宗教学者、作家、劇作家の
島田 裕巳さんの著書です。
遺族へ迷惑をかけない
逝き方に悩むあなたに
必読の「終活」入門書!
日本人は葬式と墓代を含めると
500万円もかけている、
「0葬」なら10万円ですむ…
といったことが語られています。
日本の火葬場では遺骨が残るように
火力を調整しているそうです。
外国では、火葬するときに火力を
強くして遺骨が残らないようにしている
ところもあるようです。
そして、お葬式は火葬場まで行ったら終わりだそうです。
日本の葬儀代は世界一。
葬式や墓に何百万も
かける必要が本当にあるのでしょうか?
遺族が散骨を行う「マイ自然葬」、
そして葬儀をせず遺骨すら受け取らず、
墓も作らない「0葬」へと
時代は確実に進んでいます。
超高齢化が進み、死者を葬り、
弔うことへの意識は昔と大きく
変化してきました。
もはや死後、
遺体を適切に処理するだけで十分なのでは…
<目次>
第1章 人を葬ることは相当に面倒である
第2章 なぜ葬儀や墓はこんなにも厄介になったのか
第3章 生老病死につけこむ資本の論理
第4章 死者が増えるから葬儀で儲けようとする人々が次々とあらわれる
第5章 世間体を気にするがゆえに資本の論理につけこまれる
第6章 仏教式の葬儀は本当に必要なのか
第7章 マイ自然葬、そして究極の0葬へ
第8章 人は死ねばゴミになる