健康常識のウソに騙されず長生きするための88の知恵 by 鶴見隆史
鶴見 隆史
1948年石川県生まれ。
金沢医科大学卒業後、浜松医科大学で研修勤務。
その後数ヶ所の病院に勤務したが西洋医学の限界を知る。
様々な代替医療を追求していくうち酵素栄養学に出合い研究を始め、鶴見式免疫治療を確立。
2014年から、サプリメントを独自に開発し非常に質を高めたことと、ホルミシスを使ってのやり方(ホルミシスマックスパワー、HSPドーム)を加え、酵素栄養学と相まってさらに向上した治療が可能になった
健康の新常識があなたの命を救う!
自分と家族の命を守るために知っておくべきこと…
目次
第1章 現代医療のウソ(世界有数の長寿国でありながら実は世界一の認知症患者数の日本 西洋医療だけに頼ってはいけない
入院はしてはいけない ほか)
第2章 健康の常識のウソ(病気のときこそ栄養をつけてはいけない
睡眠は「質」より「量」眠っている間に酵素がチャージ 夜型人間は病気になりやすい ほか)
第3章 食に関するウソ(「生野菜は体を冷やす」はウソ 温野菜のほうが冷えの原因になる
牛乳には発ガン性物質がある 毎日飲むと骨もスカスカになる)
第4章 鶴見式健康法のすすめ(鶴見式酵素ファスティングは内臓を新品に生まれ変わらせる
小食こそ健康への近道 鶴見式で賢く小食生活を ほか)

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MEMO
長生きするための88の知恵
◆電子レンジには磁性鍋
電磁波から体を守る生活を…
できるだけ電磁波を減らす工夫は必須。
マイクロ波で加熱する電子レンジも
電磁波を発生させるが、
マイクロ波をコントロールして
赤外線調理できるようにする、
電子レンジ専用の「磁性鍋」を使えば問題がない。
磁性鍋は電子レンジのマイクロ波を
100%赤外線に切りかえるため、
加熱することで逆に人間の体に有利な条件がいくつも出てくる。
還元力、糖化しない、遠赤外線と、
良いことづくめなのが磁性鍋を使った調理。
ただし、値段が1万円前後とちょっと高いのが難点。
電子レンジ専用料理鍋「磁性鍋(両手鍋 Sサイズ)」+特典(ミトン)付セット ¥10,780 (5%OFF)
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鍋、ふた、中ぶた、スノコ/サイズ:
長径21.5cm(持ち手部分を含んだ最大長)、直径18.5cm、高さ13.8cm、幅ふた15.5cm、スノコ10.5c/容量:800cc
◆海藻入り生野菜サラダがおすすめ
生野菜だけではなく、
ぜひプラスしてほしい食材がある。
それは海藻。
海藻は、食物繊維が豊富。
少量で効率良く必要な栄養素を摂取できる
海藻類を加えた生野菜サラダは最強!
◆3食しっかり食べてはいけない、
1日2食が最も健全
日本で1日3食が一般的になったのは
都市部では江戸時代中期以降、
農村部では明治以降と、
実は歴史は浅い。
人間はもともと1日2食だった。
とくに体が必要としているわけでもないのに
3食しっかり食べると、
胃に多大な負担を強いることになる。
1日に3食、食べると胃はそれを消化しようとする。
しかしすでにキャパシティをオーバーしているため、
その分をカバーしようと消化酵素が大量に消費される。
体内の酵素は1日1定量しか生産されない。
その限りある酵素が、
食べ過ぎることによってムダに消費されてしまう。
◆究極の玄米の炊き方
玄米は植物繊維やミネラルなどの栄養補給に有効であり、
主食を玄米中心にするのは健康のために望ましい。
ただし、玄米の炊き方に注意しないといけない。
- 玄米を水に浸して17時間おく。
- 17時間経ったら発芽毒を捨てるため2回ほど水を切って新しい水をいれ、海藻類、十穀米、きのこ類、いも類などに梅干し1個と糖や麹小さじ3杯入れ備長炭と一緒に4-13時間水に浸す。
- そのまま今度は水を捨てず、炊飯器で炊く。
ひじきやわかめ、昆布などの水溶性食物繊維をたっぷり摂れるのはもちろん、
糖や麹を入れて発酵させることで事前消化作用が促進され、
玄米を消化しやすくなる。
また、還元水や梅干し、備長炭を入れることで抗酸化作用も高まる。
高温の圧力鍋を使わないのでアクリルアミドも発生しない。
これが究極の玄米の炊き方である。
◆白米は玄米より劣る
白米は玄米を精白することで酵素阻害剤(ABA)を含む糖を排除するが、
同時に胚芽や胚乳も取り除くことになる。
胚芽に含まれるビタミンB1や胚乳に含まれるミネラルなども失われる。
逆にいえば、
最もビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいるのが玄米である。
栄養価では白米よりも玄米のほうが優れているが、
問題はその炊き方にある。
◆圧力鍋は危ない
圧力鍋は100°C以上の加熱で食材に圧力をかけることで、
短時間での調理を可能にするが、
この高温加熱に問題がある。
食材を120°C以上の高温で加熱すると、
成分中のアスパラギンと果糖のブドウ糖などの還元糖が
「アミノカルボニル反応」という化学反応を起こし、
その過程で恐るべき「アクリルアミド」が生成される。
アクリルアミドは、
発ガン性が強く疑われている物質。
また、神経に対する毒性についても知られている。
こうした恐ろしい「毒物」が
圧力鍋で調理する度に発生している。
◆玄米は猛毒だった!
玄米は、その糖の中に酵素阻害剤(ABA)が含まれている。
これは猛毒。
ABAが圧力鍋で玄米を炊くことで消えることがわかり、
健康志向の人たちを中心に浸透した。
しかし、実は玄米食の最大の落とし穴こそがこの「圧力鍋」にある。
◆「生の種」は猛毒。
食べ続けるとガンになる。
生の野菜や果物が体いよいなら、
生の種も食べてよいはず、
と考えているなら大間違い。
「生の種」は猛毒。
生の種には「酵素阻害物質」が含まれている。
この物質は種が最適なタイミングで発芽するまで
変質しないよう守る役割を果たすもので、
人間の体内に入ると強力な
酵素抑制作用を発揮する。
つまり、食べたものを消化する消化酵素や
生命維持活動に欠かせない新陳酵素の働きを
種がブロックしてしまう。
体内酵素が阻害されると、
病気になりやすくなる。
ただし、
いちご、きゅうり、キウイフルーツ、トマト、ナス、オクラ
などの種は小さいので食べてもよい。
◆「生野菜は体を冷やす」はウソ、
温野菜のほうが冷えの原因になる。
「冷え」を根本から改善するためには、
温野菜よりも生野菜をたくさん食べて、
酵素をたくさん体内に送り込むことが必要。
ただし最初のうちは多少体が冷える。
そのときは、「黒酢」を熱湯に溶いて飲むと温まる。
◆電気毛布は使ってはいけない
体を温めたいからといって
電気毛布を使うのはよくない。
逆に体温が下がりにくくなり、
睡眠中の生体リズムを崩す原因になる
◆ウォーキングでガンが防げる
外に出て日差しを浴びながら歩くことで、
体内で活性型のビタミンD3が生まれる。
活性型ビタミンD3の大きな特徴は
ガン予防効果があること。
1日30分から1時間程度歩くことで、
ガン予防に効果のある
1日あたり4000IUのビタミンD3を生成することができる。
また、歩くことで新陳代謝が良くなるので、
体内に蓄積された老廃物も汗となって排出されやすくなる。
血流もよくなる。
さらに、
ウォーキングは、
適度に疲れるので熟睡が可能になる。
◆万病の元は腸にあり
人間には細菌やウィルスが侵入しないように
免疫システムが備わっている。
その重要な免疫システムを担っているのは
「腸」である。
これを「腸管免疫」という。
腸を良い状態に保てば
病気は治る。
◆病気のときこそ
栄養をつけてはいけない
医師から
「体力をつけるためにも
栄養を摂るように」と病気のときに
指示されることがある。
しかし、
これは間違いである。
むしろ、
何も食べない「断食」を行ったほうが、
体のためである。
なぜか?
病気をしているときの体内は
毒素で汚れきっている。
この毒素だらけの状態を
もとのきれいな状態に再生させることが、
病気を治すことである。
そのためには解毒や排泄などの
代謝活動を活発にさせることが欠かせない。
代謝活動に必須なのが体内酵素。
しかし体内酵素は、
栄養を摂れば摂るほど、
食べ物の消化や吸収のために浪費されてしまう。
だからこそ、
病気のときには断食(ファスティング)が有効である。
体内酵素の浪費を防ぎ、
酵素を代謝活動に回ることで
デトックス作用が高まり、
回復が促進される。
◆生野菜やフルーツを食べることを、
ローフードの食事という。
「二度と病気にならない」
という本には、
ローフードの素晴らしさを徹底的に書かれている。
そして、なぜローフードに治癒力があるかも解説している。
◆「本当に根本から体を良くしたい」
「根本から治したい」
「本質的に健康になりたい」
と願っている人も少ないない。
しかし、
このような人たちが病気になる理由は、
ただただ「無知」であっただけだ。
その典型は
「煮た野菜、茹でた野菜をよく食べ、
生野菜やフルーツは冷えるので食べない」
といったこと。
実は、
生には極めて多くの抗酸化物質が入っており、
ガン予防には最高である。
◆病気は根本原因があって起こる。
その根本原因を改善し、
エネルギーを上げるよう、
つまり、活性酸素をとるようにもっていけば、
なんでも治る。