マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門 by ボード・シェーファー

ボード・シェーファー(Bodo Schafer)

1960年ドイツ・ケルン生まれ。
経営・資産形成コンサルタント。
16歳でアメリカに渡り、20歳で最初の会社を設立するが、26歳のとき大きな借金を抱え倒産。
その後30歳で借金を完済。経営コンサルタントとして成功を収める。

お金と資産形成にかんする本の著者としても著名で、著作は35か国語に翻訳されている。
とりわけ本書(旧訳は『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』として草思社より刊行)は全世界400万部を超す記録的ベストセラーとなり、「世界一のお金の名著」として子どもから大人まで愛されている…

人間のことばをしゃべる不思議な犬、マネー。
マネーはキーラに、お金と世の中、
そして人生の「しくみ」を説いていく…

目次

監修者まえがき
1章:白いラブラドール犬、マネー
2章:自分の目標を決める
3章:誰かが喜んでお金を払ってくれるのはどんなとき?
4章:好きなことを仕事にしよう
5章:決めたことは72時間以内にやる
6章:借金があるときはどうすればいい?
7章:なんのために貯金するの?
8章:努力していれば助けてくれる人がかならず現れる
9章:自分のためにお金に働いてもらおう
10章:お金を「汚い」と思っているうちはお金は貯まらない
11章:「幸運」とは、準備と努力の結果のこと
12章:お金は人間を映しだす「鏡」
13章:お金があれば、困っている人を助けられる
14章:株ってなに? 投資ってなに?
15章:自分に自信を持つには?
16章:投資信託ってなに?
17章:市場が暴落したらどうするの?
18章:冒険の終わり
大人の読者のみなさんへ――作者あとがき

マネーという名の犬 12歳からの「お金」

マネーという名の犬 12歳からの「お金」

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MEMO

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

◆困難だから始めないのではない。
始めないから困難なのだ。

セネカ

◆落とし穴

そんなことはもう知っている」と思った瞬間に、
学ばなくなってしまう。

また、新しいことを学ぶだけでなく、
学んだことを実際に実行する
ということも大事。

◆72の公式(その2)

72の公式を使えば、
自分のお金が2倍になるまで何年かかるかを計算できる。

この公式はインフレを理解するためにも使える。

ある一定のインフレのもとでお金の価値が半分になるまで
どのくらいかかるかがわかる。

たとえば、インフレ率が3%の場合、
72を3%のインフレ率で割ると
24になる。

つまり、24年後にはお金は半分の価値しかなくなっている。

◆大規模な国際的ファンド・オブ・ファンドに投資して、
5年から10年のあいだ見ないで放っておくのが一番いい。

◆72の公式

72を年間の利率で割る。

そうするとお金が2倍になるまでの年数がわかる。

たとえば、年利が10%なら

72/10=7.2

つまり、7.2年後にはお金が2倍になっている。

◆いい投資信託を探すときの3つのヒント

  1. その投資信託が10年以上続いていること。それだけの期間に渡って良好な利益を出しているものであれば、将来もうまくいくと予想できる
  2. 大規模で国際的な投資信託であること。そうした投資信託は世界中から株を買うため、リスクが分散され、安全性が高い
  3. 競争リストで投資信託を比較すること。過去10年間でどの投資信託が一番いい結果を出しているかを見ること

◆幸運というものは、
よく観察してみると、
準備努力の結果にすぎない。

◆いつも全部のお金を使っていたら、
決してガチョウはもてない。

そしてガチョウをもっていなければ、
いつもお金のために働かなければならない。

でもガチョウを持っていれば、
お金が自分のために働いてくれる

◆金の卵を産むガチョウ

昔あるところに若い農夫がいた。

彼はいつものように、
朝食用の卵をとりにガチョウの小屋へ行った。

ところがこの日、
巣の中で見つけたのは金の卵だった。

もちろんはじめは信じられなかった。

誰かがいたずらをしたのかもしれない。

念のために、
卵を金細工師のところへ持って行って見てもらったところ、
卵はまさしく純金でできていることがわかった。

農夫は卵を売って、
盛大にお祝いの酒盛りをした。

次の日の朝、
いつもより早く小屋へ行くと、
やっぱり、巣の中にはまた金の卵があった。

そうしたことが数日続いた。

だが、この農夫は強欲な男だった。

彼はこのガチョウに不満を抱いた。

というのも、
ガチョウはどうやったら金の卵を産むことができるのか
彼に教えてくれなかったからだ。

それがわかれば、
自分で金の卵を産むことができるかもしれないのに。

彼は怒りながらこうも考えた。

この怠け者がせめて1日に2個、
金の卵を産んでくれたら。

彼にとってはすべてがのんびりしすぎていた。

怒りがどんどんつのってきて、
ついに彼は小屋へ駆け込むと、
ガチョウを真っ二つに切り割いてしまった。

それからは、
彼には金の卵は一つも手に入らなかった。

この物語の教訓は?

汝のガチョウを殺すなかれ
ということだ。

ガチョウというのは
あなたのお金のことだ。

あなたがお金を投資すれば、
利息がもらえる。

この利息金の卵だ。

たいていの人は生まれながらにガチョウをもっているわけじゃない。

つまり、利息で生活できるほどほお金をもっていないということだ。

だから、収入から生活費などを引いた残りの自由になるお金を
貯金してガチョウを育てる必要がある。

たとえば、自由のなるお金の半分をガチョウのために貯金する。

借金のある人の4つの原則

  1. クレジットカードは破り捨てる
  2. 分割払いはできるだけ少なくする
  3. 自由になるお金の半分は貯金し、残りの半分は将来必要なものを買うときに借金しなくても買えるようにとっておく。何よりもまず、借金をして物を買わない
  4. 本当に必要?

◆ほとんどの人は、
仕事とは不愉快でつらいものであるはずだと思っている。

でも、人は何か本当に好きなことをするときだけ、
成功できる。
———————————–
◆72時間ルール

何かをやろうと決めたら、
かならず72時間以内にやること。

72時間以内にやらなかったら、
きっと二度とやらない

◆多くの人はいつも、
目の前の差し迫ったことにかまけていて、
大切なことに心を配る時間がない。

◆仕事をするうえで大事な2つのこと

  • 一つの仕事だけをあてにしてはいけない。
    今の仕事があなたが思っているより早く終わりになるかもしれない。
    すぐに他の仕事も探すこと。
  • 何か問題が起こる。予想もしなかったような問題が…
    そのときに、お金を稼ぐのにふさわしい人間なのかがわかる。
    順調なときは誰だってお金を稼げる。トラブルに直面したときにこそ、
    あなたが本当に持っている力がわかる。

◆いつも他の人のために問題を解決しようとする。

そうすれば、
どんどんお金を稼げるようになる。

それから、
自分が何を知っているか、
自分には何ができるか、
何が備わっているかを常に考える。

◆お金を稼ぐのに、
いいアイデアがあるかどうかはそれほど重要じゃない。

あなたがどれだけ有能かってこともそれほど重要じゃない。

大切なのは「自信」である。

「自分に何かができる」と信じられるかどうか、
それを決めるのが自信。

———————————-

◆1 白いラブラドール犬、マネー

  • お金は人生で一番大事なものじゃないかもしれない。でも、なにもかもうまくいかないとき、お金すごく大切
  • お金との正しい付き合い方を知らないせいで苦労している大人はとても多い。だから、お金の勉強はなるべく早いうちに始めること
  • 自分がほんとうに何を望んでいるのかを知るために、まず「お金があったらしたいこと」を10個考えて、書き出してみる

◆2 自分の目標を決める

  • たいていの人は、実は「自分の本当の望み」を知らない
  • 夢や目標は、「夢アルバム」をつくり、写真や絵を貼って、目に見える形にしておく。そして夢や目標を達成したらどうなるか、何度も心に思い描いてみる。そうすると、はかない望みが強い願望に変わり、実現させる可能性を探すようになる
  • 夢や目標を実現するための「夢貯金箱」をつくって、使わずにとっておけるお金を入れる
  • 決めたことはすぐにやる。そして「やってみる」ではだめ。「やる!
  • 最初は、お金がどれだけあるかはあまり大事じゃない。大事なのは、お金とどう付き合うかを学ぶこと。そうしてはじめて、もっとたくさんのお金を得られるようになる

◆3 誰かが喜んでお金を払ってくれるのはどんなとき?

  • お金を稼ぐのに大事なのは「自分ならできる」と信じること。つまり自信を持つこと
  • 自信を持つために、うまくいったことだけを書く「成功日記」つける
  • 他の人が抱えている問題を解決してあげると、人は喜んでお金を払ってくれる
  • 常に考える…問題を解決するために自分が何を知っているか、何ができるか、何が備わっているかを

◆4 好きなことを仕事にしよう

  • 自分が喜んでやりたいことは何か」をはっきりさせる。そのことで他の人が抱える問題を解決できるか、どうやってお金を稼げるを考える
  • 一つの仕事だけを当てにしてはだめ。思っているより早くだめになるかもしれないから。すぐに追加の仕事を探す
  • 順調なときは誰だってお金を稼げる。ドラブルに直面したときこそ、あなたの真価がわかる

◆5 決めたことは72時間以内にやる

  • 毎日必ず「成功日記」をつける。10分あればできる。この10分の積み重ねが将来、大きな違いを生む
  • 忙しいときも、問題が起きたときにも、自分で決めたことを実行する。困難に見舞われたときもやり通せるかどうかが大事
  • お金を儲けた人達は、問題を抱えているときほど最高の仕事ができる人達だ
  • まず自分が変わらない限り状況は変わらない
  • やろうと決めたことは、72時間以内にやること。72時間以内にやらなかったら、きっと二度とやらない

◆6 借金があるときはどうすればいい?

  • 「仕事は不愉快でつらいもの」という思い込みを捨てる。自分がほんとうに好きなことを仕事にする
  • お金に興味を持っていると、毎日がワクワクしたものになる。そしてとても興味深い人々と知り合いになれる
  • もっとお金を稼ぐことを考える前に、まず今あるお金をやりくりすることを学ぶこと
  • 借金のある人が守るべき4つの原則
    1)クレジットカードをすべて破り捨てる
    2)分割払い金はできるだけ少なくする
    3)「五分五分ルール※」を守る
    4)本当に必要?
    ※生活のために必要ないお金のうち半分は貯金して、残りの半分を借金返済にあてる。
  • 余ったお金は全部借金返済に使わず、貯蓄をする。そして物を買うときは借金をせずに貯まったお金でものを買う。そうすれば、新しく借金をしなくてすむ

◆7 なんのために貯金するの?

  • お金持ちになる人は「他人が何をするか」は気にしない。自分が正しいと思ったことをする
  • 突拍子もない大きな目標のほうが以外とすんなり達成できることもある。なぜなら小さな目標を達成しようとするときよりも、ものすごくたくさんの努力をするから
  • 純粋な気持ちこそが「仕事」を価値あるものにする
  • 使うために貯金するだけではなく、お金持ちになるために「決して使わないお金」を貯金する
  • ガチョウを殺してはいけない。ガチョウとはあなたのお金のこと。お金を「貯金」すれば、利息がもらえる。この利息こそ、あなたのガチョウの金の卵
  • 多くの人がお金の問題を抱えているのは、若い頃からお金について考えてこなかったから。若いうちに始めるのが一番だ

◆8 努力していれば助けてくれる人がかならず現れる

  • 「お金があるほど不幸になる」というのは間違い
  • あなたが一生懸命、目標や夢に向かって取り組んだり努力したり考えたりしていると、あなたを尊敬する人や助けてくれる人がきっと現れる

◆9 自分のためにお金に働いてもらおう

  • ただ「待つ」というのは、世の中で一番くだらない仕事。その時間を何に利用できるか考える
  • いつも全部のお金を使ってしまっていたら、ガチョウは持てないし育たない
  • お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる。お金持ちほどこのことをよくわかっている

◆10 お金を「汚い」と思っているうちはお金は貯まらない

  • お金持ちはお金を大切にして仲良くしている。「汚いもの」とは思っていない

◆11「幸運」とは、準備と努力の結果のこと

  • 「幸運」とは、じつは準備と努力の結果にすぎない
  • 決してお金が第一ではない。大切なのは、毎日ワクワクしていること、できることはやってみること、そして自分に何ができるか考える
  • 不安のない人なんていない。不安を抱えていても前に進む。そのときはじめて勇気を持つことができる
  • 一生懸命努力するには、まず楽しくなくてはいけない
  • 仕事で得られる報酬の半分は「実際の仕事」に、残りは「仕事のアイデア」と「アイデアを実行に移した勇気」に対して支払われる

◆12 お金は人間を映しだす「鏡」

  • お金はきちんと準備をした人のもとにだけ貯まるもの
  • お金そのものは人を幸せにも不幸にもしない。幸せな人は、お金を手に入れればもっと幸せになる。心配ばかりしている人は、お金があっても幸せになれない
  • お金はあなたがどういう人なのかを見せてくれる鏡のようなもの。あなたがいい人間ならお金を使ってたくさんのいいことをするし、泥棒だったらそのお金をくだらないことに使ってしまう
  • 人生においてもっともすばらしいものは、不安を乗り越えて得られる。そして不安を乗り越えたときだけ人は成長する

◆13 お金があれば、困っている人を助けられる

  • お金持ちになれば、他の人を助けることができる
  • 何をしたいかを決めるのは簡単。大事なのは、その代償を払ってでも必要なことをする覚悟
  • 困難や失敗、恥をかくことへの不安から人生を台無しにした人はたくさんいる。そこから逃げたらそれでおしまい
  • 成功しても、うぬぼれて学ぶことをやめてはいけない。学ぶことをやめたら人としての成長も止まってしまう
  • くじけそうなときは、成功日記をめくる。これまでの成功を振り返ることで自信をとりもどせるから
  • 不安は、失敗することを想像したときに生まれるもの。でも成功日記を読み直せば、成功体験だけを考えられる。そうすれば自然と、成功すると思えるようになる

◆14 株ってなに? 投資ってなに?

  • 投資は思っているより簡単
  • ガチョウを育てるための投資の3原則とは…
    1)安全な投資であること
    2)金の卵をたくさん産んでもらえること
    3)わかりやすく、扱いやすいこと
  • 自分で会社をつくらなくても、その会社で働かなくても、株を買うことで簡単に会社の経営に参加できる。つまり、自分の代わりにお金に働いてもらえる
  • 株を買ったり売ったりしたい人が集まって、毎日売り買いを行う場が「株式市場」
  • ものの価値は「人々がそれにいくら払うか」で決まる
  • 株への投資は、多くの利益を生み出す可能性がある一方で、もともと出したお金が減ってしまう可能性もあることを理解する

◆15 自分に自信を持つには?

  • 人が自分を誇りに思えるのは、困難なことをなしとげたとき

◆16 投資信託ってなに?

  • 「投資信託」とは、大きなお鍋のようなもの。自分で株を選んで買う時間や知識や、あるいはその気がないおおぜいの投資家が、そこに自分のお金を入れる
  • このお鍋のなかのお金を株に投資する、お金の専門家を「ファンドマネジャー」という。ファンドマネジャーは、どこに投資すればお金が儲かるか、とてもよく勉強していて、将来株価が上がりそうなところを選んでくれる。そしていっぺんに損をしないように、いろいろな会社の株を買ってセットにしている
  • それでも、何かの拍子に全部の株が下がることだってある。だから、また上がるまで待てるように、すぐに使わないお金だけを投資する
  • 「ボラティリティ」とは、株の値段の上がり下がりの幅のこと。一般的には、ボラティリティが小さいほど安心といえる

◆17 市場が暴落したらどうするの?

  • 株価の暴落は、一つの季節と同じ。自然と同じで、株式市場にもこの季節が繰り返しめぐってくる

◆18 冒険の終わり

  • 誰にも向き不向きがある。不得意なことは別の得意な人にやってもらい、自分は得意なことに専念すれば、みんなが幸せになり大きな成果も出せる
  • お金は、ごく普通で、自然なもの
  • お金と賢くつきあえば、より豊かでより幸せな人生が送れる
  • なくしたものを嘆くのではなく、一緒に過ごした時間に感謝する

◆お金について大切な5つのヒント

  1. 誰かの問題を解決しようとすれば、お金を稼ぐことができる
  2. 順調な時は誰でもお金を稼げる。トラブルに直面した時に本当の能力がわかる
  3. お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせよう
  4. 幸運は、つねに準備と努力の結果
  5. お金もちになれば、ほかの人を助けることができる

◆お金と仲良く、
楽しく付き合えるようになるために、
何をしてお金を稼ぐのか、
何の目的のためにお金を使うのか、
稼いだお金をどうううふうに使うのか
考える。

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