ブームをつくる 人がみずから動く仕組み (殿村 美樹)
PRプロデューサー。株式会社TMオフィス代表取締役。
同志社大学大学院ビジネス研究科「地域ブランド戦略」教員。
関西大学社会学部「広報論」講師。
「うどん県」や「ひこにゃん」など、
これまでに地方PRを2500件以上手掛ける
殿村 美樹さんの著書です。
数々の地方PRを成功に導いてきた
“国民的ブームの仕掛け人”が、
自身がこれまでに手掛けた事例を挙げ、
独自のノウハウを公開!
予算も実績もないブランドや商品を、
社会的な「ブーム」や「文化」に導いていく
プロセスを詳細に解説!
時代の読み方、消費者が共感する
メッセージの発信方法、
低予算で最大効果を狙う戦略など…
PR業界のみならず、
すべての人々に役立つ、
具体的かつ実践的な
“人を動かす”技術を明らかに…
現代はどんな情報を発信するにしても、
その向かう先が「個人」でなければ、
大きな流行をつくることはできない。
「あの場所はよかった」
「この商品はすばらしい」
と主体的に動いてくれるのは「個人」。
この「個人」をコアとした情報の拡散が、
現在のPRでは最重要課題である…
目次
第1章 人が自ら動く―PRにおける「ムーブメント思考」とは何か(私が考えるPRの最終目標
マイブームからムーブメントへ ほか)
第2章 個人の単位から社会的な動きへ(二〇〇万人という臨界点
人々が次に何を求めるか? ほか)
第3章 クライアントを納得させるプレゼン術(地方に蔓延している“間違った常識”
本当の「地方創生」に必要なこと ほか)
第4章 メディアを動かす(プレスリリースの「5W1H」と「YTT」
その言葉に「ニュース性」はあるか? ほか)
第5章 狙いどおりに永続的に動かす(理想は「永続性を生むPR」
伝統が永続性を生む ほか)