Think clearly

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 by ロルフ・ドベリ

ロルフ・ドベリ
作家、実業家。
1966年、スイス生まれ。
スイスのザンクトガレン大学卒業。

スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。

35歳から執筆活動をはじめ、ドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌にてコラムを連載。小説家、パイロットでもある。
現在はスイス、ベルン在住…

心理学、行動経済学、哲学、投資家や起業家の思想をひもとき、
スイスのベストセラー作家が渾身の力でまとめ上げた、
未来が変わる「52の考え方」…

目次

・考えるより、行動しよう──「思考の飽和点」に達する前に始める
・なんでも柔軟に修正しよう──完璧な条件設定が存在しないわけ
・大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう──最初に「全体図」を把握する
・支払いを先にしよう──わざと「心の錯覚」を起こす
・戦略的に「頑固」になろう──「宣誓」することの強さを知る
・必要なテクノロジー以外は持たない──それは時間の短縮か? 浪費か?
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう──問題を避けて手に入れる豊かさ
・謙虚さを心がけよう──あなたの成功は自ら手に入れたものではない
・自分の感情に従うのはやめよう──自分の気持ちから距離を置く方法
・ものごとを全体的にとらえよう──特定の要素だけを過大評価しない
・買い物は控えめにしよう──「モノ」より「経験」にお金を使ったほうがいい理由
・自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう──「能力の輪」をつくる
・静かな生活を大事にしよう──冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する
・SNSの評価から離れよう──自分の中にある基準を見つける
・自分と波長の合う相手を選ぼう──自分は変えられても、他人は変えられない
・思い出づくりよりも、いまを大切にしよう──人生はアルバムとは違うわけ
・そそられるオファーが来たときの判断を誤らない──「尊厳の輪」をつくる その3
・性急に意見を述べるのはやめよう──意見がないほうが人生がよくなる理由
・嫉妬を上手にコントロールしよう──自分を他人と比較しない
・解決よりも、予防をしよう──賢明さとは「予防措置」をほどこすこと
・読書の仕方を変えてみよう──読書効果を最大限に引き出す方法
・「心の引き算」をしよう──自分の幸せに気づくための戦略
・形だけを模倣するのはやめよう──カーゴ・カルトの犠牲にならない
・組織に属さない人たちと交流を持とう──組織外の友人がもたらしてくれるもの
・期待を管理しよう──期待は少ないほうが幸せになれる
・本当に価値のあるものを見きわめよう──あらゆるものの90パーセントは無駄である
・自分を重要視しすぎないようにしよう──謙虚であることの利点
・自分の人生に集中しよう──誰かを「偉人」に仕立てあげるべきではない理由
・内なる成功を目指そう──物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ
……

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MEMO

Think clearly

◆「読書効果」を最大限に引き出す4つの方法

  1. 読書効果の有無を、「本を選ぶ際の判断基準」にする
    「2度、深く読む」という読書法の目的は、本の世界に空想的にひたることではない。大切なのは、「読む意味があるかどうか」だ。
  2. ミステリーやスリラー本は読書の対象外
    なぜか?わずかな例外を除いて、2度読むのは不可能なジャンルだからだ。
  3. 自分の読者カードのマス目(生涯読むと決めた本の冊数)は自分で決める
    たとえば、これから10年で使うマス目の数を「100」と決める。この場合、1年あたり10冊程度となる。すばらしいと思った本は2度読む。場合によっては3度読む。
  4. 30歳ぐらいまでは、できるだけ多くの本を読む
    30歳くらいまでは、ジャンルや質を問わずに手当たり次第にたくさんの本を読む。本を乱読しているうちに、あなたは本の世界の全体的な傾向を把握できるようになる。本の質を判断する力をたくわえることができ、のちに読む本を絞り込むときに役に立つ。そして30歳以降は本を厳選して読む。30歳を過ぎたら、人生の残りの時間を出来の悪い本に
    費やすのはもったいない。

◆よい本を選んで「続けて2度読む!」

読んだ本の内容が定着しないのは
どうしてか?

それは、
私たちの「読み方」が間違っているからだ。

私たちは無作為に本を選びすぎている。

そのうえ、
本の「読み方」も十分でない。

私たちは、
もっとも重要な資源である「注意」を、
それに見合うだけの価値のない本に
浪費してしまっている。

というわけで、
読む本は、絞り込む。

読むかどうかを考える時間は、
1冊あたり10分以内と決める。

「いま手にしている本は、
価値があるか?」

そう考えると、
読む本はかなり厳選される。

そうして選び出した本を、
「2度」読む。

それも「続けて2度読む」。

2度読んだときの読書効果は、
1度しか読まないときの倍どころではない。

もっとずっと高くなる。

ほぼ10倍にふくれあがる。

一読後、記憶に残るのは
本の内容の3%程度だが、
2度読んだ後では
それが30%にまで増える。

◆「思考の道具箱」は、
雑多な知識よりも、
お金よりも、
コネよりも、
人生にとっては
大切なものである。

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