れていないか確かめてみる。

◆姑を10年も介護したのに運を落とした嫁
(大変なこと、立派なことには、「高慢の罠」がある)

「あの人(嫁)がお母さん(姑)の面倒をよう見てくれたのは、
認めます。けどねえ、いつもいつも、
恩着せがましくされたのは、
たまりませんでしたわ」

実子の一人が、ぽろっと、
こう言った。

寝たきりの人の面倒を見るのは大変である。

それを10年も続けたのは
本当に立派なことで、
本来なら、感謝されて当然であり、
それなりの報いを期待するのも無理もない。

それなのに、
「やってあげている」
という高慢な態度を取ったばかりに、
人間関係が悪くなり、
遺産相続に反対される羽目になった。

皮肉なことに、
大変なことや立派なことをやると、
かえって不幸になることがある。

それは、
高慢の罠があるから。

◆運の良い人と運の悪い人を見分ける秘訣とは?

その人に人徳があるかどうかで決まる。

◆目先の欲に囚われず「徳」を積むことこそが
幸運を呼び込む秘訣である。

利己的で短期的な利益追求は、
自分が歩む未来への道を狭め、
長期的に見た場合結局は
運を落とす。

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