大富豪になる人の小さな習慣術 by ブライアン・トレーシー
30代で大学に入学し、経営管理の修士を取得後、
コンサルタントとして活躍している
ブライアン・トレーシーさんの著書です。
なぜ、大富豪になれる人と、なれない人がいるのか?
なぜ成功する人と、しない人がいるのか?
それは成功する人が、
小さなことを習慣づけて実行していったからだ!
その習慣とは何なのか?
人間というものは、
自分が身につけてきた習慣によって形成され、
そしてその習慣が身についたあとは、
逆に習慣が人間を支配するようになる。
良い習慣は自動的にあなたを
成功の高みへとつれて行ってくれる、
悪い習慣はその逆の結果をもたらす。
あなたという人間を見れば、あなたがどういう学習習慣、生活習慣、行動習慣、思考習慣を採ってきたのかが分かる。
習慣というものは、
ひとつひとつは取るに足らないもの。
しかし、その習慣が繰り返され、
蓄積された時、驚くべき違いがもたらされる…
目次
第1章 まずは習慣を見つける
第2章 成功のマスター・プログラム
第3章 値打ちのある人間になる
第4章 成功するための習慣
第5章 大富豪になる人の習慣
第6章 報酬を増やし、出世を速めるための習慣
第7章 個人の能力を強化する習慣
第8章 他人とうまくつき合うための習慣
第9章 健康で快適な生活習慣
第10章 人格とリーダーシップの習慣
MEMO
◆ひとりの時間をもつ
毎日ひとりきりで瞑想を行う。
30分~60分、完全にひとりで、静寂に身をまかせる。
テレビ、スマホ、パソコンは消し、読んでいるものを横に押しやって、まわりの世界と深く結びつく。
◆健康の秘訣!
食事を減らして運動を増やす。
食事はたさくさんの種類の果物・野菜、低脂肪のたんぱく質、そして大量の水を摂取する。
水は1日に2リットル飲む。
3つの白い毒:
塩、砂糖、精白粉(食パン、ロールパン、焼き菓子類、ベーグル、ドーナツなど)
◆事実と問題を混同しない!
人生には過去と未来、ふたつの時間がある。
現在は、その間を流れるわずか一瞬にすぎない。
過去の出来事は、「問題」ではない。
変更不可能な「事実」だ。
幸福の法則のひとつは、変えようのない過去の出来事をくよくよ悩まないこと。
対人関係を成功させる法則のひとつは、誰かがすでにしてしまった変更不可能な行為をとがめたり、ぼやいたりしないこと。
「事実」と「問題」を混同しないこと。
赦(ゆる)すべき4組の人々:
- 両親
- 元恋人
- その他すべての人々(兄妹、同僚、友人、…)
- 自分自身
◆上手に話しを聞く4つのカギ
- 熱心に聞く
- 返事の前に一泊おく
- 確認のために質問する
- 自分自身の言葉で整理する
◆人間関係をよくする5つの習慣
- 微笑みかけよう
- 「ありがとう」と言おう
- ほめちぎろう
- きちんと評価しよう
- 聞き上手になろう
◆対人関係の黄金律
自分が受けた施しを、他人にも与える。
別の言い方をすると、「自分がしてほしいことを、他人にしてあげる」。
◆感情的になる時間と論理的なる時間の比率は?
正解は「100%感情的」だ。
人は感情で決断を下し、論理で理由づけをする。
いつでも、先にくるのは感情である。
◆時間の感覚を改める
時間管理こそが人生の「太陽」であり、その他の事象はすべて、時間の使い方という軌道に乗った「惑星」のようなものである。
時間管理の質を上げれば、人生の質を上げることができる。
◆生産性を上げる公式
- 勤勉に働く
人より長時間、必死で働く。 - スピーディに働く
作業をスピードを上げ、手早く終える。 - 賢く働く
ひとつの仕事をするというのは、他の仕事をしないということだ。今やっている作業が、最重要の仕事でなくてはいけない。そうでなければ、より重要な仕事がおろそかになる。最悪の時間の使い方とは、不必要な仕事をきっちりやることである。 - 特技を活かして働く
- 効率よく働く
- 仕事の質を上げる
- 仕事の準備をする
◆意識を集中させる4つの質問
- 付加価値の高い活動とは?
あなたが日々、職場で接するなかで、もっとも重要な仕事は何か? - 自分にしかできないことは?
わたしにできること、わたしにしかできないことで、もしうまくやれば、大きな違いを出せる仕事はあるか? - たったひとつ選ぶとしたら?
一日中たったひとつの仕事に集中できるとしたら、どの仕事を選べは一番会社に貢献できるだろうか? - 理想的な時間の使い方とは?
現時点で、わたしにとって一番うまい時間の使い方は?
まとめると、人が成功するのは、目の前にある仕事のなかから、投資効率のもっとも高い仕事をひとつ選んで、とことん打ち込んできたからである。
◆紙の前で考える
考え、プランを立て、頭を整理するときは、必ず手にペンを持つ。
メモをとりながらだと頭がすっきりするし、考えがまとまりやすい。
◆能力の高い人と低い人の違いを、
たったひとつ挙げるなら、それは「習慣」である。
高い能力を備え、成功を手にした人は、自己鍛錬に時間をかけ、常に前進する習慣を身につけている。
◆タネまきと刈り取りの法則
タネをまいたものは、必ず刈り取られる。
この法則を仕事にあてはめると、「すべての投資、他人への奉仕は、いずれあなたのもとへ返ってくる」。
この「タネまきと刈り取り」の法則には、決まった順序がある。
まず最初にタネをまく。次に刈り取る。
まったくタネをまかずに、刈り取ろうとする人は意外と多い。
見返りを期待せずに尽くせば尽くすほど、思わぬところで報われる。
利益回収より投資に力を入れ、刈り取るよりも多くタネをまき、おまけのひとふんばりを心がけ、給与より余分に働く習慣をつける。
◆21世紀に重要視される唯一のスキルは、
新しいスキルを学ぶスキルである。それ以外はすべて、時間とともにすたれていく。
by ピーター・ドラッカー
◆3年から5年後しの計画を立て、
トップに君臨するために必要なスキルと能力を割り出す。
自分が属する業界の傾向は?
現在、業界きっての高額所得者が備えているスキルは?
業界の今後はどんな様子か、そして3年から5年後、自分が高所得になっているためには、何に秀でていればいいか?
◆大幅に成長できる2つの習慣
- 他人よりも多く働く
通常の勤務時間とはあくまでも平均的な社員のためのものである。仕事が8時30分に始まるとしたら、8時には会社にいて、フル稼働しているよう心がける。もちろん日中は一生懸命働く。勤務時間が午後5時までなら、5時30分か6時、できればもっと遅くまで仕事する。他人より早い時刻に始め、必死で働き、残業するという単純な行為によって、あなたの生産性は50%から100%もアップする。 - 仕事を完全に掌握したと思ったら、ボスのところへ行って「もっと責任を」ふやして欲しいと頼む
今の仕事が大好きで、もっと会社に貢献したいと伝えよう。高い賃金や注目を求めるのではなく、ただ責任を増やして欲しいと頼む。
◆定期的にゼロベース思考で試みる
ゼロベース思考では、今までに下してきた判断すべてを、定期的に振り返り、自分に問うてみる。
「もし、現時点の知識をもったまま過去に戻れるとしたら、今やっていることのうちいくつかは、足を踏み入れずにすんだだろうか?」
この質問を、人生のあらゆる側面、なかでも仕事面にあてはめてみる。
地位、キャリア、そして現在の状況。
もし今の仕事をしていなかったら、どんな展開が待ち受けているかを知りつつ、もう一度同じ地点に立とうとするだろうか?
◆過去は無視して未来に集中
会計の世界には「埋没費用」という概念がある。
過去に発生した、回収不能の費用のことである。
キャリアにも埋没費用がある。
何年もかけて教育を受けたり、特定の分野で経験を積んだ経験がないだろうか。
しかし、市場の変化で、せっかくの投資も水の泡。
あなたを雇い、高給を約束してくれる会社はどこにもなくなる。
◆理想の職業
仕事には4つのタイプがある。
- 学ぶのも従事するのも難しい仕事
会計士や簿記係など、人に生まれつきそなわっていないスキルを使う仕事。 - 学ぶのは難しいが、軌道に乗ってしまえば簡単な仕事
タイピスト、飛行機のパイロットなどがこれにあたる。 - 学ぶのは簡単だが、実際に始めると大変な仕事
土木工事などの肉体労働が含まれる。肉体的につらい仕事は、覚えるのはラクだが、現場に出てからが大変で、長年続けてもそれは変わらない。 - 学ぶのも続けるのも苦にならない仕事
あなた本来の才能を活かせる仕事。このタイプの仕事についたとき、あなたは一番いい成績を挙げられるし、高い報酬を得られる。このタイプの仕事が、仕事面での成功につながる。
◆人の上に立ちたくば、人の下で仕えることを覚えよ by 孔子
◆運に頼らない
希望は戦略ではない。
願望も戦略ではない。
念入りな計画と整理、保証の組み合わせだけが、あなたの財産を守る戦略になる。
◆億万長者になるための考え方➡くさび理論
「パーキンソンの法則」とは、支出は収入に比例して増えるという法則である。ほとんどの人は、この法則に従って暮らしているので収入が増えてもお金持ちにはならない。このような人は「くさび理論」でお金持ちになれる。
「くさび理論」とは、現在の生活水準を劣化させないで、収入が増えるたびに、そのうち50%を貯蓄するという理論である。たとえば、月収30万円の人が副収入で5万円増えたら50%の2.5万円を入金専用の銀行口座(経済的自立口座と呼ぶ)に貯金する
◆億万長者は月に20時間から30時間を
財政について考え、学び、プランを立てる。
◆億万長者の最大の習慣
それは「倹約」である。
裕福な人ほど、10円でも1円でも粗末に扱わない。
車を買うときも、新車ではなく中古を買う。
収入の少なくとも10%を貯蓄する。
残りの90%で生活する。
銀行に「経済的自立」という入金専用の口座をつくる。
※最低限の生活費を稼げない人は、生活費を稼ぐことが最優先になる。
◆大富豪の考え方を真似る
◆一番大事なことは「行動」することである
読んだり学んだりする内容ではなく、あなたがとる行動。
◆成功者と失敗者の決定的な違いは、
「主導権をとる習慣の有無」である。
◆継続的な学習3ステップ(読書、セミナー、オーディオプログラム)
- 毎日読書する
毎朝早起きして、30分から60分、自分の専門分野に関する本を読む。1日30分から60分読書すれば1週間に1冊、1年で52冊読める。アンダーラインを引き、メモをとる。吸収した内容を、毎日の仕事にどう生かせるかを考える。日中は常に、頭に入れた内容をより効果的に使う方法を考える。夕方は、新たに得た知識とスキルを使って1日を振り返り、どの程度の成果と前進が得られかを検討する。心理学の法則「ホーソン効果」を活用する。 - エキスパートに学ぶ
可能なかぎりたくさんのセミナーや講義に参加する。自分の専門分野で上位10%になれるように時間を投資する。少なくとも年に4つセミナーに参加することを習慣にする。 - 通勤などの隙間時間で学ぶ
車の運転中、散歩中などの時間を利用して、オーディオプログラムを聴く。車の移動中にオーディオプログラムを聴くだけで大学を修了するに等しい知識が得られる。
◆日々の目標を設定する
ノートに自分の目標を10から15、現在形で書く。
すでに実現できたように書く。
目標を書くときは、「これから数ヶ月で減量しよう」ではなく、「○月○日(日付)に、私の体重が○○キロまで落ちる」が正しい。
また、「来年はもっと収入を増やそう」ではなく「○月○日の私は○○円稼いでいる」が正しい。
◆目標設定の7つのステップ
- 特定の分野で、すばり何をしたいかを決め、はっきりと詳しく書き出す。
具体的にかつ要点をおさえる。 - 目標達成の期限を設ける。
大きな目標は、細かく区切って、それぞれの締め切りを設けておく。 - 目標達成のためにやるべきことを、残らずリストアップする。
- 行動リストを整理してプランに仕上げる。
優先順位と作業順序、このふたつの要素を軸にして組み立てていく。優先順位を決めるときは、「80:20の法則」を適用する。 - 目標達成の進捗に障害や限界を認識しておく。
行く手を阻む最大の拘束力や限界が何かをつきとめたら、ひとまずその障害物を取り除くことに専念する。例:お金、スキルなど… - 目標を設定し、プランを立て、最大の障害を見極めたらすぐに、なんらかのアクションを起こして前へ進む。
- 目標に向かって自分の背中を押してくれるような行為を日課にする。
毎朝早起きして、1日の予定を立てた後、何でもいいから、自分を目標達成に向けて一歩前進させてくれるようなことをやる習慣をつける。
◆未来について考える
自分にこう言い聞かせる。
「わたしは将来的にどういう人間になって、何を手に入れて、どんなことをしたいのか?」
まずは「未来から逆算する」式の思考を習慣化する。
望みどおりの未来を迎えるために、現在の私は何をすればいいのか?
◆自分が望むものを考える
楽観の習慣をつけるには、思考や発言を、自分の望みに集中させ、望まないものを心から締め出す。
自分にとって大切な目標を達成するために、とりあえず何ができるかをたえず考えることで、
楽観主義者になれる。
◆楽観主義者になる
人は、頭の中で日夜思い描えている人物になる。
それには、「自分が何が欲しいか、それをどうやって手に入れるか」を寝食を忘れるくらい継続して考える。
◆習慣をつくる7つのステップ
- 心を決める
新しい習慣に100%入れ込む決意をする。 - 例外を認めない
新しい習慣をつくる段階で、例外を認めてはいけない。朝6時に起きると決めたら、1日もさぼらず、自動的に6時起きられるようになるまで、みずからを鍛える - 他人に伝える
周囲の人たちに、これこれの行為を習慣にするつもりだと宣言する。 - 自分の姿を思い浮かべる
自分の行動を、心の眼で見つめてみる。自分がすでに習慣を身につけたかのようにふるまう。 - 主張してみる
何度も繰り返し自分に言い聞かせる。 - 継続は力なり
新しい習慣が体になじんで、欠かすと落ち着かない状態になるまで決まった行動を繰り返す。 - 自分のご褒美
新しい習慣を習得したら、自分のご褒美をあげるのを忘れない。
◆思考➡目的➡行動➡習慣➡性格➡運命
思考は目的につながる。
目的は行動へと発展する。
行動は習慣を形成する。
習慣は性格を固める。
そして、性格が人の運命を決める。
◆能力を100%発揮する4つの法則!
あなたの能力をフルに発揮させるために欠かせない心の法則が4つある。
- 習慣の法則
「何度も繰り返していれば、いずれは新しい習慣になる」というものだ。どんな思考も行動も、ある程度頻繁に、長い間繰り返せば、習慣になる。 - 感情の法則
「あなたがとる行動はすべて、ポジティブないしネガティブな感情の動きに刺激されて起きている。」感情はキャンプファイヤーに似ている。火を燃やし続けるためには、薪をくべ続けなければならない。燃料の投入をやめると、炎はやがて消えてしまう。あなたが日夜考えていることは、キャンプファイヤーにくべる薪だ。日夜、自分が欲しいものを思い浮かべ、手に入れる方法をあれこれ思案する。そうすれば、あなたの脳は、設定した目標に向けてぐんぐん焦点を絞っていく。 - 集中の法則
「何でもじっくり考えれば、人生の中で大きな割合を占めるまでに育つ」。別の言葉で言えば、何でも日夜考えていれば増幅するということだ。 - 潜在意識の活動の法則
「人の潜在意識は、意識から送り込まれた思考、プラン、目標のすべてを受け入れ、目標が現実のものとなるように、その人の考え方や振る舞いを調整する」というものだ。はっきり意識して何度も何度も繰り返された思考や目標は、やがて潜在意識に受け入れられる。すると潜在意識は24時間体制で、目標達成のために、あなたの思考、発言、行動を調整していく。
◆成功に欠かせない習慣とは
人が何か目標をかかげたとき、諦めるまでにトライする回数は、平均何回くらいか?
1回未満である。
多くの人は1回もトライしないで諦めてしまう。
誰もがよりよい人生を送りたい、収入を増やしたい、今より昇進したいと望んでいるにもかかわらず、新たな目標が現れたとたん、自動的に「できない!」という反応を示す。
そして、なぜ不可能かという理由を探し始める。
幸福と成功にもっとも欠かせない習慣、それは自分に何度も「やろうと思えば何でもできる!」と言い聞かせ、信じ込むことである。
◆マスター・プログラム
あなたの自己概念は、潜在意識というコンピューターへの「マスター・プログラム」だ。
いわば、精神的オペレーディング・システムとして働く。
あなたが考え、感じ、経験し、決断したことはすべて、心のハードディスク(HD)に永久に保存される。
書き込まれた瞬間から、あなたの考え方、感じ方、ふるまい方に影響を与える。
自己概念は人生のあらゆる側面で、あなたの能力が発揮されるより一足先に現れて、予言者の役割を務める。
外面に出るあなたの行動は常に、内面で感じ、考えている内容と呼応し合っている。
したがって自己概念を理解すれば、心の法則が、なぜあなたの性格をこれほど大きく左右するのかが見えてくる。
◆心の法則
昔から、成功者は必ずといっていいほど、「自分が何を望むのか、どうすればそれが手に入るのか」を日夜考えている。
逆に成功と縁のない人が日夜考え、口にするのは、自分が何を望まないか、誰のせいで苦境に追い込まれたかなどだ。
だから望まざる要素、不幸のタネが雪だるま式に増えていく。
心の法則は公平だ。
日夜頭を離れない事柄は、いずれあなたの人生に入りこんでくる。
心理学者たちは幸福と不幸、成功と失敗、好調と不調のからくりを探り続けてきた。
彼らが導き出した答えをまとめると、こうなる。
「人の考え方や感じ方、行動はすべて、子ども時代に心に組み込まれたプログラムによって決まる。」
◆対応の法則
因果関係、コントロール、固定観念、期待、引き寄せ、そして対応、すべての心の法則を頭にいれたとき、偉大なる宇宙の原理を見出す。
すなわち、人は、頭の中で日夜思い描いている人物になる。
この広い宇宙のなかで、あなたが完全にコントールできるものがたっとひとつだけある。
あなた自身の「意識」だ。
あなたが日夜何を考えるかを決められるのはあなただけ。
しかも、幸運なことに、そのコントールひとつで、あなた自身の人生を形づくり、あなた自身の未来を方向づけできるのだ。
◆偉大なる法則
成功するためにもっとも重要なものは何か?
それは真似ることである。
成功をした人の真似をすれば、いずれは彼らと同じだけの成果を得られる。
行動を起こさなければ、成果は上がらない。
成功者の行動を、何度も何度もなぞれば、いずれは同じ結果が得られる。
これは幸運でも、チャンスでも、アクシデントでもない。
単なる法則である。
あなたがもし幸福に、あるいは健康に、金持に、有名に、前向きに、自信家になりたいなら、そうした恩恵に俗する人の助言を仰ぎ、同じことをすればよい。
同じ考え方、同じ感じ方、同じ行動を心がける。
そうすれば、あなたもいつか同じ成果を得られるはずだ。
奇跡でもなんでもない。
◆専門家とは
特定の分野において、ありとあらゆる失敗を経験してきた人のことをいう。
まずは、思考錯誤しながら、自分との対話をすすめることが肝要である。