人生が変わる メンタルハック大全
メンタリストDaiGo
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、
日本唯一のメンタリストとして数百のテレビ番組に出演。
企業の戦略パートナー、研修や講演、コンサル、教育誌の連載、政治家への指導なども手掛ける…
人間関係、仕事、お金、恋愛…
悩みが100%解決する94のワザ。
メンタリストDaiGo式いますぐ幸せになれる最強のテクニック集…
目次
1章 ビジネス(騒がしいコーヒーショップが交渉に最適
名刺交換で相手の心理状態を探るテクニック
仕事の能率を上げる「90分+20分」サイクル ほか)
2章 コミュニケーション(好かれる話し方
嫌われる話し方
「if thenプロファイル」を使って信頼される人になる ほか)
3章 プライベート(新しいことを始めるのに最適な時間帯は朝
本当に必要なものがわかる「買い直し思考」
本を5分で読む方法 ほか)

MEMO
人生が変わる メンタルハック大全
◆自己選択こそが人を幸せに導く
判断力が上がると寿命が伸び、
人生の満足度も上がる。
では、
なぜ判断力が必要なのか?
判断しなければ
行動できないからである。
行動しなければ
未来もやってこない。
「判断力」があるということは、
「自己選択できる力がある」
ということである。
自己選択の能力が高い人ほど
人生に対する満足度が高い。
自己選択こそが、
人間を幸せにしてくれる。
自己選択できることを
「裁量権」ともいう。
そして、
裁量権がある人ほど
寿命が長い。
裁量権を増やすには
自分でコントロールできることを増やす。
サラリーマンと
フリーランスを比較すると
フリーランスの方が
自分でコントロールできることが
圧倒的に多い。
◆人は幸せを求めて行動すると寿命が長くなる
脳は欲張りな性質がある。
なので、
脳を活性化させるには、
脳の欲求を満たせばよい。
では、
脳の欲求を
どうやって満たせばよいのか?
それは…
「幸せ」を求めて行動すること。
何か行動するとき、
その行動をすることによって
自分は幸せになるのかどうかを
常に考える。
幸せを求めて行動すると、
クリエイティブになることが
わかっている。
そして、
いろいろな発想が思い浮かび、
新しいことができるようになる。
だから
「楽しく仕事をすること」
「その仕事をすることによって幸福になろうと考えること」
が大事。
つまり、
「お金を得る」ことよりも、
「幸福になるかどうかということ」
を考える。
人は幸せを求めて行動すると、
3倍クリエイティブになって、
37%生産性がアップし、
収入が高くなり、
充実感が増し、
寿命も長くなることが
わかっている。
◆時間の性質を知って密度を高める
マシンの場合は、
時間を10倍にすると生産量は10倍になるが、
人間の場合は時間を10倍にしても、
生産量は1.2倍~1.3倍ぐらいにしかならない。
なぜか?
人間の集中力が
持続しないからである。
だから、
生産性を上げるには、
時間の密度を上げることが重要となる。
時間の密度を高めるには、
時間の性質を知る必要がある。
時計を見ると、
時間を意識するようになって、
時間の経過が遅く感じる。
そして、
これによって2つの良くないことが起こる。
- まだ時間があるという安心感が生まれ集中力が低下する
- 時間を長く感じてつまらなくなってしまう
だから、
集中したいときは
時計を見ない方がよい。
◆人に話すことが一番の暗記法
本を5分で読んだら、
その内容を自分の言葉で
人に話すこと。
人に話すことが
一番の暗記法である。
どうしても
人に話すチャンスがないときは、
SNSに投稿する。
ちなみに、
私はブログとSNSに
投稿することにしている。
◆本を5分で読む方法!
どのような本でも、
「得られる有益な情報は全体のわずか1割前後」
という事実がある。
なので、
読書とは「文字を追う作業」ではなく、
「自分にとって必要な1割」を
迅速に見つけるための作業と言える。
自分にとって必要な1割を
早く見つけるには、
「自分がこの本から何を得たいか」を、
考えながら読む。
たった、
これだけでも、
読書のスピードは格段に上がる。
本にはジャンルごとに
フォーマットが存在する。
それを見抜くことができれば、
5分で1冊を読むことができる。
◆新しいことを始めるのに最適な時間帯は朝
人間が新しいことを始めるのに
最適な時間帯は「朝」である。
なぜか?
自己をコントロールする力や集中力は、
朝がとても高いからである。
集中力は、
昼、夜に従って下がっていく。
だから、
何かを始めるときや
資格をとるために勉強をするのであれば、
もっとも効率の高い朝にやるべき。
朝の1時間は
夜の3時間に指摘する。
どうしても朝の時間が取れないときは、
日中15~18分ほど昼寝をするとよい。
◆ノーリスク副業入門
ビジネス書などによく
「リスクを恐れず挑戦すべき」
ということが書かれている。
しかし、
無駄なリスクをとっては危険だ。
副業をする場合は、
最初からノーリスクを目指すべき。
そのためには、
次の3つのポイントがある。
- 「タダ」を売れ
他の人がまだ価値に気づいておらず、タダもしくはタダ同然で仕入れることができるものを売る。たとえば「パワーストーン」。パワーストンという名前がつくまでは、ただの石。採取してきて、名前をつけ、物語を構築し、パッケージ化することで商品として成立させたもの。 - 手間とコストを徹底的に排除する
「手間」と「コスト」こそ、とらなくてよいリスクの代表だ。特に個人で副業を考えた場合には手間がかかることは続かないことが多く、中途半端で終わりがち。 - 付加価値を付けること
付加価値を付けることによって価値を増やし、利益を上げることができる。「知識」や「情報」も付加価値のひとつ。知識や情報をもとに加工を施せば、価値を上げることができる。マーケティングとしては「どうやって売るか」を考えるより、付加価値を考えるほうが大事。
◆成功したいなら
今すぐToDoリストを捨てろ!
成功者の多くは
ToDoリストを使っていない。
なぜか?
それは次のような問題点があるからだ。
- それぞれのタスクの所要時間がわからない
- 簡単そうなタスクから処理されるので難しいタスクが居座り続ける
- 短くならないリストを見てストレスを感じる
ToDoリストを作ると、
簡単にできそうなことから手を付け、
それをこなしているうちは
「自分は仕事をしているんだ」感に浸れるが、
本当にやるべきことから逃げてしまう傾向がある。
だから、
ToDoリストは
使うべきでない。
ToDoリストの代わりにおすすめするのが、
通常のスケジュール帳やカレンダー。
つまり、
習慣リストで
習慣をスケジュール化する。
習慣リストには、
毎日続けたいことをいつ、
どこでするかを細かく決め、
書き出す。
◆成果を最大化するシングルタスク入門
どうすれば短時間で集中し、
成果を最大化できるのか?
そのコツは…
「目の前のタスクに集中すること」
「今ここで、
目の前のことに集中する」、
その意識こそが効率良く
最大限の成果を出す近道である。
◆仕事の能率を上げる「90分+20分」サイクル
人間は90分刻みで眠気を感じたり、
集中力が切れてしまうことが明らかになっている
これを「ウルトラディアンリズム」と呼ぶ。
90分の間は集中して仕事をして、
それから休憩をとって、
また新たに90分に備える、
というサイクルにすると、
効率的に仕事が進められる。
休憩は20分程度がベストだと
いわれている。
だから、
90分の集中+20分の休憩の
110分のセットを繰り返す。
110分 x 3 = 330 (5.5H)
110分 x 4 = 440 (7.3H)
110分 x 5 = 550 (9.1H)
理想は「110分を3回」繰り返す。
つまり、
1日5.5時間だけ仕事をする。
月に数回は
「110分を4回」繰り返すことはあってもよいが
「110分を5回」も繰り返すようなことをしてはいけない。
◆成功したいとき、
最初にするべきことは何か?
それはやったほうがいいと
わかっているけど、
できていないことに手を付けることだ。
成功者の特徴のひとつは、
誰もが大切だとわかっているが、
なかなかできないことを
着実にこなすということなのだから…
◆「人生を変える」
ということは
「行動を変える」
ということ。
だから、
あなたの人生を変えることは、
あなたにしかできない。